2005年の相撲

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2005年の相撲(2005ねんのすもう)では、相撲について2005年平成17年)の出来事を述べる。

概要[編集]

史上初の7連覇・年間6場所完全制覇、年間最多勝利記録を更新する84勝など、この年も横綱朝青龍の強さが際だつ1年となった。その一方で琴欧州を筆頭に、白鵬稀勢の里普天王など若手力士の台頭も見られた。

できごと[編集]

大相撲[編集]

本場所[編集]

一月場所(初場所)[編集]

両国国技館東京都)を会場に、初日の1月9日(日)から千秋楽の1月23日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 朝青龍明徳高砂部屋 モンゴルの旗 モンゴルウランバートル出身) - 15戦全勝(2場所連続10回目)
三賞 殊勲賞 該当者なし
敢闘賞 該当者なし
技能賞 白鵬翔宮城野部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 11勝4敗(初受賞)
十両優勝 皇司信秀入間川部屋 兵庫県三木市出身) - 12勝3敗
幕下優勝 千代白鵬大樹九重部屋 熊本県山鹿市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 仲の国超湊部屋 中華人民共和国の旗 中国北京市出身) - 7戦全勝
序二段優勝 隆の富士幸寛(鳴戸部屋 岐阜県関市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 中谷拳(春日野部屋 東京都大田区) - 6勝1敗 ※優勝決定戦勝利

三月場所(春場所、大阪場所)[編集]

大阪府立体育会館大阪市)を会場に、初日の3月13日(日)から千秋楽の3月27日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 朝青龍明徳(高砂部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 14勝1敗(3場所連続11回目)
三賞 殊勲賞 該当者なし
敢闘賞 玉乃島新片男波部屋 福島県西白河郡泉崎村) - 12勝3敗(8場所ぶり4回目)
技能賞 海鵬涼至八角部屋 青森県西津軽郡深浦町出身) - 11勝4敗(21場所ぶり2回目)
安馬公平安治川部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 9勝6敗(初受賞)
十両優勝 琴奨菊一弘佐渡ヶ嶽部屋 福岡県柳川市出身) - 13勝2敗
幕下優勝 旭南海丈一郎大島部屋 鹿児島県大島郡天城町) - 6勝1敗 ※優勝決定戦勝利
三段目優勝 玉力道栄来(片男波部屋 東京都江戸川区) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序二段優勝 不動山昴(高島部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 澤井豪太郎境川部屋 大阪府寝屋川市出身) - 7戦全勝

五月場所(夏場所)[編集]

両国国技館(東京都)を会場に、初日の5月8日(日)から千秋楽の5月22日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 朝青龍明徳(高砂部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 15戦全勝(4場所連続12回目)
三賞 殊勲賞 該当者なし
敢闘賞 旭鷲山昇(大島部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 12勝3敗(初受賞)
普天王水出羽海部屋 熊本県玉名郡天水町出身) - 11勝4敗(初受賞)
技能賞 琴光喜啓司(佐渡ヶ嶽部屋 愛知県岡崎市出身) - 13勝2敗(20場所ぶり6回目)
十両優勝 栃栄篤史(春日野部屋 佐賀県佐賀郡富士町出身) - 12勝3敗
幕下優勝 潮丸元康東関部屋 静岡県静岡市葵区出身) - 7戦全勝
三段目優勝 保志桜有太(八角部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序二段優勝 門元隆太(境川部屋 山口県下関市出身) - 7戦全勝
序ノ口優勝 中西健二阿武松部屋 東京都葛飾区出身) - 7戦全勝

七月場所(名古屋場所)[編集]

