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フリーホイーリン・ボブ・ディラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』
ボブ・ディランスタジオ・アルバム
リリース
録音 1962年4月24日 - 1963年4月24日
アメリカニューヨーク市
コロムビア・レコーディング・スタジオ
ジャンル フォークブルース
時間
レーベル コロムビア
プロデュース ジョン・ハモンド
トム・ウィルソン[2][3]
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • アメリカ合衆国の旗 22位(ビルボード・トップ LP's
  • イギリスの旗 1位(全英アルバム・チャート
  • ゴールドディスク
  • アメリカ合衆国の旗 プラチナ(RIAA
  • ボブ・ディラン アルバム 年表
    ボブ・ディラン
    (1962年)
    フリーホイーリン・ボブ・ディラン
    (1963年)
    時代は変る
    1964年
    『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』収録のシングル
    1. 風に吹かれて / くよくよするなよ
      リリース: 1963年8月
    テンプレートを表示

    フリーホイーリン・ボブ・ディラン』(: The Freewheelin' Bob Dylan)は、1963年にリリースされたボブ・ディラン2作目のスタジオ・アルバム。ディランを一躍有名にした「風に吹かれて」をはじめ、「北国の少女」、「戦争の親玉」、「はげしい雨が降る」、「くよくよするなよ」他を収録している。

    ビルボード・トップ LP's チャートで最高22位、全英アルバム・チャートで1位を記録した。RIAAによりプラチナ・ディスクに認定されている。

    解説

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    出世作「風に吹かれて」をはじめ、「戦争の親玉」「第3次世界大戦を語るブルース」などのプロテスト・ソングによって、彼を「フォークの貴公子」として売り出すことに貢献したアルバムである。しかし、そういった時事的問題のみならず、恋愛における内面の矛盾を扱った「くよくよするなよ」や、混沌としたイメージに溢れる「はげしい雨が降る」などもある。

    ジャケット写真に一緒に写っているのは、当時のガールフレンドだったスーズ・ロトロ。場所はニュー・ヨークのグリニッジ・ヴィレッジ、ジョーンズ・ストリートが西4番ストリートに突き当たるあたり[4]で、ここから数ヤード離れたアパートに2人は一緒に住んでいた。

    収録曲

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    特記なき楽曲は、作詞・作曲: ボブ・ディラン

    Side 1

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    1. 風に吹かれて - Blowin' in the Wind - 2:48
    2. 北国の少女 - Girl from the North Country - 3:22
    3. 戦争の親玉 - Masters of War - 4:34
    4. ダウン・ザ・ハイウェイ - Down the Highway - 3:27
    5. ボブ・ディランのブルース - Bob Dylan's Blues - 2:23
    6. はげしい雨が降る - A Hard Rain's a-Gonna Fall - 6:55
    7. くよくよするなよ - Don't Think Twice, It's All Right - 3:40

    Side 2

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    1. ボブ・ディランの夢 - Bob Dylan's Dream - 5:03
    2. オックスフォード・タウン - Oxford Town - 1:50
    3. 第3次世界大戦を語るブルース - Talking World War III Blues - 6:28
    4. コリーナ、コリーナ - Corrina, Corrina - 2:44
      • トラディショナル
    5. ワン・モア・チャンス - Honey, Just Allow Me One More Chance - 2:01
      • 作詞・作曲: ディラン、ヘンリー・トマス(Henry Thomas
    6. アイ・シャル・ビー・フリー - I Shall Be Free - 4:49

    パーソネル

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    レコーディング・セッション

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    1961年11月、ディランはジョン・ハモンドのプロデュースのもと20歳でデビュー・アルバムを録音し[5]、12月、西4番ストリートに借りていたアパートで恋人のスーズ・ロトロと一緒に暮らし始める[6][7]1962年1月、音楽出版社リーズ・ミュージック・パブリッシング社の子会社であるダッチェス・ミュージック社と契約[8][9][10][11]。2月、トピカル・ソングを紹介する雑誌『ブロードサイド』誌が創刊された。こうした中でディランは多くの自作曲を作り始める。

