Planet patrol

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Planet patrol
茅原実里シングル
初出アルバム『D-Formation
Minori Chihara B-side Collection
B面 赤い棘のギルティ
purest note 〜あたたかい音
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POP
時間
レーベル GloryHeaven
作詞・作曲 畑亜貴(作詞)
渡辺和紀(作曲)
プロデュース 斎藤滋
チャート最高順位
茅原実里 シングル 年表
KEY FOR LIFE
(2011年)
Planet patrol
(2011年)
TERMINATED
(2011年)
D-Formation 収録曲
Metamorphosis Door
(4)
Planet patrol
(5)
KEY FOR LIFE
(6)
Minori Chihara B-side Collection 収録曲
Best mark smile
(2)
赤い棘のギルティ
(3)
animand〜agitato
(4)
Minori Chihara B-side Collection 収録曲
ひとりにひとつの永遠
(12)
purest note 〜あたたかい音
(13)
Sunshine flower
(14)
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Planet patrol」(プラネット・パトロール)は、茅原実里の楽曲。畑亜貴が作詞、渡辺和紀が作曲を手掛けた。茅原の12枚目のシングルとして2011年7月6日GloryHeavenから発売された。

概要[編集]

前作「KEY FOR LIFE」から約5ヶ月ぶりのリリースであり、2011年3作目のシングル。また、4作連続で収録曲は3曲入りになっている。

本曲は、2010年7月21日にリリースされた9枚目のシングル「Freedom Dreamer」と同様に、2009年から河口湖ステラシアターで毎年開催されている自身のライブ『SUMMER CAMP』を意識したアップテンポのサマーソング[2][3][4]。作品のコンセプトは、夏の暑さや祭りの雰囲気などの「夏にしか出来ない事」をテーマに作っていたので、茅原は「今、この瞬間」にしか作れないシングルになり[5]ディスクジャケットも「夏の賑やかさをジャケットでも表現できた」と感じ[6]、今までのジャケットにはない新鮮な茅原実里を見せる事が出来た遊び心満載のジャケットになったと語っており[7][8]、ジャケットイメージは表題曲のタイトルの「Patrol」から茅原が警察官に扮したWジャケット仕様になっている[4][9]。また、ラジオ『RUn LAN Radio』の第1回のエンディングテーマとしても使用された。なお、茅原の楽曲が自身のラジオ番組『茅原実里のradio minorhythm』以外のラジオの主題歌として起用されるのは初。

表題曲「Planet patrol」にはPVが製作されており、茅原は「楽曲のイメージと打って変わった、笑いと涙無しでは見れないPVになった。」と語っている[8][10]。内容はジャケットデザインとは全く違う雰囲気の「かるた競技大会」をモチーフにしたユーモア溢れる内容になっている[11]。茅原の既存のPVは楽曲の世界観を映像表現したものであったが、今作は楽曲とは異なる世界観のストーリーが展開されている[12]。ストーリー内容は、父親が借金をしてしまい母親が家を出て行くという事態になってしまったので主人公が借金返済のために「競技かるた」で賞金稼ぎをしていき、決勝戦で母親と対戦した結果、勝利し母親を越えていくという物語になっている[13][14][15]。また、茅原以外の俳優が出演している事、リップシンクなしの映像であるのも初である[16]。なお、PVの製作テーマは「いい意味でファンを裏切れる映像にすること」であったという[16]

また、茅原の監修で新たにPVが製作され2011年11月13日11月18日なんばHatchZepp Tokyoで開催された自身のファンクラブ「m.s.s」のファンクラブイベント『MINORI'S BIRTHDAY VOL.4』で公開された。PVテーマは「宇宙刑事みのりんポリス プラネットパトロール」であり、内容はTwitterで限定公開されたアカウントの「みのりんポリス」を主人公とし、悪の秘密結社CMBとの戦闘を描いた物語である。また、撮影は千葉県の採石所で行われ茅原のサポートバンド「CMB」のメンバー、ランティスの音楽プロデューサーの斎藤滋、茅原のマネージャーの瀬野大介がキャストとして参加している。なお、当初製作されたPVとリメイクPVは自身の4作目のミュージッククリップ集『Message04』に収録された[17]

カップリング曲の「purest note 〜あたたかい音」には、PVが製作され、2011年8月5日8月6日8月7日に開催された『Minori Chihara Live 2011 "SUMMER CAMP 3"』にて撮影が行われた。内容は舞台裏やライブ本編などを含めた3日間の映像になっている。また茅原のシングルにとってはカップリング曲にPVが製作される事、1枚のシングルに収録されている複数曲にPVが製作される事、ライブ映像を使用した構成のPVであることは初[18]。PVは2011年8月19日YouTubeニコニコ動画のランティスのオフィシャルチャンネル『Lantisちゃんねる』から配信された[19][20]

