選り抜き記事
初代ビーコンズフィールド伯爵ベンジャミン・ディズレーリ(Benjamin Disraeli, 1st Earl of Beaconsfield, KG, PC, FRS、1804年12月21日 - 1881年4月19日)はイギリスの政治家、貴族、小説家。
ユダヤ人でありながら保守党内で上り詰めることに成功し、二度にわたって首相(在任:1868年、1874年 - 1880年)を務めた。庶民院の過半数を制していた第二次内閣は「トーリー・デモクラシー(Tory democracy)」と呼ばれる一連の内政改革と帝国主義外交を行って活躍した。自由党のウィリアム・グラッドストンと並んでヴィクトリア朝の政党政治を代表する人物である。また、小説家としても活躍した。……
- 人文地理学の歴史について論述する。一般に、「人文地理学」の概念をはじめて提唱したのは、19世紀ドイツの地理学者であるフリードリヒ・ラッツェルだと考えられている。しかし、人文地理学的な営為はそれよりはるか以前より蓄積され続けていた……
- 葛飾 北斎は、江戸時代後期の浮世絵師。化政文化を代表する一人。代表作に『冨嶽三十六景』や『北斎漫画』があり、世界的にも著名な画家である。安永8年(1779年)から嘉永2年(1849年)までの70年間に渡って、3万4千点を超える作品を発表した……。
- 『草の花』は、福永武彦の長編小説。1954年(昭和29年)、書き下ろし作品として新潮社より刊行された。術中死した汐見茂思が遺した2冊のノートに記された二度の愛の挫折を通じ、青春の愛と孤独を描く。福永の文壇出世作であると共に、唯一の私小説的な作品であり……