    レコーディングは、ニューヨークのコロムビア・レコーディング・スタジオにて1962年4月から1963年4月までの1年間に渡り、数回のセッションが断続的に行われた。アルバムには当初『ボブ・ディランズ・ブルース』の仮タイトルがつけられていた。[12]

    1962年4月24日録音[注 1]
    • サリー・ギャル - Sally Gal[13]
    • ランブリング・ギャンブリング・ウィリー - Rambling Gambling Willie[13]
    • ザ・デス・オブ・エメット・ティル - The Death Of Emmett Till
    • トーキン・ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース - Talkin' John Birch Paranoid Blues、他
    1962年4月25日録音[14]
    • レット・ミー・ダイ・イン・マイ・フットステップス - Let Me Die in My Footsteps
    • トーキン・ハヴァ・ナギラ・ブルース - Talkin' Hava Negeilah Blues
    • ベイビー、プリーズ・ドント・ゴー - Baby, Please Don't Go
    • トーキン・ベア・マウンテン・ピクニック・マサカー・ブルース - Talkin' Bear Mountain Picnic Massacre Blues、他

    6月、ロトロが留学のためにイタリアのペルージャに出発[15][16]

    1962年7月9日録音[17]
    • ベイビー、アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ユー - Baby, I'm in the Mood for You
    • 風に吹かれて - Blowin' in the Wind
    • クイット・ユア・ロウ・ダウン・ウェイズ - Quit Your Low Down Ways
    • ワン・モア・チャンス - Honey, Just Allow Me One More Chance
    • ダウン・ザ・ハイウェイ - Down the Highway
    • ウォリッド・ブルーズ - Worried Blues[13]、他

    7月13日、音楽出版社のウィットマーク社と正式に契約。9月22日、オールスター・フーテナニーの一員としてカーネギー・ホールに初出演し「はげしい雨が降る」他を演奏。[18]

    1962年10月26日録音[19]

    ギターのブルース・ラングホーン、ベースのレナード・ギャスキン、ドラムスのハーブ・ラヴェルらのバック・バンドを導入した初めてのレコーディング。

    • コリーナ、コリーナ - Corrina, Corrina (アルバム・バージョン)、他
    1962年11月録音[注 2]
    1962年11月14日録音[20]
    • くよくよするなよ - Don't Think Twice, It's All Right
    • コリーナ、コリーナ - Corrina, Corrina (シングル・バージョン)
    • キングスポート・タウン - Kingsport Town[13]、他
    1962年12月6日録音[21]

    12月中旬、イギリスのテレビ・ディレクター、フィリップ・サヴィールに誘われBBCテレビのドラマ『マッドハウス・オン・カッスル・ストリート』に出演するためディランはロンドンに渡り、ドラマの中で「風に吹かれて」他を演奏。またフォーク・クラブの「トゥルバドール」やパブを訪れ、マーティン・カーシーやボブ・ダヴェンポートらロンドンのフォークシンガー達とも交流を持つ。1963年1月、イタリアでツアー中だったオデッタとそれに同行していたアルバート・グロスマンに合流するため、ディランはイギリスからローマに渡る。恋人のロトロと連絡が取れるのではないかと期待していたが、知らない間にロトロはイタリアを発ちニューヨークに戻ってしまっていた。ロンドンに引き返して再びマーティン・カーシーらと会い、1月16日、ニューヨークに戻る。[22][23][24]

    ディランとロトロは再び一緒に暮らし始め[25][26]、2月、ジャケット撮影。

    1963年4月24日録音[27]

    ハモンドからトム・ウィルソンにプロデューサーが交代[2][3]

    • 北国の少女 - Girl from the North Country
    • 戦争の親玉 - Masters of War
    • ウォールズ・オブ・レッド・ウィング - Walls of Red Wing[13]
    • 第3次世界大戦を語るブルース - Talking World War III Blues
    • ボブ・ディランの夢 - Bob Dylan's Dream

