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代 (地質学)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地球年代学層序学
地質年代区分 年代層序区分 定義数および概年数
累代 eon 累界 eonothem 4累代、各5億年以上
era erathem 10代、数億年程度
period system 22紀、数千万~数億年
epoch series 34世、数千万年
age stage 99期、数百万年
時代と層の対比
後期 late 上部 upper
中期 middle 中部 middle
前期 early 下部 lower

地質学での(だい、英語: era)とは、地質時代累代を分けた単位である。

肉眼で見える化石がよく見られる顕生代(顕生累代)の代は、古い順に古生代中生代新生代に分かれる。

これらの代は大量絶滅による境界で分けられ、古生代(ペルム紀; Permian)と中生代(三畳紀; Triassic)の間はP-T境界、中生代(白亜紀; Cretaceous)と新生代(第三紀;Tertiary)の間はK-T境界という。隕石による大災害(インパクトイベント)が代の差異を生み出したという証拠がある。

冥王代太古代原生代の3つの累代は以前はまとめて先カンブリア時代と呼ばれていた。これは硬い殻を持った動物が登場するまでの地球の歴史40億年を占める。近年になってこれらの累代は代に細分されるようになった。

累代 年代
顕生代 新生代 6600万年前 - 現在
中生代 2億5200万年前 - 6600万年前
古生代 5億4200万年前 - 2億5200万年前
原生代 新原生代 10億年前 - 5億4200万年前
中原生代 16億年前 - 10億年前
古原生代 25億年前 - 16億年前
太古代 新太古代 28億年前 - 25億年前
中太古代 32億年前 - 28億年前
古太古代 36億年前 - 32億年前
原太古代 38億年前(非公式) - 36億年前
冥王代 なし 地球誕生 - 38億年前


関連項目

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