アタック・オブ・ザ・キラー・トマト

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アタック・オブ・ザ・キラー・トマト
Attack of the Killer Tomatoes!
監督 ジョン・デ・ベロ
脚本 ジョン・デ・ベロ
コスタ・ディロン
J・スティーヴン・ピース
リック・ロックウェル
製作 ジョン・デ・ベロ
スティーヴ・ピース
マーク・L・ローゼン
出演者 デイヴィッド・ミラー
音楽 ゴードン・グッドウィン
ポール・サンドフォー
主題歌 ジョン・デ・ベロ
撮影 ジョン・K・キューレイ
編集 ジョン・デ・ベロ
配給 コムストック
日本コロムビア
公開 アメリカ合衆国の旗 1978年10月
日本の旗 劇場未公開
上映時間 87分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $90,000(概算)
次作 リターン・オブ・ザ・キラー・トマト
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アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』(Attack of the Killer Tomatoes!)は、1978年公開のアメリカ映画。一部に熱狂的なファンを持つカルト映画とされている。

ストーリー[編集]

アメリカのとある町で、一人の主婦が自宅で血まみれの変死体となって発見された。現場検証に来た警部は血まみれと思われた主婦の死体が、実はトマトジュースまみれだったことに気付く。

実は、アメリカ政府が極秘に開発していた巨大トマトが突然変異を起こし、人を襲い始めたのだった。

農務省、軍の指導者や科学者、ホワイトハウス報道官(ジョージ・ウィルソン)が対策会議を開き、様々な対策を打ち出す。トマトを調査を得るために特殊捜査チームが結成され、リーダーは豚小屋の番をしているディクスン(デイヴィッド・ミラー)となった。

軍部の博士は対トマト兵器としてロボット人間「ブルース」を開発する。しかし、予算の都合で片方の脚しか強化できなかったため、ジャンプしたら窓に頭から突っ込んで自爆してしまった。

政府の特別対策室は、スーパーエージェントチームを出動させた。肥満体型の水泳の達人(女性)、常に酸素ボンベを口に咥えているスキューバダイビングの達人、ワシントンリンカーンヒトラーなど歴史上の有名人に変装する達人、出しっぱなしのパラシュートを背負った日本刀を振り回す大尉。しかし、彼らも奮戦むなしくトマトに倒されてしまい、ついにはトマトと軍との間で壮絶な市街戦が始まってしまう。

そんな時、早くから当初から調査を続けていたディクソンがトマトの弱点に気付く。それは『Puberty Love(思春期の恋)』というヒットソングだったのだ。この曲を聴いたトマトたちは活動不能になり、小さく縮んでしまうのだった。

ディクソンは、人々をスタジアムに集め、トマトたちをおびき寄せた。トマトたちが集まった瞬間、大音量で『思春期の恋』が鳴り響いた。小さく縮んで動かなくなったトマトたちに人類の猛反撃が行われる。全てのトマトを踏み潰して、全てが終わったと思われた時、ディクソンの前のヘッドフォンをして歌を聞かずにいた巨大トマトの親玉が現れる。

ディクソンは巨大トマトに『思春期の恋』の楽譜を見せた。そして、最後の巨大トマトも小さくなった。

人類はトマトに勝ったのだった。

一方その頃、ある農園では、土の中からニンジンたちが起き上がっていた……

キャスト[編集]

  • メイスン・ディクスン:デイヴィッド・ミラー
  • ジム・リチャードソン:ジョージ・ウィルソン
  • ロワス・フェアチャイルド:シャロン・テイラー

その他[編集]

  • 3作の続編、アニメ、2作のゲームが制作されている。続編『リターン・オブ・ザ・キラー・トマト』には下積み時代のジョージ・クルーニーが主演している。
  • 人を襲うトマトの下に明らかにカートが見えたり、死体に群がるトマトを粗いコマ撮りで表現している。
  • 登場人物も肥満体型の水泳の達人、潜っているだけの潜水の達人、付け鼻の肌の色を明らかに間違えている変装の達人や、なぜかパラシュートをはずそうとしない軍人をはじめ、突然妙な歌を歌いだす多数の脇役などほとんどが奇天烈な人格の持ち主である。
  • 劇中何の脈絡もなく宣伝字幕が現れるシーンがある。
  • 冒頭アルフレッド・ヒッチコックの映画、「鳥(The Birds)」についての解説が登場する。
  • 序盤、ヘリコプターが今ひとつ前後の脈絡無く墜落する場面は、実は撮影現場で発生した本物の墜落事故の映像である。幸い死者は出なかったが、スタッフはこの事故映像を映画の一場面として流用したうえ、「撮影中にパイロットが死亡」という嘘のコピーまでつくり、ちゃっかり宣伝に利用した。

外部リンク[編集]