ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク
| ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク |
|
|---|---|
| ブータン国王 | |
ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク(2007年)
|
|
| 在位 | 2006年12月14日 - 在位中 |
| 戴冠 | 2008年11月6日、於タシチョ・ゾン |
| 全名 | ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク |
| 出生 | 1980年2月21日(33歳) |
| 配偶者 | ジェツン・ペマ・ワンチュク |
| 王朝 | ワンチュク王朝 |
| 父親 | ジグミ・シンゲ・ワンチュク |
| 母親 | ツェリン・ヤンドン |
| 宗教 | チベット仏教 |
ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク(ゾンカ語:
、ラテン文字表記:Jigme Khesar Namgyel Wangchuck、1980年2月21日 - )は、第5代ブータン国王。学位は政治学修士(オックスフォード大学モードリン・カレッジ)。名誉学位として慶應義塾大学及びタイ王国ランシット大学名誉博士号を保有。
ブータンで現行の20・50・1000ニュルタム紙幣に肖像が使用されている。
目次 |
経歴 [編集]
第4代国王ジグミ・シンゲ・ワンチュクと第3王妃(4人の妃は実の姉妹)との間の長男として誕生した。実の弟妹がそれぞれ1人ずつ、異母弟が3人、異母姉が1人と異母妹が3人いる。
ブータンで基礎教育を受けた後、アメリカ合衆国マサチューセッツ州のフィリップス・アカデミー、クッシング・アカデミー、ウィートン・カレッジに学び、イギリスのオックスフォード大学のモードリン・カレッジにも留学しており、同大より政治学修士号を取得している。父王と同様にインドへの留学経験もある。
ブータンの王子として、2006年6月12日から13日にかけてタイのバンコクを訪問し、ラーマ9世国王の在位60周年式典に25ヶ国の王族と共に出席した。端正な容姿と気さくな振舞いでタイ女性の間で人気となり、王子が去った後もタイの新聞社は数週間に渡って彼を「理想の男性」と呼んで、王子に関する毎日の話題や写真とブータンの観光に関する記事を掲載した。また、タイでは彼の写真集も発売されている。
Assumption大学のABAC世論調査センターが募った投票では、今回タイを訪問した王族の中では彼が最も有名であるという結果が出たが、一部からこのような投票はタイ国王に関する荘厳な儀式を軽んじるものだと考えられた事から、ABACセンターのディレクター(Nophadol Kanika)は、結果の公表から数時間後にこれを取り消した。
タイのインターネットフォーラムPantip.comへの訪問者は、王子についての投稿でウェブサイトを溢れさせた。未知の女性と彼の写真が投稿され、タイの日刊紙は後で写真を特集したが、タイの捜査機関はその写真がプライバシーの侵害であると判断し、何人であっても将来それを頒布した者は起訴するとしている。
2006年11月、チェンマイで行われた国際園芸博訪問のため、タイを再訪。その際にランシット大学から名誉学位を受けている。
ジグミ・シンゲ・ワンチュク国王は、2008年に譲位をする意向を2005年に示していたが、より早い2006年12月14日に退位した。これを受けて同日に国王として即位し、2008年11月6日に戴冠式が行われた。本来は2008年に行われるブータン初の総選挙にともなって譲位される予定であったが、前倒しになった理由について前国王は「彼に十分な統治経験を積ませるために早期の譲位を決断した」とのことだと国王の側近がBBCに語った。
2011年5月20日、平民ながらも遠縁の女性ジェツン・ペマと同年10月に結婚予定と発表[1][2]、10月13日にプナカで結婚式を挙げた[3]。結婚後の最初の外遊では王妃とともに日本を訪問。2011年11月15日に東京で国賓として待遇を受けたあと、17日午前に港区の慶應義塾大学を訪問し、清家篤塾長から名誉博士号の贈呈を受け、三田演説館で講演を行った[4]。その後の午後に国会の衆議院本会議場で演説を行う。その足で、当時すでに2年の柔道経験があり、かねてよりブータン国民子女の教育に柔道を取り入れようと考えていた国王は柔道の本場講道館を訪問、子供の稽古風景やオリンピック金メダリストをはじめとする日本選手の技の披露を鑑賞し、館長から講道館柔道初段の贈呈を受ける(講道館は他の格闘技にありがちな名誉段位制度を持たないので、国王の初段は試合等で獲得した一般稽古者の初段と全く同一のものである。)。このほか、東日本大震災の被災地のひとつ福島県訪問。さらに京都を訪問し鹿苑寺を参拝した。
学歴 [編集]
- ヤンチェンプ高校
- クシング・アカデミー - 米国マサチューセッツ州
- ウィートン・カレッジ - 米国マサチューセッツ州
- オックスフォード大学モードリン・カレッジ - 英国
- オックスフォード大学(政治国際関係学部) - 英国
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ 31歳「ハンサム」国王が結婚へ=遠縁の一般女性と10月-ブータン
- ^ (Bhutan) 31-year-old King Jigme Khesar Namgyel Wangchuck to marry 20-year-old commoner Jetsun Pema in October (英語)
- ^ “新婚のブータン国王夫妻、国賓として訪日へ”. 読売新聞. (2011年10月13日) 2011年10月13日閲覧。
- ^ “ブータン国王 学生たちに語る”. NHK. (2011年11月17日) 2011年11月18日閲覧。
外部リンク [編集]
|
ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク
1980年2月21日 |
||
| 爵位 | ||
|---|---|---|
| 先代: ジグミ・シンゲ・ワンチュク |
第5代:2006 - |
次代: (在位) |