    アルバムのプロモーション用テスト盤は、12月までのセッションで録音された「レット・ミー・ダイ・イン・マイ・フットステップス」、「ランブリング・ギャンブリング・ウィリー」、「トーキン・ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース」等の4曲を含み構成されていた。5月12日、ディランは人気番組『エド・サリヴァン・ショー』への出演が決まるが、テレビ局の幹部が「ジョン・バーチ」の歌詞に難色を示し、演奏内容を変更するよう申し入れたためディランと決裂し、ディランは出演そのものを拒否した[28]。この件の後、アルバムは同曲を含む4曲を4月のセッションのものに差し替えて正式にリリースされている。4月のセッションは次のサード・アルバムのためであるとも考えられているが、『エド・サリヴァン・ショー』の件の前から曲を差し替えることは決定していた可能性もあり、そのために4月のセッションが開かれたともみられている。[29]

    楽曲

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    2曲を除き、自身の作詞・作曲とクレジットされているが、一部の楽曲はアメリカイギリスのトラディショナル・ソングを改作したもの。後に『ナッシュヴィル・スカイライン』(1969年)でジョニー・キャッシュとのデュエットによりセルフ・カヴァーされる「北国の少女」は、ディランがイギリス旅行中に知った「スカボロー・フェア」を元にしている。なお、ディランに「スカボロー・フェア」を教えたフォーク歌手マーティン・カーシーは、後にポール・サイモンにも同曲を教えた[30]。「戦争の親玉」のメロディは、アパラチア民謡「ノッチマン・タウン」が下敷きとなっており、「ワン・モア・チャンス」は1927年にヘンリー・トマスが録音したブルース・ソングを大幅に改作したもの[31]

    「風に吹かれて」
    「ダウン・ザ・ハイウェイ」

    ディランによるブルース形式の自作曲。ライナー・ノーツでディランは、ブルースについての自分の考えをナット・ヘントフに次のように説明している。「本物のブルース・シンガー達がなぜあのように偉大かというと、彼らは自分が抱えているすべての苦しみを語ることができるからなのです。と同時に外側に立ってそれを見つめることができるのです。そうやって彼らは苦しみに打ち克ってきたのです。」[32][33] この曲の歌詞には、イタリアに旅立った恋人の不在の苦しみに言及した一節があるが、ディランの恋人のスーズ・ロトロはレコーディング当時イタリアのペルージャに留学していた[34][35]。ディランがロトロに送った手紙の中には、この曲の中に「きみがいる」と述べている[36]

    「はげしい雨が降る」
    「くよくよするなよ」

    アウトテイク

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    特記なき楽曲は、作詞・作曲: ボブ・ディラン

    曲名 リリース状況
    ベイビー、アイム・イン・ザ・ムード・フォー・ユー - Baby, I'm in the Mood for You バイオグラフ』(1985年)
    ベイビー、プリーズ・ドント・ゴー - Baby, Please Don't Go

    Big Joe Williams

    iTunes Exclusive Outtakes From No Direction Home
    ホリス・ブラウンのバラッド - Ballad of Hollis Brown 未発表。デモ録音が『ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)』(2010年)に収録。次作『時代は変る』(1964年)で再録音。
    コリーナ、コリーナ - Corrina, Corrina

    (トラディショナル)

    別テイク。「ゴチャマゼの混乱」(1962年)B面。
    ザ・デス・オブ・エメット・ティル - The Death of Emmett Till 未発表。 1962年5月 WBAI-FM "Broadside Show" での録音がブラインド・ボーイ・グラント名義で『Broadside Ballads, Vol. 6: Broadside Reunion』(Folkways)に、デモ録音が『ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)』(2010年)に収録。
    ヒーロー・ブルース - Hero Blues 未発表。デモ録音が『ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)』(2010年)に収録。
    Going to New Orleans 未発表。
    (I Heard That) Lonesome Whistle

    Hank Williams、Jimmie Davies)

    未発表。
    キングスポート・タウン - Kingsport Town ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)
    レット・ミー・ダイ・イン・マイ・フットステップス - Let Me Die In My Footsteps 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)、一部カット。
    Milk Cow's Calf's Blues

