オール・シングス・マスト・パス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
オール・シングス・マスト・パス
ジョージ・ハリスンスタジオ・アルバム
リリース 1970年11月27日
ジャンル ロック
時間 103分33秒
レーベル Apple(UK&US) アップル・レコード/東芝音楽工業(現:東芝EMI)(JPN)
プロデュース ジョージ・ハリスン, フィル・スペクター
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(イギリス)
  • 1位(アメリカ)
ジョージ・ハリスン 年表
電子音楽の世界
(1969年)
オール・シングス・マスト・パス
(1970年)
バングラデシュ・コンサート
(1971年)
テンプレートを表示

オール・シングス・マスト・パス (All Things Must Pass) は、1970年11月27日に発売されたジョージ・ハリスンスタジオ・アルバムLPレコード3枚組(CDでは2枚組)というボリュームの大作で、全英・全米ともに第1位を記録した彼のソロ・キャリアにおける代表作である。

『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、433位にランクイン[1]

解説[編集]

ビートルズ時代から温めていた楽曲なども含めて、彼のソングライターとしての実力が遺憾なく発揮されている。70年代の幕開けを飾るロックの金字塔とも評される。シングルでも「マイ・スウィート・ロード」(全英・全米1位、日本4位)、「美しき人生」(全米10位、日本19位)などのヒットを生み出した。アルバム全体を通して、ジョージが崇拝する神への念を素直に表現している。オリジナルLPのディスク3は“Apple Jam”と呼ばれ、ジョージを中心としたジャム・セッションの様子を収録。

エリック・クラプトンを中心としたデレク・アンド・ザ・ドミノスの全メンバーや、リンゴ・スターバッドフィンガービリー・プレストンなどがレコーディングに参加している。プロデュースはジョージとフィル・スペクター

ビルボード』誌アルバム・チャートでは、7週連続第1位を獲得し、1971年度年間ランキング第18位を記録している。また、『キャッシュボックス』誌では、8週連続第1位を獲得し、1971年度年間ランキング第21位だった。

2001年発売のリマスターCD『オール・シングス・マスト・パス〜ニュー・センチュリー・エディション〜』では、ボーナス・トラック5曲が追加され、ジャケットもオリジナル・ジャケットに彩色を施したものに変更。

収録曲[編集]

特記なき楽曲はジョージ・ハリスン作。

Disc 1[編集]

  1. アイド・ハヴ・ユー・エニータイム - I'd Have You Anytime (George Harrison, Bob Dylan)
  2. マイ・スウィート・ロード - My Sweet Lord
  3. ワー・ワー - Wah-Wah
  4. イズント・イット・ア・ピティー (ヴァージョン1) - Isn't It a Pity (Version One)
  5. 美しき人生 - What is Life
  6. イフ・ノット・フォー・ユー - If Not for You (B. Dylan)
  7. ビハインド・ザット・ロックト・ドア - Behind That Locked Door
  8. レット・イット・ダウン - Let It Down
  9. ラン・オブ・ザ・ミル - Run of The Mill

Disc 2[編集]

  1. ビウェア・オブ・ダークネス - Beware of Darkness
  2. アップル・スクラッフス - Apple Scruffs
  3. サー・フランキー・クリスプのバラード - Ballad of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
  4. アウェイティング・オン・ユー・オール - Awaiting on You All
  5. オール・シングス・マスト・パス - All Things Must Pass
  6. アイ・ディッグ・ラヴ - I Dig Love
  7. アート・オブ・ダイイング - Art of Dying
  8. イズント・イット・ア・ピティー (ヴァージョン2) - Isn't It a Pity (Version Two)
  9. ヒア・ミー・ロード - Hear Me Lord

Disc 3(Apple Jam)[編集]

  1. アウト・オブ・ザ・ブルー - Out of The Blue
  2. ジョニーの誕生日 - It's Johnny's Birthday (Based upon "Congraturations" by Martin & Coulter)
  3. プラグ・ミー・イン - Plug Me in
  4. アイ・リメンバー・ジープ - I Remember Jeep
  5. サンクス・フォー・ザ・ペッパロニ - Thanks for the Pepperoni

収録曲(ニュー・センチュリー・エディション)[編集]

DISC 1[編集]

  1. アイド・ハヴ・ユー・エニータイム - I'd Have You Anytime
  2. マイ・スウィート・ロード - My Sweet Lord
  3. ワー・ワー - Wah-Wah
  4. イズント・イット・ア・ピティー (ヴァージョン1) - Isn't It A Pity (Version One)
  5. 美しき人生 - What is Life
  6. イフ・ノット・フォー・ユー - If Not for You
  7. ビハインド・ザット・ロックト・ドア - Behind That Locked Door
  8. レット・イット・ダウン - Let It Down
  9. ラン・オブ・ザ・ミル - Run of the Mill
  10. アイ・リヴ・フォー・ユー - I Live for You
    未発表曲
  11. ビウェア・オブ・ダークネス - Beware of Darkness
    1970年5月27日録音のデモ・テイク
  12. レット・イット・ダウン - Let It Down
    1970年5月27日録音のデモ・テイクにオーバーダビングを加えたもの
  13. 美しき人生 - What is Life
    1970年8月9日録音のラフ・ミックス
  14. マイ・スウィート・ロード (ニュー・センチュリー・ヴァージョン) - My Sweet Lord (2000)
    オリジナルのベーシック・トラックにオーバーダビングを加え、ジョージが新たにヴォーカルを入れなおしたもの。

DISC 2[編集]

  1. ビウェア・オブ・ダークネス - Beware of Darkness
  2. アップル・スクラッフス - Apple Scruffs
  3. サー・フランキー・クリスプのバラード - Ballad of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
  4. アウェイティング・オン・ユー・オール - Awaiting on You All
  5. オール・シングス・マスト・パス - All Things Must Pass
  6. アイ・ディッグ・ラヴ - I Dig Love
  7. アート・オブ・ダイイング - Art of Dying
  8. イズント・イット・ア・ピティー (ヴァージョン2) - Isn't It a Pity (Version Two)
  9. ヒア・ミー・ロード - Hear Me Lord
  10. ジョニーの誕生日 - It's Johnny's Birthday
  11. プラグ・ミー・イン - Plug Me in
  12. アイ・リメンバー・ジープ - I Remember Jeep
  13. サンクス・フォー・ザ・ペッパロニ - Thanks for the Pepperoni
  14. アウト・オブ・ザ・ブルー - Out of the Blue

参加ミュージシャン[編集]

脚注・出典[編集]

  1. ^ 500 Greatest Albums of All Time: George Harrison, 'All Things Must Pass' | Rolling Stone