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2018年3月24日 (土) 15:44時点における版

友野 一希
Kazuki TOMONO
フィギュアスケート選手
生誕 (1998-05-15) 1998年5月15日(25歳)
大阪府堺市
身長 160 cm
選手情報
代表国 日本の旗 日本
コーチ 平池大人
所属クラブ 同志社大学
(←上野芝スケートクラブ)
ISUパーソナルベストスコア
総合256.112018 世界選手権
SP82.612018 世界選手権
FS173.502018 世界選手権

友野 一希(ともの かずき、英語: Kazuki Tomono1998年5月15日 - )は、日本フィギュアスケート選手(男子シングル)。大阪府堺市出身。血液型はB型。主な実績に、2018年世界選手権5位、2016年全日本ジュニア選手権1位、2016年全日本選手権5位、2016年JGPリュブリャナ杯3位、2017年CS USクラシック 5位など。

経歴

堺市立陵南中学校浪速高等学校出身。2017年4月より同志社大学に在学中。

2011-12シーズン、2011年アジアフィギュア杯のジュニアクラスで7位、初出場となった全日本ジュニア選手権では9位となる。

2012-13シーズン、全日本ジュニア選手権で10位となる。

2013-14シーズン、全日本ジュニア選手権で6位に入り、初出場となった全日本選手権で20位となる。2014年チャレンジカップのジュニアクラスで2位入賞する。

2014-15シーズン、全日本ジュニア選手権で4位となり、全日本選手権では18位に終わる。2015年プランタン杯のジュニアクラスで2位入賞。

2015-16シーズン、日本スケート連盟の強化指定選手に選ばれる。ISUジュニアグランプリシリーズに参戦し、JGPリガ杯で13位となる。全日本ジュニア選手権では山本草太に次いで2位に入賞する。全日本選手権では16位となる。世界ジュニア選手権で日本男子シングルは3つの出場枠があったが、エントリーしていた山本草太が出発直前の練習で右足首の骨折により辞退したため、急遽出場することになった。世界ジュニア選手権ではSPFSともに自己ベストを更新し15位となる。

2016-17シーズン、JGP横浜では4回転サルコウや3回転アクセルを着氷させる[1]などして自己ベストを大きく更新し、初の200点越えを記録して4位。続くJGPリュブリャナ杯では、自身初のJGPでの表彰台となる3位に入った。全日本ジュニア選手権では優勝を果たし、2季連続の世界ジュニア選手権への出場を決めた。全日本選手権では、FSで4回転サルコウを加点付きで決める[2]などし、出場したジュニア選手では最高の5位となった。ながの銀嶺国体フィギュア少年男子およびインターハイでは優勝を果たす。世界ジュニア選手権では、SPで3回転アクセルで転倒するなどして14位と出遅れたが、FSでは3連続ジャンプを成功させるなどまとめた演技を見せて7位となり、総合では9位となった。

2017-18シーズン、シニア初戦となるUSインターナショナルクラシックでは、FS冒頭の4回転サルコウで転倒するも、その後の3回転アクセルなどジャンプをまとめ躍動感のある動きで会場を沸かし、SP・FSともに自己ベストを更新し総合5位となった。グランプリシリーズ初戦にあたるNHK杯国際フィギュアスケート競技大会には、出場予定だった村上大介が病気で欠場となり友野が代打出場、SPで自己ベストを更新、FSでは自己ベスト更新とはならなかったものの、合計ポイントで自己ベストを更新し7位となった。全日本選手権では自己最高位の4位となるも平昌オリンピックへの出場は叶わなかった。世界選手権は補欠2番手だったが、代表の羽生結弦が右足首の怪我のため欠場、補欠一番手の無良崇人が引退を発表し、繰上りで初の世界選手権出場が決まった。 初出場となった世界選手権では、ショートプログラムで自己更新したものの11位であったが、フリースケーティングでは冒頭の4回転サルコウ-2回転トウループで着氷が乱れたものの、続く4回転サルコウを成功、演技後半の3回転アクセルからの三連続のコンビネーションジャンプを決めて自己ベストを更新。トータル256.11点を獲得して5位に入り、翌年の世界選手権の出場枠「3」獲得に大きく貢献した。

主な戦績

大会/年 2011-12 2012-13 2013-14 2014-15 2015-16 2016-17 2017-18
世界選手権 5
全日本選手権 20 18 16 5 4
GP NHK杯 7
CS USクラシック 5
世界Jr.選手権 15 9
全日本Jr.選手権 9 10 6 4 2 1
JGPリュブリャナ杯 3
JGP横浜 4
JGPリガ杯 13
プランタン杯 2 J 2
チャレンジカップ 2 J
アジアフィギュア杯 7 J
  • J - ジュニアクラス