愛知県体育館名古屋市)を会場に、初日の7月10日(日)から千秋楽の7月24日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 朝青龍明徳(高砂部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 13勝2敗(5場所連続13回目)
三賞 殊勲賞 琴欧州勝紀(佐渡ヶ嶽部屋  ブルガリアベリコタロノボ出身) - 12勝3敗(初受賞)
敢闘賞 黒海太追手風部屋 ジョージア (国)の旗 ジョージアトビリシ出身) - 9勝6敗(初受賞)
技能賞 普天王水(出羽海部屋 熊本県玉名郡天水町出身) - 10勝5敗(初受賞)
十両優勝 時津海正博時津風部屋 長崎県五島市出身) - 11勝4敗
幕下優勝 中尾蓮宝輝松ヶ根部屋 和歌山県和歌山市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 澤井豪太郎(境川部屋 大阪府寝屋川市出身) - 7戦全勝
序二段優勝 中西健二(阿武松部屋 東京都葛飾区出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 高橋亮三(時津風部屋 福島県福島市出身) - 7戦全勝

九月場所(秋場所)[編集]

両国国技館(東京都)を会場に、初日の9月11日(日)から千秋楽の9月25日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 朝青龍明徳(高砂部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 13勝2敗(6場所連続14回目) ※優勝決定戦勝利
三賞 殊勲賞 該当者なし
敢闘賞 琴欧州勝紀(佐渡ヶ嶽部屋  ブルガリア・ベリコタロノボ出身) - 13勝2敗(5場所ぶり2回目)
稀勢の里寛(鳴戸部屋 茨城県牛久市出身)(初受賞) - 12勝3敗
技能賞 該当者なし
十両優勝 豊ノ島大樹(時津風部屋 高知県宿毛市出身) - 14勝1敗
幕下優勝 若麒麟真一尾車部屋 兵庫県川西市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 芳王功士(立浪部屋 千葉県東葛飾郡関宿町出身) - 7戦全勝
序二段優勝 若ノ鵬寿則間垣部屋 ロシアの旗 ロシア・アラギル出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 梓弓俊作(阿武松部屋 奈良県吉野郡吉野町出身) - 7戦全勝

十一月場所(九州場所)[編集]

福岡国際センター福岡市)を会場に、初日の11月13日(日)から千秋楽の11月27日(日)までの15日間開催された。

タイトル 人物(所属部屋 出身地) - 成績
幕内最高優勝 朝青龍明徳(高砂部屋 モンゴルの旗 モンゴル・ウランバートル出身) - 14勝1敗(7場所連続15回目)
三賞 殊勲賞 琴欧州勝紀(佐渡ヶ嶽部屋  ブルガリア・ベリコタロノボ出身) - 11勝4敗(2場所ぶり2回目)
敢闘賞 琴欧州勝紀(佐渡ヶ嶽部屋  ブルガリア・ベリコタロノボ出身) - 11勝4敗(2場所連続3回目)
雅山哲士武蔵川部屋 茨城県水戸市出身) - 10勝5敗(33場所ぶり4回目)
栃乃花仁(春日野部屋 岩手県九戸郡山形村出身)(33場所ぶり2回目) - 11勝4敗
技能賞 時天空慶晃(時津風部屋 モンゴルの旗 モンゴルトゥブ県出身)(初受賞) - 10勝5敗
十両優勝 闘牙進(高砂部屋 千葉県市川市出身) - 12勝3敗
幕下優勝 澤井豪太郎(境川部屋 大阪府寝屋川市出身) - 7戦全勝
三段目優勝 影山雄一郎(春日野部屋 高知県安芸市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序二段優勝 中板秀二(間垣部屋 石川県珠洲市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利
序ノ口優勝 中板秀二(間垣部屋 石川県珠洲市出身) - 7戦全勝 ※優勝決定戦勝利

トーナメント大会[編集]

地方巡業[編集]

新弟子検査合格者[編集]