作曲はランティス移籍後の茅原のシングルの楽曲を手掛けてきた菊田大介が携わってなく、茅原のシングルでは初のElements Gardenの作曲家が参加していない作品になった。また、本作の発売を記念したキャンペーン「協力者求ム! 〜WANTED MINORI!〜」がTwitterで開催されており[21]、内容は本作を入手後「捜査状況報告」という形でツイートで報告するというもの[11]。発売日の2011年7月6日には「パトロール」と称して秋葉原、新宿、池袋の店舗を訪問した。店舗訪問時に各店舗のディスプレイ展開を実際に見て感動したと語っている[22]。また、同日限定で「みのりんポリス」としてTwitterアカウントが公開され、パトロール状況がツイートで逐一報告された。

チャート成績[編集]

2011年7月16日放送分のCOUNT DOWN TVでは21位[23]、2011年7月4日から7月10日調査分のサウンドスキャンの週間シングルCDソフトTOP20では12位を獲得した[24]

批評[編集]

hotexpressの山本純は、ジャケットデザインは過去作品のアートデザインと違い、茅原が「夏だからこそ遊び心も大事」と語った通りの意外性があるデザインになっている。また、PVはジャケットデザイン、楽曲と全くリンクしていない「競技かるた」がテーマの親子の物語が描かれているので、聴き手は「開放的なビートに身を揺らし、シュールで且つ賑やかな世界観に思考を巡らせる事が本作の魅力である。」と批評した[14]

CDジャーナルは、「楽曲自体はアッパーでSF風の雰囲気が入り混じったダンスミュージック。また、ジャケットデザインは既存のジャケットデザインの路線とは一線を画したものになっている。」と批評した[25]

収録曲[編集]

  1. Planet patrol [4:06]
    作詞:畑亜貴、作曲・編曲:渡辺和紀
    茅原の楽曲では初のラップが用いられている[8]。ラップの起用は茅原が提案した結果であったが初の試みであったため、レコーディングでは苦労したがプロデューサーの斎藤滋の助言により上手くいったと語っている[26]。また、レコーディングは楽曲の詞に「銀色のコスチューム」というフレーズが登場するため、銀色の洋服で行ったという[27]
    「夏の曲」というテーマのコンペティションから選ばれた楽曲で、茅原は初めて聴いた時にインパクトがあり「ライブでの風景が思い浮かんだ爽快な曲」という印象を持った開放感溢れる曲である。また、詞は壮大な世界観をイメージさせる「地球」や「楽園」などのフレーズが入っている[28][29]
    「目指す楽園 ここだよ」というフレーズは茅原のライブ会場を指している[26]
  2. 赤い棘のギルティ [4:21]
    作詞:古屋真、作曲・編曲:増田武史eyelis
    「熱い恋」をテーマにした曲である[13]。またテンポ200越えの楽曲で、茅原はレコーディング時に曲が速いことと曲のイメージに合ったセクシーな雰囲気を出すことに苦労したという[30]。茅原はコンサートで振付を付けて踊りたいと語っている[13]
    楽曲イメージはラテン系であり[8]、シングル曲の打ち合わせ時に「ラテン系のテイストを取り入れた曲を歌いたい」と提案した結果、リッキー・マーティンの「リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ」、郷ひろみの「GOLDFINGER '99」をイメージした大人な雰囲気が出ている曲になったと語っている[12][28]。茅原は「映画を見ている様な夏のいけない恋」というイメージを感じたという[13][31]。また、アートディレクションアリス谷村新司のイメージであったという[12]
  3. purest note 〜あたたかい音 [6:24]
    作詞:こだまさおり、作曲・編曲:黒須克彦
    茅原にとって新しいタイプの楽曲であったため、レコーディングは思い通りに唄うことが出来ず苦しんだという。また、楽曲の印象は「メロディや言葉のひとつひとつが優しく、暖かく、大きい」という包容力がある心暖まる曲であるという[8][32]
    東日本大震災後の5月2日5月8日に行われたコンサートツアー『Minori Chihara Live Tour 2011 〜Key for Defection〜』の東京、札幌公演を行っていく中で感じた「音楽を通してファンと繋がっていることが幸せである」という想いが詞に反映されている。また、「この曲を通して自分の気持ちを感じて欲しい」と茅原は語っている[33][34]
    楽曲自体ミディアムテンポの温かいメロディになっており、茅原はコンサートで観客と共に合唱を行いたいと語った[12][13]
    茅原の音楽へ対する想いやファンへの気持ちが詰まっている楽曲で、茅原自身唄いながら背中を押されるような希望に満ちあふれた曲になっている[18]

収録作品[編集]

CD[編集]

楽曲 発売日 タイトル 備考
Planet patrol 2012年2月29日 D-Formation 4枚目のオリジナルアルバム
赤い棘のギルティ 2013年3月13日 Minori Chihara B-side Collection 1枚目のベスト・アルバム
purest note 〜あたたかい音

DVD、Blu-ray Disc[編集]

