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田主丸駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田主丸駅
駅舎(2006年3月)
たぬしまる
Tanushimaru
筑後草野 (5.1 km)
(5.6 km) 筑後吉井
地図
所在地 福岡県久留米市田主丸町田主丸2000
北緯33度20分20.09秒 東経130度41分32.25秒 / 北緯33.3389139度 東経130.6922917度 / 33.3389139; 130.6922917座標: 北緯33度20分20.09秒 東経130度41分32.25秒 / 北緯33.3389139度 東経130.6922917度 / 33.3389139; 130.6922917
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 久大本線
キロ程 20.8 km(久留米起点)
電報略号 ヌシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
526人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1928年昭和3年)12月24日[2][3][4]
備考 簡易委託駅[5]
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田主丸駅(たぬしまるえき)は、福岡県久留米市田主丸町田主丸にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線である。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]

駅舎はふるさと創生資金を利用して建てられた河童の形をしたもの[2]で、JRから土地を借用して地元の町が建物を用意する形で建設され[5]、浮羽工業高校の生徒がデザインした。木造一部2階建て、延べ床面積313.8平方メートル、建設費は約7,700万円であった[5]。クリスマスにはイルミネーションが施される。田主丸観光協会が駅業務を受託する簡易委託駅であり[5]、きっぷうりばが設置されている[7]

のりば

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のりば[8] 路線 方向 行先[8]
1 久大本線 下り 日田方面
2 上り 久留米方面

利用状況

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1960年(昭和35年)頃には1日あたり約4,000人の利用者があり、庭木苗木を1日あたり約15t発送していたが、並走する国道210号路線バスが開通し、トラック輸送に切り替わってからは乗客、荷物共に激減した[9]1974年(昭和49年)頃の1日平均乗客は約1,800人[9]、2020年度の1日平均乗車人員は473人である[10]

年度 1日平均
乗車人員
2015年 611
2016年 600
2017年 585
2018年 587
2019年 592
2020年 473

駅周辺

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バス路線

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西鉄バス久留米と甘木観光がそれぞれ同じ場所にバス停を設置している。ただし、バス停は国道210号方面のものしか立っていないため、善院・中央病院方面に行く場合は、道路の反対側で待つか、ポールのそばに立って来たバスに向かって手を挙げれば乗車できる。

西鉄バス久留米
  • 23番:田主丸駅前田主丸中央・善導寺・千本杉・西鉄久留米・久留米市役所・JR久留米駅方面
  • 25番:上原(かみはる)・田主丸中央⇔田主丸駅前⇔田主丸中央病院・善院・草野・千本杉・西鉄久留米・久留米市役所・JR久留米駅方面
甘木観光バス
  • 4番:田主丸中央病院⇔田主丸駅前⇔田主丸中央・両筑橋・朝倉医師会病院・甘木中央・甘鉄甘木駅

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
久大本線
  • 特急「ゆふ」一部停車駅
筑後草野駅 - 田主丸駅 - 筑後吉井駅

脚注

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  1. ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか83駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、20頁。 
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、24-25頁。 
  3. ^ a b c “車窓”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年4月30日) 
  4. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、739頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ a b c d e 水島哲也「郷土の誇りを背負う 町おこしと駅舎改築の因果関係」『鉄道ジャーナル』第322号、鉄道ジャーナル社、1993年8月、54 - 55頁。 
  6. ^ 「通報 ●久大本線南久留米駅ほか13駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1984年2月10日、2面。
  7. ^ 田主丸駅 - JR九州.2021年12月16日閲覧
  8. ^ a b 田主丸駅時刻表(JR九州2019.3.16改正)
  9. ^ a b 夕刊フクニチ新聞社・編『福岡駅風土記』 1974年 葦書房 P.152
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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