詳細

2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年3月19日 - 25日 2018年世界フィギュアスケート選手権ミラノ 11
82.61
3
173.50
5
256.11
2018年3月16日 - 18日 2018年プランタン杯ルクセンブルク 3
74.11
1
153.73
2
227.84
2017年12月20日 - 24日 第86回全日本フィギュアスケート選手権調布 5
78.16
5
153.05
4
231.21
2017年11月10日 - 12日 ISUグランプリシリーズNHK杯大阪 6
79.88
7
152.05
7
231.93
2017年9月13日 - 17日 ISUチャレンジャーシリーズUSインターナショナルクラシックソルトレクシティ 8
69.88
5
155.42
5
225.30
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年3月13日 - 19日 2017年世界ジュニアフィギュアスケート選手権台北 14
68.12
7
143.16
9
211.28
2016年12月22日 - 25日 第85回全日本フィギュアスケート選手権門真 6
67.63
5
148.92
5
216.55
2016年11月18日 - 20日 第85回全日本フィギュアスケートジュニア選手権札幌 1
71.77
1
136.08
1
207.85
2016年9月21日 - 24日 ISUジュニアグランプリ リュブリャナ杯リュブリャナ 5
68.96
3
133.61
3
202.57
2016年9月9日 - 11日 ISUジュニアグランプリ 横浜横浜 6
66.47
3
145.57
4
212.04
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年3月14日 - 20日 2016年世界ジュニアフィギュアスケート選手権デブレツェン 20
58.33
12
121.28
15
179.61
2015年12月24日 - 27日 第84回全日本フィギュアスケート選手権札幌 12
62.51
17
111.21
16
173.72
2015年11月21日 - 23日 第84回全日本フィギュアスケートジュニア選手権ひたちなか 3
63.53
3
119.66
2
183.19
2015年8月26日 - 30日 ISUジュニアグランプリ リガ杯リガ 11
51.78
13
96.15
13
147.93
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年3月13日 - 15日 2015年プランタン杯 ジュニアクラス(ルクセンブルク市 2
48.46
1
108.69
2
157.15
2014年12月25日 - 28日 第83回全日本フィギュアスケート選手権長野 20
51.38
18
99.97
18
151.35
2014年11月22日 - 24日 第83回全日本フィギュアスケートジュニア選手権新潟 4
58.38
4
118.85
4
177.23
2013-2014 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2014年3月6日 - 9日 2014年チャレンジカップ ジュニアクラス(ハーグ 5
51.72
2
107.28
2
159.00
2013年12月20日 - 23日 第82回全日本フィギュアスケート選手権さいたま 20
47.98
17
107.32
20
155.30
2012年11月22日 - 24日 第82回全日本フィギュアスケートジュニア選手権名古屋 7
53.88
5
111.87
6
165.75
2012-2013 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2012年11月17日 - 18日 第81回全日本フィギュアスケートジュニア選手権西東京 20
40.91
7
103.99
10
144.90
2011-2012 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2011年11月25日 - 27日 第80回全日本フィギュアスケートジュニア選手権八戸 11
43.47
9
97.63
9
141.10
2011年8月22日 - 26日 2011年アジアフィギュア杯 ジュニアクラス(東莞 6
36.49
7
79.03
7
115.52

プログラム使用曲

シーズン SP FS EX
2017-2018 ツィゴイネルワイゼン
作曲:パブロ・デ・サラサーテ
振付:佐藤操
映画『ウエスト・サイド物語』より
作曲:レナード・バーンスタイン
振付:佐藤操
巴里のアメリカ人
作曲:ジョージ・ガーシュウィン
振付:佐藤操
2016-2017 交響曲第5番
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
The Fifth
演奏:デイヴィッド・ギャレット
振付:佐藤操
巴里のアメリカ人
作曲:ジョージ・ガーシュウィン
振付:佐藤操
犬のおまわりさんの運命
作曲:ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン大中恩
編曲:杉浦哲郎
演奏:スギテツ
We Are the Champions
クイーン
作詞・作曲:フレディ・マーキュリー
映画『燃えよドラゴン』より
作曲:ラロ・シフリン
2015-2016 JAPANESE DOLL
作曲:大沢みずほ
津軽三味線とオーケストラのための“絃魂”
作曲:和田薫
振付:高橋忠之、佐藤操
映画『デーヴダース』より
ボーカル:アリア・ショウカット
映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』より
作曲:A.R.ラフマーン
振付:佐藤操
映画『燃えよドラゴン』より
作曲:ラロ・シフリン

脚注

  1. ^ ISU JGP Yokohama 2016
  2. ^ 第85回全日本選手権大会

外部リンク