    ロバート・ジョンソン

    未発表。
    ゴチャマゼの混乱 - Mixed-Up Confusion モノラル・シングルとしてリリースされたが、早々に回収。ステレオ・バージョンが現行再発盤『バイオグラフ』(1997年)に収録。別テイクのMono Mixが『傑作』(1978年)に、Stereo MIxが初回盤『バイオグラフ』(1985年)に収録。
    クイット・ユア・ロウ・ダウン・ウェイズ - Quit Your Lowdown Ways 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)
    ランブリング・ギャンブリング・ウィリー - Rambling, Gambling Willie 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)
    Rocks and Gravel 未発表。ライブ録音が『Live at The Gaslight 1962』(2005年)に収録。
    サリー・ギャル - Sally Gal ノー・ディレクション・ホーム:ザ・サウンドトラック(ブートレッグ・シリーズ第7集)』(2005年)
    トーキン・ベア・マウンテン・ピクニック・マサカー・ブルース - Talkin' Bear Mountain Picnic Massacre Blues 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)
    トーキン・ハヴァ・ナギラ・ブルース - Talkin' Hava Negiliah Blues 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)
    トーキン・ジョン・バーチ・パラノイド・ブルース - Talkin' John Birch Paranoid Blues 未発表。ライブ録音が 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)、『アット・フィルハーモニック・ホール(ブートレッグ・シリーズ第6集)』(2004年)に、デモ録音が『ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)』(2010年)に収録。
    ザッツ・オール・ライト - That's All Right (Mama)

    Arthur Crudup

    未発表。
    ウォールズ・オブ・レッド・ウィング - Walls of Red Wing 『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)
    ワッチャ・ゴナ・ドゥ? - Whatcha Gonna Do? 未発表。デモ録音が『ザ・ウィットマーク・デモ(ブートレッグ・シリーズ第9集)』(2010年)に収録。
    Wichita

    (トラディショナル)

    未発表。
    ウォリッド・ブルーズ - Worried Blues

    (トラディショナル)

    『ブートレッグ・シリーズ第1〜3集』(1991年)

    反響・評価

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    1963年5月27日にアルバムはリリースされた[1]。『プレイボーイ』誌6月号には、このアルバムのライナー・ノーツも書いたナット・ヘントフによるフォーク・ミュージックに関しての記事が掲載され、ディランについてもかなりのスペースをさいていた[37]。6月、ピーター・ポール&マリーがカバーした「風に吹かれて」のシングルがリリースされると、最初の2週間だけでも30万枚以上を売り上げる[38]7月26日から28日、ディランはニューポート・フォーク・フェスティバルに出演。ピート・シーガージョーン・バエズと共演し、ピーター・ポール&マリーらと共に「風に吹かれて」を歌って喝采をもって迎えられた。ピーター・ポール&マリーのシングルは、「ミドルロード・シングルズ」で8月3日付から5週連続1位に、8月17日付「Hot 100」で最高の2位を記録した[39][40][41][42][43][44]

    『フリーホイーリン』は月に1万枚のペースで売れ、ディランのもとには月に約2,500ドルもの収入が入ってくるようになったという[45][注 3]。アルバムは9月7日付『ビルボード』誌の「トップ LP's」チャートに125位で初登場し[46]9月28日付で最高22位を記録[47]。ピーター・ポール&マリーは次のシングル「くよくよするなよ」をリリースし、10月26日付「Hot 100」で最高9位を記録した[48]

    このアルバムはビートルズにも影響を与えた。パリ公演中だった1964年1月、ジョン・レノンポール・マッカートニーフランス人DJから手に入れたこのアルバムで初めてディランを聴き、皆で聴き続けディランに夢中になったと述べている。イギリスではこの年、全英アルバム・チャートで1位を記録した。

    アルバムは、アメリカ・レコード協会 RIAA により1970年12月18日ゴールド・ディスク1999年5月5日プラチナ・ディスクに認定されている[49]。また2002年アメリカ議会図書館の「全米録音資料登録簿National Recording Registry)」50レコーディングの一つに選出された[50]2003年、『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」では、97位にランクされている[51]

