清家篤

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清家 篤
生誕 1954年4月11日(60歳)
研究機関 慶應義塾大学
研究分野 労働経済学
母校 慶應義塾大学
影響を
受けた人物
井原哲夫
西川俊作
受賞 日本労務学会研究奨励賞(1987年
冲永賞1992年
東京海上各務記念財団優秀図書賞(1994年
日経・経済図書文化賞2005年
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清家 篤(せいけ あつし、1954年(昭和29年)4月11日 - )は、日本の経済学者慶應義塾大学博士(商学))。第18代慶應義塾長(学校法人慶應義塾理事長 兼 慶應義塾大学長(2009年 - ) )。慶應義塾大学商学部教授 兼 商学研究科委員。専門は労働経済学内閣府経済社会総合研究所名誉所長

略歴

東京都生まれ。父は現代建築家東京工業大学名誉教授東京芸術大学名誉教授の清家清。祖父は機械工学者で旧制都立工業専門学校の初代校長・東京都立大学工学部長などを務めた清家正。祖父は本多庸一と親交がある。実家はクリスチャンの家系であることからミッションスクール青山学院中等部・高等部へ通う。慶應義塾大学へ進学し労働経済学に出会う。経済学者として労働市場の研究、特に高齢者の就業問題と社会保障問題について研究している。内閣府有識者会議座長・委員長、東日本大震災復興構想会議委員を歴任。

政策に対する姿勢としては高齢者を優遇する傾向にあり、清家が推進した65歳までの雇用義務化については「男性高齢正社員への偏った利益誘導だ」として城繁幸らに批判されている[1]

学歴

職歴

公職・その他

学会
政府

受賞歴

  • 日本労務学会研究奨励賞(『高齢者就業の趨勢と公的年金』、1987年(昭和62年))
  • 義塾賞(慶應義塾、1992年(平成4年))
  • 第7回冲永賞(労働問題リサーチセンター、1992年(平成4年))
  • 第17回労働関係図書優秀賞(日本労働研究機構、読売新聞、1994年(平成6年))
  • 東京海上各務記念財団優秀図書賞(『高齢化社会の労働市場-就業行動と公的年金』、1994年(平成6年))
  • 第48回日経・経済図書文化賞(日本経済新聞社、日本経済研究センター、2005年(平成17年))

主な著作

著書
  • 『高齢者の労働経済学』日本経済新聞社、1992年 ISBN 4532140927
  • 『仕事と暮らしの経済学』共著、岩波新書、1992年 ISBN 4000041754
  • 『高齢化社会の労働市場-就業行動と公的年金』東洋経済新報社 1993年、ISBN 449226048X
  • 『New Trends in Japan’s Labor Market 』 Foreign Press Center, 1997.
  • 『生涯現役社会の条件』中公新書、1998年 ISBN 4121014073
  • 『人事と組織の経済学』共訳、日本経済新聞社、1998年 ISBN 4532131618
  • 『年金制度改革の論点』共編著、社会生産性本部、2000年 ISBN 4883720802
  • 『定年破壊』講談社、2000年、ISBN 4062102056
  • 『生涯現役時代の雇用政策』編著、日本評論社、2001年 ISBN 453555272X
  • 『労働経済』東洋経済新報社、2002年 ISBN 978-4492815021
  • 『勝者の代償』翻訳、東洋経済新報社、2002年 ISBN 4492222235
  • 『子育て支援策の論点』編集、社会経済生産性本部生産性労働情報センター、2002年 ISBN 4883721574
  • 『生涯現役社会をめざして』日本放送出版協会、2003年 ISBN 4141890863
  • 『高齢者就業の経済学』共著、日本経済新聞社、2004年 ISBN 4532132827
  • 『先進5か国の年金改革と日本』共著、丸善プラネット、2005年 ISBN 4901689339
  • 『高齢社会日本の雇用政策』共訳、明石書店、2005年 ISBN 4750321249
  • 『超「団塊」』共著、宝島社、2005年 ISBN 4796648747
  • 『エイジフリー社会を生きる』NTT出版、2006年 ISBN 4757121709
  • 『団塊世代60年―どう生きてきたか』共著、生産性出版、2006年 ISBN 4820118323
  • 『エイジフリー社会』社会経済生産性本部生産性労働情報センター 2006年、ISBN 4883722589
論文
  • Readying Society for an Old-Aged Workers, JAPAN ECHO, April, 2005
  • Structural Reform and Employment in Japan, Journal of Japanese Trade & Industry, Vol. 21, No. 1, 2002
  • Beyond Lifetime Employment, The Geneva Papers, Vol. 26 No. 4, 2001
  • 「年齢差別禁止の経済分析」『日本労働研究雑誌』第43巻第1号,2001年
  • Labor Market Implications of Social Security: Company Pension Plans, Public Pensions, and Retirement Behavior of the Elderly in Japan, in Michael D. Hurd and Naohiro Yashiro eds., The Economic Effects of Aging in the United States and Japan, Chicago: The University of Chicago Press, 1997
  • 「高齢化社会の労働市場における高齢者の能力活用に関する研究」(早見均らと共著)『経済分析』第155号, 1997年

関連項目

脚注

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  1. ^ JCASTニュース『65歳定年の導入巡るNHK収録で城繁幸氏が慶応塾長に喧嘩うる』

外部リンク