ジョイン・トゥゲザー
「ジョイン・トゥゲザー」 | ||||||||
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ザ・フー の シングル | ||||||||
B面 | ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | 1972年5月22日 オリンピック・スタジオ[1] | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
トラック・レコード デッカ・レコード | |||||||
作詞・作曲 | ピート・タウンゼント | |||||||
プロデュース | ザ・フー、グリン・ジョンズ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
ザ・フー シングル 年表 | ||||||||
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「ジョイン・トゥゲザー(ライヴ)」 | |
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ザ・フー の シングル | |
初出アルバム『ジョイン・トゥゲザー』 | |
B面 |
恋のマジック・アイ ビハインド・ブルー・アイズ クリスマス |
リリース | |
規格 |
7インチ・シングル CDシングル |
録音 | 1989年 |
ジャンル | ロック |
時間 | |
レーベル | ヴァージン・レコード |
作詞・作曲 | ピート・タウンゼント |
プロデュース | ボブ・クリアマウンテン、クライヴ・フランクス、ビリー・ニコルズ |
チャート最高順位 | |
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「ジョイン・トゥゲザー」(Join Together)は、イギリスのロック・バンド、ザ・フーが1972年にシングルとして発表した楽曲。スタジオ・アルバムには未収録となった。また、1990年にはライヴ・ヴァージョンがシングルとして発売されている。
背景
[編集]ピート・タウンゼントは1971年より『ライフハウス』というロック・オペラの構想を練っており、本作は『ライフハウス』のための新曲として作られた[5]。タウンゼントが2000年に発売した6枚組CDボックス・セット『Lifehouse Chronicles』には、本作のデモ・ヴァージョンも収録されている[6]。レコーディングではジュース・ハープ、ハーモニカ、シンセサイザーといった楽器が導入され、ボーカリストのロジャー・ダルトリーは後に『アンカット』誌のインタビューで「シングルにぴったりの、良いエナジーがある曲だと思った。でも当時の僕は、まだシンセサイザーの導入には疑問があったね。僕達はたくさんの曲で、こういう些末な単音のノイズを作るのに時間をかけてきたけど、ギターだけでやった方が良いんじゃないかって思っていた」とコメントしている[7]。
B面曲「ベイビー・ドント・ユー・ドゥ・イット」はマーヴィン・ゲイの歌唱で知られる曲のカヴァーで、シングルには1971年12月のライヴ音源が収録され[5]、スタジオ録音のヴァージョンは、アルバム『フーズ・ネクスト』(1971年)のリマスターCDにボーナス・トラックとして追加された。
ミュージックビデオ
[編集]この曲のプロモーションビデオが、1972年6月25日、ウェンブリーにあるロンドン・ウィークエンド・テレビジョン・スタジオにで撮影された。監督は、ローリング・ストーンズ主催の『ロックンロール・サーカス』や、ビートルズの『レット・イット・ビー』で有名なマイケル・リンゼイ=ホッグ。撮影にはザ・フーのファンクラブ会員が観客役として参加している[8]。
映像の後半から、メンバーが観客の中に進んでいくシーンがあるが(キース・ムーンもドラムセットごと観客の中になだれ込んでいく)、これはタウンゼントがこの曲の歌詞にもこめていた「バンドと観客が一つになって共存する」というイメージを具現化したものである[9]。このプロモーションビデオは、1972年7月13日にBBCの『トップ・オブ・ザ・ポップス』で放映された[8]。
反響
[編集]全英シングルチャートでは9位に達し、バンドにとって11作目の全英トップ10シングルとなった[2]。アメリカのBillboard Hot 100では17位を記録し、同チャートで自身5度目のトップ20入りを果たしている[4]。
1990年にヴァージン・レコードから発売されたライヴ・アルバム『ジョイン・トゥゲザー』のヴァージョンは、同年にアナログ盤シングル(VS 1259)[10]及びCDシングル(VSCDT 1259)としてもリリースされ[11]、1990年3月31日付の全英シングルチャートで100位を記録した[2]。
カヴァー
[編集]脚注
[編集]- ^ The Who - My Generation - The Very Best Of The Who (CD)
- ^ a b c d The Who | full Official Chart History | Official Charts Company
- ^ The Who - Join Together - hitparade.ch
- ^ a b The Who | Awards | AllMusic
- ^ a b レコード・コレクターズ増刊『ザ・フー アルティミット・ガイド』(ミュージック・マガジン/2004年) p.126
- ^ レコード・コレクターズ増刊『ザ・フー アルティミット・ガイド』p.81
- ^ “The Who's 20 best songs, chosen by Roger Daltrey - Page 9”. Uncut. Time Inc. (2015年2月24日). 2015年11月21日閲覧。
- ^ a b 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、245頁
- ^ 『エニウェイ・エニハウ・エニウェア』アンディ・ニール、マット・ケント著、佐藤幸恵、白井裕美子訳、シンコーミュージック刊、2008年、245頁
- ^ The Who - Join Together (Vinyl) at Discogs
- ^ The Who - Join Together (CD) at Discogs
- ^ “Rock Legend Sweet Return With New Album 'New York Connection'”. Blabbermouth.net (2012年4月13日). 2015年11月21日閲覧。