ヴァル・ドルチャ
| ヴァル・ドルチャ Val d'Orcia |
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| 国 | |
| 州 | |
| 県 | シエーナ |
| 主なコムーネ | カスティリオーネ・ドルチャ、モンタルチーノ、ピエンツァ、ラディコーファニ、サン・クイーリコ・ドルチャ |
| 川 | オルチャ川 |
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| 英名 | Val d'Orcia | ||
| 仏名 | Val d'Orcia | ||
| 登録区分 | 文化遺産 | ||
| 登録基準 | 文化遺産(4),(6) | ||
| 登録年 | 2004年 | ||
| 公式サイト | ユネスコ本部(英語) | ||
| 地図 | |||
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| 使用方法・表示 | |||
ヴァル・ドルチャ (Val d'Orcia) トスカーナ州シエナ県にある広い谷で、北東にはモンテ・アミアータとウンブリア州との州境がある。ヴァル・ドルチャとは、「オルチャの谷」と言う意味を表し、オルチャ渓谷とも訳される。
名前の元となったオルチャ川が中央を横切り、美しい風景が拡がり、中世に起源を持つ様々な街があり、その中の二つピエンツァとモンタルチーノは特筆に値する。
元はシエナの領土であった。粘土質の土壌のため耕作に向かない土地だったが、約300年に渡る土壌改良の結果、現在のような田園風景が誕生した。現在はワイン用の葡萄栽培が盛んである。
また、渓谷を横断する道は中世にローマやエルサレムへの主要な巡礼路として使われ、多くの巡礼者や商人たちが行き交った。
ヴァル・ドルチャに含まれているコムーネは、カスティリオーネ・ドルチャ、モンタルチーノ、ピエンツァ、ラディコーファニ、サン・クイーリコ・ドルチャである。他の重要な町はモンティッキエッロ、バーニョ・ヴィニョーニ、モンテネーロ・ドルチャとモンテジョーヴィである。
多くの農事業者や農家、要塞、塔などが分散して、離れ離れになって静かなこの場所にある。
特徴的な木は道の両側に等間隔に植えられた糸杉(由来は不明)。名産は「ペコリーノ・ディ・ピエンツァ」と「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」。
[編集] 世界遺産
谷は重要な「自然、芸術、文化」公園にもなっており、すばらしい景観と、多くのルネサンスの芸術家により伝播された注目に値する芸術の保存のために2004年7月2日よりユネスコの世界遺産として認められた。
[編集] 登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- (6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
[編集] 写真集
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ピエンツァ付近の田舎の風景
