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*1月、元前頭14枚目旭里引退、年寄熊ヶ谷襲名。役員改選が行われ、理事が定員10名のところ11名が立候補したため、選挙を行った。新理事長に時津風、新理事に間垣、大島、高田川、新監事に常盤山、武隈。 |
*1月、元前頭14枚目[[旭里]]引退、年寄[[熊ヶ谷]]襲名。役員改選が行われ、理事が定員10名のところ11名が立候補したため、選挙を行った。新理事長に時津風、新理事に間垣、大島、高田川、新監事に常盤山、武隈。 |
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*2月、第18回冬季オリンピック長野大会の開会式が長野のオリンピックスタジアムで行われ、幕内力士と横綱曙が土俵入りを行い、力士たちは参加した72の国と地域の入場行進を先導した。 |
*2月、[[第18回冬季オリンピック長野大会]]の開会式が長野の[[長野オリンピックスタジアム|オリンピックスタジアム]]で行われ、幕内力士と横綱[[曙太郎|曙]]が土俵入りを行い、力士たちは参加した72の国と地域の入場行進を先導した。 |
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*3月、10日に元小結剣晃死去、30歳。 |
*3月、10日に元小結[[剣晃]]死去、30歳。 |
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*4月、年寄名跡に関する規約を改正。年寄襲名資格は幕内20場所、または関取30場所以上。名跡の貸借を禁止。大関は3年間、現役名で年寄。三役以下は2年間は現役名で準年寄、ただし定員は10名以内とした。 |
*4月、[[年寄名跡]]に関する規約を改正。年寄襲名資格は幕内20場所、または関取30場所以上。名跡の貸借を禁止。大関は3年間、現役名で年寄。三役以下は2年間は現役名で準年寄、ただし定員は10名以内とした。 |
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*5月、5月場所後、若乃花が横綱昇進。史上初の兄弟同時横綱が誕生した。 |
*5月、5月場所後、[[若乃花勝|若乃花]]が横綱昇進。史上初の兄弟同時横綱が誕生した。 |
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*6月、2日にカナダ公演のため、時津風理事長を団長とする101名が出発。6、7日に公演を行い、10日に帰国した。年寄名跡の所有者を初めて公表。 |
*6月、2日にカナダ公演のため、時津風理事長を団長とする101名が出発。6、7日に公演を行い、10日に帰国した。年寄名跡の所有者を初めて公表。 |
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*7月、元小結三杉里と元前頭2枚目小城乃花が引退し、準年寄が承認された。 |
*7月、元小結[[三杉里]]と元前頭2枚目[[小城ノ花昭和|小城乃花]]が引退し、準年寄が承認された。 |
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*9月、9月場所から待ったの制裁金を廃止。 |
*9月、9月場所から待ったの制裁金を廃止。 |
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*10月、元前頭筆頭久島海引退、準年寄久島海承認。 |
*10月、元前頭筆頭[[久島海]]引退、準年寄久島海承認。 |
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=== 本場所 === |
=== 本場所 === |
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* 一月場所([[両国国技館]]・11日~25日) |
* 一月場所([[両国国技館]]・11日~25日) |
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1998年の相撲(1998ねんのすもう)は、1998年の相撲関係のできごとについて述べる。
大相撲
できごと
- 1月、元前頭14枚目旭里引退、年寄熊ヶ谷襲名。役員改選が行われ、理事が定員10名のところ11名が立候補したため、選挙を行った。新理事長に時津風、新理事に間垣、大島、高田川、新監事に常盤山、武隈。
- 2月、第18回冬季オリンピック長野大会の開会式が長野のオリンピックスタジアムで行われ、幕内力士と横綱曙が土俵入りを行い、力士たちは参加した72の国と地域の入場行進を先導した。
- 3月、10日に元小結剣晃死去、30歳。
- 4月、年寄名跡に関する規約を改正。年寄襲名資格は幕内20場所、または関取30場所以上。名跡の貸借を禁止。大関は3年間、現役名で年寄。三役以下は2年間は現役名で準年寄、ただし定員は10名以内とした。
- 5月、5月場所後、若乃花が横綱昇進。史上初の兄弟同時横綱が誕生した。
- 6月、2日にカナダ公演のため、時津風理事長を団長とする101名が出発。6、7日に公演を行い、10日に帰国した。年寄名跡の所有者を初めて公表。
- 7月、元小結三杉里と元前頭2枚目小城乃花が引退し、準年寄が承認された。
- 9月、9月場所から待ったの制裁金を廃止。
- 10月、元前頭筆頭久島海引退、準年寄久島海承認。
本場所
- 一月場所(両国国技館・11日~25日)
- 三月場所(大阪府立体育会館・8日~22日)
- 五月場所(両国国技館・10日~24日)
- 幕内最高優勝 : 若乃花勝(12勝3敗,5回目)
- 十両優勝 : 大碇剛(10勝5敗)
- 七月場所(愛知県体育館・5日~19日)
- 九月場所(両国国技館・13日~27日)
- 幕内最高優勝 : 貴乃花光司(13勝2敗,20回目)
- 十両優勝 : 千代天山大八郎(12勝3敗)
- 十一月場所(福岡国際センター・8日~22日)
- 年間最優秀力士賞(年間最多勝):若乃花勝(67勝23敗)
参考文献
- 『相撲』誌各号
- 『大相撲戦後70年史』(ベースボールマガジン社、2015年)p105