チンクエ・テッレ

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世界遺産 ポルトヴェーネレ、チンクエ・テッレと小島群(パルマリア島ティーノ島ティネット島
イタリア
ヴェルナッツァ
ヴェルナッツァ
英名 Portovenere, Cinque Terre, and the Islands (Palmaria, Tino and Tinetto)
仏名 Portovenere, Cinque Terre et les îles (Palmaria, Tino et Tinetto)
面積 4689.25 ha
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (4), (5)
登録年 1997年
公式サイト ユネスコ本部(英語)
使用方法表示

チンクエ・テッレイタリア語: Cinque Terre)は、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指す。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコ世界遺産に登録されている。また、チンクエ・テッレはワインの産地としても知られる。

地理[編集]

イタリアにおけるリグリア州(朱)とラ・スペツィア県(赤)の位置

「チンクエ・テッレ」は、イタリア語で「5つの土地」という意味を持ち、"5 Terre" と表記されることもある。リグーリア州ラ・スペツィア市の西方に所在する、地中海リグリア海)に面した次の5つの集落の総称である。

  1. モンテロッソ・アル・マーレ (Monterosso al Mare) - 西北端
  2. ヴェルナッツァ (Vernazza)
  3. コルニリア (Corniglia)
  4. マナローラ (Manarola)
  5. リオマッジョーレ (Riomaggiore) - 東南端

行政上はラ・スペツィア県に属し、モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、リオマッジョーレの3つの基礎自治体(コムーネ)にまたがる。

5つの集落のうち最大の人口を有するのは東南端のリオマッジョーレ(1142人、2001年国勢調査時点[1])で、ラ・スペツィアから西へ7km、州都ジェノヴァから東南東へ72kmの距離にある。西北端のモンテロッソ・アル・マーレとの間は直線距離にして約8km隔たっている。

ともに世界遺産に登録されているポルトヴェーネレはリオマッジョーレから南東へ9kmほどの距離にあり、ポルトヴェーネレ沖合の小島群(パルマリア島、ティーノ島、ティネット島)ともども同じラ・スペツィア県内にある。

ラ・スペツィア県

登録基準[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
  • (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。

歴史・社会[編集]

マナローラ付近の海岸

チンクエ・テッレの村々は、11世紀に要塞都市として建設された。以後1000年にわたって、隣の村との往来は船で行われていた。陸路で孤立したこれらの村々には、今も往時の面影が色濃く残っている。

平地がなく、土地も痩せているチンクエ・テッレで、人々は急斜面の固い岩盤を砕いて石垣を築き、岩盤を砕いた際に出た砂を土壌にして畑を作った。数百年かけて築かれてきた石垣の総延長は、6700 km に及び、これは日本列島を往復できる距離である。

この痩せた土地に根付いた作物がブドウである。人々はこのブドウからワインを醸造して生活を成り立たせた。ブドウ畑を守る為には土台となる石垣の修復は欠かせない。古い石垣は雨と風の影響で崩れやすくなっているからである。ここで育つブドウは、あまりたくさんの実をつけない。しかし、そのぶん味が凝縮したコクのあるワインが産まれた。それは古くからジェノヴァの商人によって、広く輸出されていた。

16世紀の古文書『ジェノヴァ年代記』(1537年)には「チンクエ・テッレは急斜面で不毛の土地ながら、人々が知恵を絞ってブドウを栽培し、ワインを作っている。多くの貴族、王子、王たちがそのワインをテーブルに置くことを大きな誇りにしている」と記されている。

施設[編集]

マナローラとリオマッジョーレの間をつなぐ約1キロ強の遊歩道(有料)。

産品[編集]

チンクエ・テッレのワイン

チンクエ・テッレのワイン (Cinque Terre DOCは、原産地呼称統制(DOC)の指定を受けている。

アクセス[編集]

鉄道[編集]

リグーリア海岸沿いを走る鉄道

チンクエ・テッレの海沿いの崖を縫うように、鉄道路線(ピサ=ラ・スペーツィア=ジェノヴァ線)が走っており、5つの集落にそれぞれ駅がある。ジェノヴァ駅からは約1時間半程度、ラ・スペツィア駅からは約十数分から約30分前後で到着する。

海路[編集]

参照[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

執筆の途中です この「チンクエ・テッレ」は、イタリアの地理関連の書きかけ項目です。この記事を加筆・訂正などして下さる協力者を求めています。(PJイタリア/P:イタリア