ヤス・マリーナ・サーキット

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ヤス・マリーナ・サーキット
概要
所在地 アラブ首長国連邦 アブダビ ヤス島
主なイベント F1 アブダビグランプリFIA GT選手権
コース設計者 ヘルマン・ティルケ
F1
Circuit Yas-Island.svg
使用期間 2009 -
コース長 5.554km
コーナー数 20
ラップレコード  1分40秒279 (2009)
ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル
レッドブル・ルノーF1
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ヤス・マリーナ・サーキットYas Marina Circuit)は、アラブ首長国連邦の首長国、アブダビヤス島にあるモータースポーツサーキット

概要[編集]

サーキットの建設はアルダー・プロパティズが行っている大規模なリゾート開発計画の一環として行われた。設計者はヘルマン・ティルケ。当初はコースの一部にマリーナ沿いの公道を使用する予定であったが、この計画は廃止されて完全なトラック型のサーキットを建設することとなった。ターン18から19にかけては、隣接するヤス・マリーナ・ホテルの建物の下を通過するというユニークな設計となっている。

全長は5.554kmでコーナー数は21となっている。ピットレーンは、入口では右へ分流し、ストレート右側にピットが配置されているが、その後サーキット本線を地下し、合流は左からという特異な構造になっている。7コーナーのヘアピン観客席の向こうには、屋内テーマパークフェラーリ・ワールド」の巨大な屋根がある。

約1.2kmのバックストレートも大きな特徴であり、これは2009年にF1のレースが行われたコースの中では最長である。だが終盤のセクター3は低速コーナーが延々と続く区間であり、F1における平均時速は200kmほどである。平均速度は低速サーキットとして名高いハンガロリンクと同等である。選択式シケインやショートカットルートが多数配置されており、あらゆるレイアウトを利用する事ができる。

新素材の衝撃吸収材が使用されているため、近年完成したサーキットの中ではランオフが非常に狭いのも特徴である。そのため全体的にスタンドと客席が近くコンパクトな形になっている。ランオフ部分のターマックはポールリカール同様、黒と水色のストライプ模様の舗装となっている。

F1の開催は2007年のアブダビF1フェスティバルの中で発表され、2009年のF1世界選手権の最終戦としてアブダビグランプリが現地時間の午後5時スタートという世界初のトワイライトレースとして行われた。中東地域で行われるのはバーレーンGPに次いで2箇所目となる。トワイライトレース用として、コース全域に照明設備が設置されている。

評価[編集]

2本のロングストレートを備えているにも関わらず、オーバーテイクが難しいサーキットのひとつと言われる。2010年アブダビGPではチャンピオン決定戦として注目されながら、バトルシーンの少ない行列レースに終始して不興を買った。2011年に向けてコースレイアウトの変更も検討されたが、DRSの導入によりオーバーテイクが容易になったため見送られた[1]。しかし2つのDRSゾーンが連続しているため、2つめのストレートでオーバーテイクをし返されてしまうシーンが多々見られた。

出典[編集]

関連項目[編集]

座標: 北緯24度28分12.88秒 東経54度36分21.87秒 / 北緯24.4702444度 東経54.6060750度 / 24.4702444; 54.6060750

外部リンク[編集]