    チャート

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    アルバム
    チャート 最高順位
    1963年 ビルボード・トップ LP's 150 22
    1964年 全英アルバム・チャート 1
    シングル
    タイトル チャート 最高順位
    1963年 風に吹かれて ビルボード Hot 100
    風に吹かれて 全英シングル・チャート
    — はランク外

    リリース

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    アメリカ
    日付 レーベル フォーマット カタログ番号 付記
    1963年5月27日[52] Columbia LP CL 1986 モノラル
    CS 8786 ステレオ
    Columbia CD CK
    日本

    日本でオリジナル通りのジャケット、曲順でリリースされたのは1968年2004年、紙ジャケCDがオリコン・チャートで最高162位を記録した[53]

    日付 レーベル フォーマット カタログ番号 付記
    1968年 CBSソニー LP SONP-50181
    1974年 CBSソニー LP SOPL-221
    1976年 CBSソニー LP 25AP 269
    1988年11月21日[54] CBSソニー CD 25DP 5282
    1993年9月22日[55] ソニー CD SRCS 6332 NICE PRICE LINE
    1997年2月1日[56] ソニー CD SRCS 9240 SUPER NICE PRICE 1600
    2003年10月22日[57] ソニー SACD HYBRID MHCP-10001
    2004年8月18日[58] ソニー CD MHCP-369 デジタル・リマスター、紙ジャケ、完全生産限定盤
    2005年8月24日[59] ソニー CD MHCP-803 2003年デジタル・リマスター、NICE PRICE
    2009年8月26日[60] ソニー Blu-spec CD SICP-20214

    関連項目

    [編集]

    脚注

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    注釈

    [編集]
    1. ^ ヘイリン(1990年)、p. 47。「LATE OCTOBER 1962」と記述。
    2. ^ ヘイリン(1990年)、p. 47。「EARLY〜MID NOVEMBER 1962 〔possibly the 13th〕」と記述。
    3. ^ スカデュト(1973年)、p. 229。「二五、〇〇〇ドル」と記述。

