ステファノ・コレッティ

Stefano Coletti
基本情報
国籍	Monegasque
生年月日	(1989-04-06) 1989年4月6日（35歳）
出身地	La Colle, Monaco
European Le Mans Series – LMP2での経歴
デビュー	2016
所属	SMP Racing
車番	32
出走回数	6
優勝回数	0
ポールポジション	0
ファステストラップ	0
シリーズ最高順位	3rd (2016)
過去参加シリーズ
2015 2011 2010 2009, 2011–14 2009–10 2008–09 2007 2006–07 2006 2005–06	IndyCar Series GP2 Asia Series GP3 Series GP2 Series Formula Renault 3.5 Series Formula 3 Euro Series Italian Formula Renault 2.0 Eurocup Formula Renault 2.0 Formula BMW USA Formula BMW ADAC

ステファノ・コレッティ（Stefano Coletti、1989年4月6日 - ）は、ヨーロピアン・ル・マンシリーズでSMPレーシングに参戦するモナコのプロレーシングドライバー。彼はルイ・シロン（1931）以来、モナコレースに勝利した最初のモナコドライバーでもある。妹のアレクサンドラ・コレッティはアルペンスキーヤーである。

キャリア

カート

モナコのラコルで生まれたコレッティは、シングルシーターレースに移る前に、カートで成功を修め、2003年にはイタリアンオープンマスターズのICAジュニア部門で準優勝し、2004年にはアンドレアマルグッティトロフィーと欧州選手権のICAジュニアタイトルを獲得した。

フォーミュラBMW

2005年、コレッティはフォーミュラに昇格し、アイフェラントレーシングに参加して、フォーミュラ・BMW ADACに出場し、18位でフィニッシュした。バーレーンで開催されたASLチームミュッケモータースポーツのフォーミュラBMWワールドファイナルにも参加し、25位でフィニッシュした。

彼は2006年もこのレースに継続して参戦し、1回の勝利を含む4回の表彰台を獲得し、7位でフィニッシュした。また、フォーミュラBMW USAの4つのレースに参加し、チャンピオンシップの大部分を逃したにもかかわらず、そのうちの3つを獲得してシーズンを5位で終えた。コレッティは、サーキットリカルドトルモで開催されたフォーミュラBMWワールドファイナルに再び出場し、ミカマキとレース優勝者のクリスチャン・ベアトリスに次ぐ3位でフィニッシュした。

フォーミュラ・ルノー

2006年8月、コレッティはユーロカップフォーミュラルノー2.0シリーズでデビューし、クラムコンペティションチームとモトパークアカデミーチームからドライブしたが、参加した6つのレースのいずれでもポイントを獲得することは出来なかった。

2007年、彼はスペインのイプシロンに加わり、ユーロカップとイタリアのフォーミュラルノー2.0の両方に出場した。フンガロリングとさらに2つの表彰台で優勝した後、ユーロカップで4位に終わり、イタリアのシリーズでは2勝を挙げた。 –両方ともミサノ –10位で終了した。

フォーミュラ3

ホッケンハイムで開催された2008年フォーミュラ3ユーロシリーズのオープニングラウンドに出場するコレッティ。

コレッティは2008年シーズンのフォーミュラ3ユーロシリーズに昇格し、フランスのシグネチャープラスチームに加わる。レッドブルドライバーデベロップメントスキームから脱落した後、最初の4レース後にチームを去った。コレッティは、プレマパワーチームに加わる前に、ポーでのシリーズの次のラウンドを逃した。プレマパワーチームは、シーズンの残りの間一緒にいた。彼は4位という最高のレース結果を出し、20位で1年を終えた。また、マスターズオブフォーミュラ3とマカオグランプリの非チャンピオンシップレースにも参加したが、両方のイベントから引退した。

2009年1月、プレマはコレッティが2009年シーズンもチームに残ることを発表した。ホッケンハイムでの最初のラウンドで、コレッティはシーズンのオープニングレースに勝つ前に、グリッドの最前列で予選を通過した。翌月、コレッティは開催されたフォーミュラ3イベントのマスターズに参加したザントフォールトの後ろに、第三位でレースを終了する前に4位で予選、フィンランドミカ・マキとレースの勝者バルテッリ・ボッタスがつけた。

ノリスリンクでの最初のレースの後、物議を醸す事件に巻き込まれた。コレッティはチャンピオンシップで3位になり、レース優勝者のジュール・ビアンキと交代した。コレッティはビアンキが彼に「悪い言葉」を言ったと感じ、 ARTグランプリのドライバー兼チャンピオンシップリーダーを襲った。その後、コレッティは3位を奪われ、残りの会議から除外された。オシャースレーベンラウンド後にポイントを獲得できず、チャンピオンシップで10位でフィニッシュした。

フォーミュラ・ルノー3.5シリーズ

2008年11月、コレッティはフォーミュラルノー3.5シリーズ機械を初めてサンプリングし、元GP2シリーズドライバーのアンディ・スーセックと一緒にバレンシアでRCモータースポーツのテストを行った。 2009年5月15日、コレッティは、フランキープロベンツァーノに代わって、2009年フォーミュラルノー3.5シリーズのモナコラウンドでプレマパワーチームに参戦することが発表された。彼は元々11位でフィニッシュしたが、マルコ・バルバが25秒のペナルティを受けた後、コレッティは10位で最終ポイントポジションに昇格した。

