東滑川駅
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東滑川駅 | |
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駅舎(2017年5月) | |
ひがしなめりかわ Higashi-Namerikawa | |
◄滑川 (3.5 km) (5.0 km) 魚津► | |
所在地 | 富山県滑川市中村字亀割1512 |
所属事業者 | あいの風とやま鉄道 |
所属路線 | ■あいの風とやま鉄道線 |
キロ程 |
62.1 km(倶利伽羅起点) 金沢から79.9 km 米原から256.5 km |
電報略号 | ヒナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
148人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)11月20日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
東滑川駅(ひがしなめりかわえき)は、富山県滑川市中村字亀割にある、あいの風とやま鉄道線の駅である。
2015年3月14日の北陸新幹線開業による経営移管までは、西日本旅客鉄道(JR西日本)北陸本線の駅であった。
歴史
[編集]- 1943年(昭和18年)10月1日:国有鉄道北陸本線の滑川駅 - 魚津駅間に早月信号場(はやつきしんごうじょう)として開設される[1]。
- 1964年(昭和39年)11月20日:駅に昇格し、東滑川駅(旅客駅)として開業する[2]。
- 1965年(昭和40年)8月25日:富山操車場 - 泊駅間が交流電化する[3]。
- 1966年(昭和41年)8月30日:当駅 - 魚津駅間に角川信号場が開設され、当駅 - 角川信号場間が複線化する[1][3]。
- 1967年(昭和42年)8月22日:当駅 - 滑川駅間が複線化する[3]。
- 1968年(昭和43年)9月27日:角川信号場 - 魚津駅間が複線化し、角川信号場が廃止される[1][3]。
- 1971年(昭和46年)1月16日:金沢鉄道管理局が滑川市に対し当駅の無人化方針を通達する[4]。
- 1972年(昭和47年)10月2日:合理化により無人駅となる[5][6][7]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2015年(平成27年)
- 2018年(平成30年)12月13日:自動券売機が設置される[10]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である[11][12]。駅舎と開業時のホームで構成される[12]。あいの風とやま鉄道線の駅では、当駅のみ跨線橋が設置されておらず、上りホーム(2番線)へ行くには構内踏切を利用する[11][12]。
早月信号場時代から採石場線が分岐しており[13]、国鉄用の砕石輸送を行っていたが、採算が合わなくなり、1972年(昭和47年)10月2日より無人駅となった[4][5][6]。あいの風とやま鉄道の駅となった現在においても無人駅となっている[14]。便所と自動券売機が設置されている[15]。JR西日本時代は富山地域鉄道部管理の無人駅であった[16][11]。
2番線ホームの背面を富山地方鉄道本線が通っているが、富山地方鉄道側には接続駅は存在しない[11]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先[17] |
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1 | ■あいの風とやま鉄道線 | 下り | 魚津・泊・糸魚川方面 |
2 | 上り | 富山・金沢方面 |
-
待合所
-
出札口
-
建物資産標
-
構内踏切
-
ホーム
到着メロディ
[編集]2017年(平成29年)3月の新旅客案内システム導入に伴い、滑川駅と共通で「滑川市の歌」のオルゴール調アレンジが到着メロディとして使用開始された[18][19]。
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は148人である[20]。
『富山県統計年鑑』及びあいの風とやま鉄道発表資料によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである[21][22]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 148 |
1996年 | 161 |
1997年 | 151 |
1998年 | 169 |
1999年 | 157 |
2000年 | 156 |
2001年 | 162 |
2002年 | 161 |
2003年 | 161 |
2004年 | 150 |
2005年 | 150 |
2006年 | 156 |
2007年 | 169 |
2008年 | 165 |
2009年 | 165 |
2010年 | 161 |
2011年 | 150 |
2012年 | 146 |
2013年 | 150 |
2014年 | 129[備考 1] |
2015年 | 154 |
2016年 | 151 |
2017年 | 155 |
2018年 | 170 |
2019年 | 187 |
2020年 | 148 |
- 備考
- ^ 2014年度は2015年3月13日までの計347日間を集計したデータ。
駅周辺
[編集]バス路線
[編集]- 滑川市コミュニティバス「のる my car」 - 東滑川駅口[24]
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲、『停車場変遷大事典 国鉄・JR編II』、140頁、1998年(平成10年)10月、JTB
- ^ 昭和39年日本国有鉄道公示第549号(『官報』、1964年(昭和39年)11月18日、大蔵省印刷局〉
- ^ a b c d 日本国有鉄道編、『日本国有鉄道百年史年表』、1972年(昭和47年)10月、日本国有鉄道
- ^ a b 「営業収入は最低の成績 東滑川駅を無人化へ 金鉄局 市当局へ意向伝える」、『北日本新聞』(11面)、1971年(昭和46年)1月18日、北日本新聞社
- ^ a b 「西入善など6駅を無人化 金鉄局」、『北日本新聞』(17面)、1972年(昭和47年)5月20日、北日本新聞社
- ^ a b 「72ニュースその後(14) 西入善駅の無人化 合理化、弱小駅ねらう」、『北日本新聞』(13面)、1972年(昭和47年)12月24日、北日本新聞社
- ^ 「通報 ●北陸本線東滑川駅ほか3駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年10月2日、5面。
- ^ 「県民の足」新たな船出 あいの風鉄道も開業 - 2015年(平成27年)3月15日、北日本新聞
- ^ 『ICカードサービス開始日について』(プレスリリース)あいの風とやま鉄道株式会社、2015年1月30日 。2015年7月10日閲覧。
- ^ 無人駅への自動券売機新設について - 2018年(平成30年)12月3日、あいの風とやま鉄道
- ^ a b c d 郡司武編、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地』43号、2013年(平成25年)6月、朝日新聞出版
- ^ a b c 川島令三編、『中部ライン 全線・全駅・全配線第7巻 富山・糸魚川・黒部エリア』(21及び48頁)、2010年(平成22年)10月、講談社
- ^ 金沢鉄道管理局編、『管内線路一覧略図』、1958年(昭和33年)、金沢鉄道管理局
- ^ 東滑川 駅の基本情報 - あいの風とやま鉄道
- ^ 東滑川駅 駅の基本情報 - あいの風とやま鉄道
- ^ 金沢支社エリア - 2009年(平成21年)5月11日、西日本旅客鉄道
- ^ 東滑川駅発車時刻表 - あいの風とやま鉄道(2015年4月14日閲覧)
- ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “新指令システム稼動に伴う利便性の向上について”. 富山県. 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月30日閲覧。
- ^ あいの風とやま鉄道 (2016年12月14日). “各駅の到着メロディの制作状況等について”. 富山県. 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月30日閲覧。
- ^ “あいの風とやま鉄道(株) 1日当たり駅別乗車人員と輸送人員(2020年4月〜2021年3月)” (PDF). あいの風とやま鉄道. 2021年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月20日閲覧。
- ^ 統計年鑑 - 富山県
- ^ 『2018年度 あいの風とやま鉄道 利用状況等』(PDF)(プレスリリース)あいの風とやま鉄道、2019年6月14日 。2019年6月27日閲覧。
- ^ “ぷち旅ガイドブック” (PDF). あいの風とやま鉄道. pp. 30 - 31. 2021年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月15日閲覧。
- ^ 滑川市コミュニティバス時刻表 - 滑川市(2016年(平成28年)7月20日閲覧)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東滑川駅 - あいの風とやま鉄道