    出典

    [編集]
    1. ^ a b Auping, Jonny (2016年1月21日). “For Sale: One of the World’s Rarest Bob Dylan Albums”. Texas Monthly. 2024年9月10日閲覧。
    2. ^ a b Heylin 1996, p. 43.
    3. ^ a b OUTTAKES: THE IMPORTANT TOM WILSON
    4. ^ “NYC Album Art: The Freewheelin' Bob Dylan” (英語). Gothamist. (2006年4月18日). http://gothamist.com/2006/04/18/nyc_album_art_t.php 2009年8月15日閲覧。 
    5. ^ Williams(1962年)
    6. ^ スカデュト(1973年)、p. 178。
    7. ^ ロトロ(2010年)、p. 120。
    8. ^ スカデュト(1973年)、p. 200。
    9. ^ スーンズ(2002年)、p. 117。
    10. ^ ディラン(2005年)、pp. 4-5。
    11. ^ Escott(2010年)、p. 19。
    12. ^ ヘイリン(1990年)、pp. 44-54。
    13. ^ a b c d e ブートレッグ・シリーズ第1〜3集(1991年)
    14. ^ ヘイリン(1990年)、p. 44。
    15. ^ スカデュト(1973年)、pp. 197-200。
    16. ^ ロトロ(2010年)、pp. 195-224。
    17. ^ ヘイリン(1990年)、p. 45。
    18. ^ ヘイリン(1990年)、pp. 45-46。
    19. ^ ヘイリン(1990年)、p. 47。
    20. ^ ヘイリン(1990年)、pp. 47-48。
    21. ^ ヘイリン(1990年)、p. 48。
    22. ^ スカデュト(1973年)、pp. 205-210。
    23. ^ スーンズ(2002年)、pp. 132-134
    24. ^ ヘイリン(1990年)、pp. 48-51。
    25. ^ スカデュト(1973年)、pp. 211-215。
    26. ^ ロトロ(2010年)、pp. 225-226。
    27. ^ ヘイリン(1990年)、p. 54。
    28. ^ 『KAWADE夢ムック 文藝別冊[総特集]ボブ・ディラン』(河出書房新社、2002年、ISBN 4-309-97632-8)p.37
    29. ^ ヘイリン(1990年)、p. 44-54。
    30. ^ 『KAWADE夢ムック 文藝別冊[総特集]サイモン&ガーファンクル』(河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-97650-6)p.145
    31. ^ 日本盤CD(SRCS 9240)ライナーノーツ(中村とうよう)
    32. ^ Hentoff(1963年)。"What made the real blues singers so great is that they were able to state all the problems they had; but at the same time, they were standing outside of them and could look at them. And in that way, they had them beat."
    33. ^ リバコブ(1974年)、pp. 22-23。
    34. ^ リバコブ(1974年)、pp. 144-145。
    35. ^ スカデュト(1973年)、p. 201。
    36. ^ ロトロ(2010年)、p. 207。
    37. ^ スカデュト(1973年)、p. 229。
    38. ^ スカデュト(1973年)、p. 231。
    39. ^ “Middle-Road Singles”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (August 3, 1963): p. 40. https://books.google.co.jp/books?id=WQsEAAAAMBAJ&lpg=PA47&dq=billboard%201963&pg=PA40#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
    40. ^ “Middle-Road Singles”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (August 10, 1963): p. 42. https://books.google.co.jp/books?id=WAsEAAAAMBAJ&lpg=PA57&dq=billboard%201963&pg=PA42#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
    41. ^ “Middle-Road Singles”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (August 17, 1963): p. 40. https://books.google.co.jp/books?id=aSIEAAAAMBAJ&lpg=PA43&dq=billboard%201963&pg=PA40#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
    42. ^ “Middle-Road Singles”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (August 24, 1963): p. 52. https://books.google.co.jp/books?id=VgsEAAAAMBAJ&lpg=PA43&dq=billboard%201963&pg=PA51#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
    43. ^ “Middle-Road Singles”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (August 31, 1963): p. 41. https://books.google.co.jp/books?id=VQsEAAAAMBAJ&lpg=PA49&dq=billboard%201963&pg=PA41#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
    44. ^ “Hot 100”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (August 17, 1963): p. 24. https://books.google.co.jp/books?id=aSIEAAAAMBAJ&lpg=PA43&dq=billboard%201963&pg=PA24#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
    45. ^ Scaduto (1973年)、p. 169。"Freewheelin' was released a couple of weeks after the Terkel interview and was an immediate success, selling at a steady ten thousand copies a month, bringing Dylan an income from the record of about $2,500 a month."
    46. ^ “Top LP's”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (September 7, 1963): p. 38. https://books.google.co.jp/books?id=cAsEAAAAMBAJ&lpg=PA3&dq=billboard%201963&pg=PA38#v=onepage&q&f=false 2010年11月26日閲覧。. 
    47. ^ “Top LP's”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (September 28, 1963): p. 28. https://books.google.co.jp/books?id=YAsEAAAAMBAJ&lpg=PA34&dq=billboard%201963&pg=PA28#v=onepage&q&f=false 2010年11月26日閲覧。. 
    48. ^ “Hot 100”. Billboard (The Billboard Publishing Company) (October 26, 1963): p. 20. https://books.google.co.jp/books?id=UQsEAAAAMBAJ&lpg=PA3&dq=billboard%201963&pg=PA20#v=onepage&q&f=false 2011年1月30日閲覧。. 
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    • ザ・ビートルズ 著、島田陽子、野沢玲子、マッケンジー・スミス 訳『The Beatles アンソロジー』ザ・ビートルズ・クラブ監修翻訳、斎藤早苗監修、リットーミュージック、2000年。ISBN 4-8456-0522-8  - Beatles, the (2000). The Beatles Anthology. ISBN 978-0304356058 
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    • Escott, Colin (2010). Album notes for The Bootleg Series Vol. 9 – The Witmark Demos: 1962–1964 by Bob Dylan [booklet]. New York: Columbia Records.

    外部リンク

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