コレッティは2010年にフルシーズンシリーズに復帰し、コムテックレーシングでグレッグ・マンセルと一緒にドライブした。彼はチャンピオンシップで6位に向かう途中で5回の表彰台を獲得した。

GP3シリーズ

コレッティはまた、チャンピオンシップの最初のラウンドの後にダニエル・ジュンカデラに代わって、テック1レーシングGP3シリーズの14レースに出場。彼のチームメイトは、ドル・セケラリウ、ジャン・エリック・ベルニュ、ジム・プラ、そして戻ってきたジュンカデラであった。コレッティは9位で終え、チームのドライバーの中では最上位につけた。

GP2シリーズ

シルバーストンでの2014GP2シリーズラウンド中のコレッティ。

デュランゴのダヴィデ・ヴァルセッキに代わって、バレンシアでGP2デビューを果たした。彼はシリーズの最初のミーティングで3回のドライブスルーペナルティを受けた。レース1では、スタートをジャンプするために1つ、ピットレーン出口で白い線を越えるために1つを受け取り、レースからリタイアした。レース2では、彼はグリッドでストールし、ピットレーンではなくグリッドからスタートしたことでペナルティを受けた。彼はこのペナルティを受ける前にダニ・クロスと衝突した。彼の3回目のGP2レースでは、 スパ・フランコルシャンで、コレッティが2周を残して激しくクラッシュし、セーフティカー条件下でレースを終了した。彼は圧縮された椎骨と小さな打撲傷で済んだが、彼の車のモノコックが衝撃によって取り消されたため、翌日のスプリントレースを逃した。彼はまた、怪我のためにF3ユーロシリーズのブランズハッチラウンドを逃した。彼はモンツァでGP2に戻る予定だったが、木曜日の精査中に繰り返し痛みがあったために引き抜かれた。

コレッティは2011年にGP2に戻り、ロドルフォ・ゴンザレスと一緒にトライデントレーシングに出場した。アジアシリーズでのスプリントレースでドライバーズランキング4位に躍り出て優勝。彼はまた、イスタンブールパークで開催された第1ラウンドのスプリントレースで優勝し、メインシリーズを強力に開始した。ハンガリーでのスプリントレースで優勝した後、彼はスパフランコルシャンでのフィーチャーレース中に激しく墜落し、同様の、しかしより軽微な怪我を負った。2年後に、2回の脊椎圧迫骨折を負う。その結果、彼はシーズンの残りを逃した。彼の席は同胞のステファン・リチェルミが取った。

2015年にソノマレースウェイで練習中のコレッティ。

2015インディアナポリス500でのコレッティ

彼の怪我は治り、コレッティはファビオオニディと一緒にスクーデリアコロニと共に2012年シーズンのGP2に戻ったが、チャンピオンシップの10ラウンドの後、1回の表彰台を獲得してチャンピオンシップで14位になり、相互の同意を得てチームを去った。彼はダニエル・デ・ジョンに代わって、チャンピオンシップの最終ラウンドのためにすぐにラパックスチームに加わった。彼は残りの4レースのうち3レースでポイントを獲得し、リオハリアントの上で最終チャンピオンシップポジションの13位に浮上した。

レース記録

フォーミュラ3ユーロシリーズ

Year	Entrant	Chassis	Engine	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	DC	Points
2008	Signature-Plus	Dallara F308/011	Volkswagen	HOC 1 18	HOC 2 21	MUG 1 21	MUG 2 11	PAU 1	PAU 2															20th	6.5
	Prema Powerteam	Dallara F308/047	Mercedes							NOR 1 11	NOR 2 6	ZAN 1 19	ZAN 2 Ret	NÜR 1 9	NÜR 2 Ret	BRH 1 19	BRH 2 25	CAT 1 15	CAT 2 Ret	LMS 1 19	LMS 2 9	HOC 1 4	HOC 2 Ret
2009	Prema Powerteam	Dallara F309/014	Mercedes	HOC 1 1	HOC 2 5	LAU 1 15	LAU 2 23	NOR 1 DSQ	NOR 2 EX	ZAN 1 Ret	ZAN 2 12	OSC 1 7	OSC 2 2	NÜR 1 9	NÜR 2 10	BRH 1	BRH 2	CAT 1 Ret	CAT 2 15	DIJ 1 21	DIJ 2 Ret	HOC 1 10	HOC 2 9	10th	19

フォーミュラ・ルノー3.5シリーズ

Year	Team	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	Pos	Points
2009	Prema Powerteam	CAT 1	CAT 2	SPA 1	SPA 2	MON 1 10	HUN 1	HUN 2	SIL 1	SIL 2	BUG 1	BUG 2	ALG 1	ALG 2	NÜR 1	NÜR 2	ALC 1	ALC 2	28th	1
2010	Comtec Racing	ALC 1 Ret	ALC 2 13	SPA 1 3	SPA 2 3	MON 1 5	BRN 1 9	BRN 2 12	MAG 1 3	MAG 2 7	HUN 1 Ret	HUN 2 10	HOC 1 7	HOC 2 2	SIL 1 3	SIL 2 12	CAT 1 10	CAT 2 5	6th	76

