バングラデシュ・コンサート
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| 『バングラデシュ・コンサート』 | |||||
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| ジョージ・ハリスン&フレンズ の ライブ・アルバム | |||||
| リリース | |||||
| 録音 | 1971年8月1日 | ||||
| ジャンル | ロック | ||||
| 時間 | |||||
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CBSソニーレコード(初発) アップル/ソニーミュージックダイレクト(現行盤) | ||||
| プロデュース |
フィル・スペクター ジョージ・ハリスン | ||||
| 専門評論家によるレビュー | |||||
| ジョージ・ハリスン アルバム 年表 | |||||
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『バングラデシュ・コンサート』(原題:The Concert for Bangla Desh)は、1971年8月1日にジョージ・ハリスンとラヴィ・シャンカルが共同で開催した、ロック界初の大規模なチャリティー・コンサートである『バングラデシュ難民救済コンサート』を収録したオムニバスの3枚組ライブ・アルバムである。
アメリカでは同年12月20日、日本では翌1972年2月21日に、CBSソニーレコードから発売された。
解説
[編集]1971年、ハリスンはシタールの師であるシャンカルから[注釈 1]、前年11月にベンガル地方を直撃したボーラ・サイクロンと同年3月に勃発したバングラデシュ独立戦争がもたらした大量の東パキスタン難民の惨状を訴えられた[注釈 2][1]。両者は同年8月1日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、午後2時半と午後8時の2回にわたって『バングラデシュ難民救済コンサート』を開催した。
本作はアメリカの『ビルボード』誌アルバム・チャートで計6週最高位第2位を獲得し、1972年度年間ランキングでも第16位に到達した。『キャッシュボックス』誌では8週連続最高位2位を獲得し、1972年度年間ランキング第7位であった。第15回グラミー賞(1972年度)の年間最優秀アルバム賞を獲得した。
2005年、全収録曲がリミックスされ、ボーナス・トラックが加えられたデジタル・リマスター版が再発売された。
収録曲
[編集]- 作詞作曲の記載がない楽曲はジョージ・ハリスン作である。
- 内訳は以下のとおり。
- アナログ盤では#3からB面、#7からC面、#11からD面、#13からE面、#18からF面である。
- CD盤では#11からディスク2である。
- イントロダクション - George Harrison/Ravi Shankar Introduction — (5:19)
- バングラ・デューン - Bangla Dhun — (16:40)
- (Composed by Ravi Shankar)
- ワー・ワー - Wah-Wah — (3:30)
- マイ・スウィート・ロード -My Sweet Lord — (4:36)
- アウェイティング・オン・ユー・オール - Awaiting On You All — (3:00)
- 神の掟 - That's The Way God Planned It — (4:20)
- (Composed by Billy Preston)
- 明日への願い - It Don't Come Easy — (3:01)
- (Composed by Richard Starkey)
- ビウェア・オブ・ダークネス - Beware Of Darkness — (3:36)
- バンド・イントロダクション - Band Introduction — (2:39)
- ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス - While My Guitar Gently Weeps — (4:53)
- ジャンピン・ジャック・フラッシュ〜ヤングブラッド - Medley: Jumpin' Jack Flash/Young Blood — (9:27)
- Jumpin' Jack Flash (Composed by Mick Jagger/Keith Richards)
- Young Blood (Composed by Jerry Lieber/Mike Stoller/Doc Pomus)
- ヒア・カムズ・ザ・サン - Here Comes The Sun — (2:59)
- はげしい雨が降る - A Hard Rain's A-Gonna Fall — (5:44)
- (Composed by Bob Dylan)
- 悲しみは果てしなく - It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry — (3:07)
- (Composed by Bob Dylan)
- 風に吹かれて - Blowin' In The Wind — (4:07)
- (Composed by Bob Dylan)
- ミスター・タンブリン・マン - Mr. Tambourine Man — (4:45)
- (Composed by Bob Dylan)
- 女の如く - Just Like A Woman — (4:49)
- (Composed by Bob Dylan)
- サムシング - Something — (3:42)
- バングラ・デッシュ - Bangla Desh — (4:55)
ボーナス・トラック
[編集]- ラヴ・マイナス・ゼロ/ノーリミット - Love Minus Zero/No Limit — (4:19)
- (Composed by Bob Dylan)
※2005年発売のリマスター盤に追加収録されたボーナス・トラック。
出演したミュージシャン
[編集]- ジョージ・ハリスン – ギター、ボーカル
- エリック・クラプトン – ギター
- ボブ・ディラン – ギター、ハーモニカ、ボーカル
- クラウス・フォアマン – ベースギター
- ビリー・プレストン – キーボード、ボーカル
- レオン・ラッセル – キーボード、ボーカル、ベースギター
- リンゴ・スター – ドラム、タンバリン、ボーカル
- ラヴィ・シャンカル – シタール
- アリ・アクバル・カーン – サロード
- アラ・ラカ・カーン – タブラ
- カマラ・チャクラヴァーティ – タンブーラ
- ドン・プレストン – ギター、ボーカル
- ジェシ・エド・デイヴィス – ギター
- ジョーイ・モーランド[注釈 3]、トム・エヴァンズ[注釈 3]、ピート・ハム[注釈 3] – ギター
- マイク・ギビンズ[注釈 3] – パーカッション
- カール・レイドル – ベースギター
- ジム・ケルトナー – ドラム
- ジム・ホーン、アラン・ボイトラー、チャック・ファインドリー、ジャッキー・ケルソ、ルー・マクレアリー、オリー・ミッチェル – ホーン
- ドン・ニックス、ジョー・グリーン、ドロレス・ホール、クラウディア・リニアー、ジェーニー・グリーン、マーリン・グリーン – バックコーラス
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 当時彼等はロサンゼルスで、シャンカルの伝記映画『ラーガ』のサウンドトラック・アルバムを制作していた。
- ^ シャンカルは東パキスタンがあったベンガル地方のブラフミンの出身で、犠牲になった親族もいたという。
- ^ a b c d 当時在籍していた『バッドフィンガー』としてクレジット。
出典
[編集]- ^ Norman (2023), pp. 382–383.
引用文献
[編集]- Norman, Philip (2023). George Harrison: The Reluctant Beatle. London: Simon & Schuster. ISBN 978-1-3985-1341-9