四股名が太字の者は現役力士。最高位は引退力士のみ記載。
場所 主な合格者 四股名 最高位 最終場所 備考
1月場所 福岡歩 隠岐の海歩[1] (現役)
澤井豪太郎 豪栄道豪太郎[2] 大関 2020年1月場所
影山雄一郎 栃煌山雄一郎[3] 関脇 2020年3月場所[注 1]
門元隆太 豊響隆太[2] 前頭2枚目 2021年5月場所[注 2]
3月場所 髙安晃 髙安晃[4] (現役)
東口翔太 勢翔太[5] 関脇 2021年5月場所[注 2]
ガグロエフ・ソスラン・アレキサンドロヴィッチ 若ノ鵬寿則[2] 前頭筆頭 2008年7月場所(解雇)
中西健二 大道健二[4] 前頭8枚目 2016年1月場所
松嶋広太 旭日松広太[6] 前頭11枚目 2021年5月場所[注 2] 第2検査合格
住洋樹 飛翔富士廣樹[7] 十両13枚目 2017年1月場所
5月場所 高橋亮三 双大竜亮三[8] 前頭15枚目 2017年11月場所[注 3]
7月場所 アムガー・ウヌボルド 青狼武士[9] 前頭14枚目 2020年3月場所[注 1]
9月場所
11月場所 ジュゲリ・ティムラズ 臥牙丸勝[10] 小結 2020年11月場所

引退[編集]

場所 主な引退力士 最高位 初土俵 備考
1月場所 彩豪一義[11] 十両5枚目 1991年3月場所 引退時の四股名は墨谷
3月場所 若光翔大平[12] 前頭14枚目 1990年5月場所
5月場所 朝乃若武彦[13] 前頭筆頭 1992年3月場所(幕下最下位格付出) 年寄「若松」襲名
琴龍宏央[14] 前頭筆頭 1987年3月場所 準年寄就任
7月場所
9月場所 和歌乃山洋[15] 小結 1988年3月場所 年寄「山分」襲名
11月場所 琴ノ若晴將[16] 関脇 1984年5月場所 年寄「佐渡ヶ嶽」襲名
五城楼勝洋[17] 前頭3枚目 1989年11月場所 準年寄就任
燁司大[18] 前頭11枚目 1996年1月場所(幕下最下位格付出) 準年寄就任

引退相撲興行[編集]

その他の出来事[編集]

大関昇進
本場所での出来事
  • 10月31日 - この日発表された大相撲11月場所の番付で朝青龍番付上1人横綱一人横綱連続12場所目となり、の持つ記録(11場所)を更新した。
  • 11月26日 - 大相撲11月場所14日目、朝青龍の史上初となる7連覇と年間6場所完全制覇が決定した。
  • 11月27日 - 大相撲11月場所千秋楽、この日の取組に勝った朝青龍は年間84勝となり、北の湖の持つ記録(年間82勝)を更新した。
その他

死去[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 番付上は2020年7月場所
  2. ^ a b c 番付上は2021年7月場所
  3. ^ 番付上は2018年1月場所

出典[編集]

  1. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 275頁
  2. ^ a b c 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 268頁
  3. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 267頁
  4. ^ a b 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 278頁
  5. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 283頁
  6. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 284頁
  7. ^ 「平成28年度版 最新部屋別 全相撲人写真名鑑」『相撲』2016年5月号別冊付録、ベースボール・マガジン社、 5頁。
  8. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 285頁
  9. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 291頁
  10. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 276頁
  11. ^ 墨谷 一義 日本相撲協会公式サイト(2021年8月4日閲覧)
  12. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 252頁
  13. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 238頁
  14. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 241頁
  15. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 232頁
  16. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 228頁
  17. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 243頁
  18. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 248頁
  19. ^ イベントスケジュール - 財団法人日本相撲協会 - ウェイバックマシン(2004年12月14日アーカイブ分)
  20. ^ 断髪式で400人がはさみ/元大関の貴ノ浪が引退相撲」『四国新聞社』、2005年1月30日。2021年8月5日閲覧。
  21. ^ イベントスケジュール - 財団法人日本相撲協会 - ウェイバックマシン(2005年5月7日アーカイブ分)
  22. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 115頁
  23. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 175頁
  24. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 130頁
  25. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 121頁
  26. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 361頁