GP2シリーズ

Year	Entrant	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	23	24	DC	Points
2009	Durango	CAT FEA	CAT SPR	MON FEA	MON SPR	IST FEA	IST SPR	SIL FEA	SIL SPR	NÜR FEA	NÜR SPR	HUN FEA	HUN SPR	VAL FEA Ret	VAL SPR Ret	SPA FEA 12†	SPA SPR DNS	MNZ FEA	MNZ SPR	ALG FEA	ALG SPR					25th	0
2011	Trident Racing	IST FEA 5	IST SPR 1	CAT FEA 10	CAT SPR 20†	MON FEA 5	MON SPR Ret	VAL FEA 17	VAL SPR 19†	SIL FEA 7	SIL SPR 22	NÜR FEA Ret	NÜR SPR Ret	HUN FEA 21	HUN SPR 1	SPA FEA Ret	SPA SPR DNS	MNZ FEA	MNZ SPR							11th	22
2012	Scuderia Coloni	SEP FEA 5	SEP SPR 23†	BHR1 FEA Ret	BHR1 SPR 23†	BHR2 FEA 21	BHR2 SPR 18	CAT FEA 3	CAT SPR 8	MON FEA 10	MON SPR Ret	VAL FEA 9	VAL SPR Ret	SIL FEA Ret	SIL SPR Ret	HOC FEA 20	HOC SPR 19	HUN FEA 10	HUN SPR 9	SPA FEA 20†	SPA SPR 8					13th	50
	Rapax																					MNZ FEA 8	MNZ SPR 4	MRN FEA 13	MRN SPR 8
2013	Rapax	SEP FEA 3	SEP SPR 1	BHR FEA 2	BHR SPR 3	CAT FEA 4	CAT SPR 1	MON FEA 6	MON SPR 1	SIL FEA 21†	SIL SPR 10	NÜR FEA 3	NÜR SPR 19	HUN FEA 16	HUN SPR 20†	SPA FEA 13	SPA SPR 23	MNZ FEA Ret	MNZ SPR 13	MRN FEA 12	MRN SPR 24	YMC FEA 20†	YMC SPR 9			5th	135
2014	Racing Engineering	BHR FEA 4	BHR SPR 23	CAT FEA 16	CAT SPR 8	MON FEA Ret	MON SPR 9	RBR FEA 4	RBR SPR 2	SIL FEA 4	SIL SPR 2	HOC FEA 4	HOC SPR 1	HUN FEA 18	HUN SPR Ret	SPA FEA Ret	SPA SPR 7	MNZ FEA 9	MNZ SPR 2	SOC FEA Ret	SOC SPR 8	YMC FEA 7	YMC SPR 1			6th	136

†ドライバーはレースを終了しなかったが、レース距離の90％以上を完了したと分類された。

GP2アジアシリーズ

Year	Entrant	1	2	3	4	DC	Points
2011	Trident Racing	YMC FEA 8	YMC SPR 1	IMO FEA 5	IMO SPR Ret	4th	11

完全なGP3シリーズの結果

Year	Entrant	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	DC	Points
2010	Tech 1 Racing	CAT FEA	CAT SPR	IST FEA 24	IST SPR 14	VAL FEA 10	VAL SPR 6	SIL FEA 10	SIL SPR Ret	HOC FEA 5	HOC SPR 3	HUN FEA 3	HUN SPR 4	SPA FEA Ret	SPA SPR 24	MNZ FEA 16	MNZ SPR 20	9th	18

インディカーシリーズ

Year	Team	Chassis	Engine	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	Rank	Points
2015	KV Racing Technology	Dallara DW12	Chevrolet	STP 20	NLA 17	LBH 23	ALA 19	IMS 8	INDY 25	DET 15	DET 16	TXS 19	TOR 23	FON 12	MIL 20	IOW 20	MDO 19	POC 24	SNM 17	19th	203

ヨーロピアンルマンシリーズ

Year	Entrant	Class	Chassis	Engine	1	2	3	4	5	6	Rank	Points
2016	SMP Racing	LMP2	BR Engineering BR01	Nissan VK45DE 4.5 L V8	SIL 2	IMO 4	RBR 4	LEC 2	SPA 6	EST 3	3rd	83

FIAフォーミュラ2チャンピオンシップ

Year	Entrant	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	16	17	18	19	20	21	22	DC	Points
2017	Campos Racing	BHR FEA 16	BHR SPR 15	CAT FEA	CAT SPR	MON FEA	MON SPR	BAK FEA	BAK SPR	RBR FEA	RBR SPR	SIL FEA	SIL SPR	HUN FEA	HUN SPR	SPA FEA	SPA SPR	MNZ FEA	MNZ SPR	JER FEA	JER SPR	YMC FEA	YMC SPR	27th	0