発売日 タイトル 備考
Planet patrol
2012年4月4日 Message 04 4作目のミュージッククリップDVD
2012年7月2日 Minori Chihara Live 2011 "SUMMER CAMP 3" LIVE Blu-ray 5作目のライブ・ビデオ。
2012年11月14日 Minori Chihara Live 2012 ULTRA-Formation LIVE Blu-ray 6作目のライブ・ビデオ。
2013年1月25日 Minori Chihara Live 2012 ULTRA-Formation LIVE DVD
赤い棘のギルティ
2012年7月2日 Minori Chihara Live 2011 "SUMMER CAMP 3" LIVE Blu-ray 5作目のライブ・ビデオ。
2012年11月14日 Minori Chihara Live 2012 PARTY-Formation LIVE Blu-ray 7作目のライブ・ビデオ。
2013年1月25日 Minori Chihara Live 2012 PARTY-Formation LIVE DVD
purest note 〜あたたかい音
2012年4月4日 Message 04 4作目のミュージッククリップDVD。
2012年7月2日 Minori Chihara Live 2011 "SUMMER CAMP 3" LIVE Blu-ray 5作目のライブ・ビデオ。
2012年11月14日 Minori Chihara Live 2012 PARTY-Formation LIVE Blu-ray 7作目のライブ・ビデオ。
2013年1月25日 Minori Chihara Live 2012 PARTY-Formation LIVE DVD

クレジット[編集]

Performed by 茅原実里
Producer 斎藤滋(Lantis)
Mix engineer 高田浩太郎
Recording engineer 関朋充
Mastering Engineer 袴田剛史(FLAIR MASTERING WORKS)
Art direction & design 後藤まどか(gomagra.me)
Photography 朴玉順(CUBE)
Styling 谷口美夏(Jsta)
Hair & Make-up 清水恵美子(maroonbrand)
A&R 岩下由希恵(Lantis)
Creative producer 小島冬樹(Lantis)
Promotion producer 鈴木めぐみ(Lantis)
Sales promotion producer 佐橋計(Lantis)
Sales promotion 臼倉竜太郎(Lantis)
Executive promoter 松村起代子(Lantis)
Fan Club Staff 片野安則
安田まどか
木村渚沙
有馬幸宏
成田奈穂(ROM SHARING)
Special thanks SCOOP MUSIC
Smile Company
Peak A Soul+
Artist Brand Management 瀬野大介(Linkarts)
Artist Management Assistant 大塚裕介
佐々木真理恵(avex Planning & Development
Supervisor 本多健二(avex Planning & Development)
Executive supervisor 伊藤善之
Executive producer 井上俊次(Lantis)
青木義人(avex Planning & Development)
Special supporter m.s.s members
Very special thanks ALL FANS

出典[編集]

  1. ^ FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50 July 09 2010 アーカイブ(2011年7月9日付発表分)”. 文化放送FRIDAY SUPER COUNTDOWN 50』公式サイト. 文化放送 (2011年7月9日). 2011年7月13日閲覧。
  2. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年5月25日). “夏へ向けて!!!”. 茅原実里blog. 2011年6月16日18:27閲覧。
  3. ^ 声優グランプリ主婦の友社2011年、26頁。定期刊行物コード 4910055870717-01143。
  4. ^ a b 茅原実里ニューシングル「Planet patrol」は夏を意識した1枚!”. リッスンジャパン (2011年7月6日). 2011年7月6日00:47閲覧。[リンク切れ]
  5. ^ 茅原実里のradio minorhythm』第213回より[出典無効]
  6. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年6月3日). “ジャケット撮影♪”. 茅原実里blog. 2011年6月9日閲覧。
  7. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年6月9日). “甘〜い♪♪♪”. 茅原実里blog. 2011年6月10日閲覧。
  8. ^ a b c d e 茅原実里「Planet patrol」でセクシー宇宙ポリスに大胆変身”. ナタリー (2011年6月16日19:03). 2011年6月16日閲覧。
  9. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年6月14日). “ジャケット完成♪”. 茅原実里blog. 2011-6-16 18:27閲覧。
  10. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年6月18日). “アナザージャケット♪(笑)”. 茅原実里blog. 2011年6月18日閲覧。
  11. ^ a b みのりんポリス、全国一斉取り締まりでギャングを追う”. ナタリー (2011-6-22 16:57). 2011-6-22 22:06閲覧。
  12. ^ a b c d 「アニカン Vol.97 2011年7月号」38頁より
  13. ^ a b c d e ニコニコ生放送『アニちけ』2011年6月24日放送分[出典無効]
  14. ^ a b 人気声優 茅原実里のシュールな世界へようこそ”. hotexpress (2011年7月6日). 2011年7月6日00:47閲覧。
  15. ^ 『茅原実里のradio minorhythm』第217回より
  16. ^ a b minorhythm(茅原実里) (2011年6月23日). “じゃじゃん!!”. 茅原実里blog. 2011-6-24 01:33閲覧。
  17. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年11月19日). “宇宙刑事みのりんポリス♪”. 茅原実里blog. 2011-11-20 0:38閲覧。
  18. ^ a b minorhythm(茅原実里) (2011年7月7日). “「purest note 〜あたたかい音」で……♪♪♪”. 茅原実里blog. 2011年7月8日23:21閲覧。
  19. ^ 茅原実里、ファンと一緒に作り上げた「purest note」PV”. ナタリー (2011年8月19日). 2011年8月19日閲覧。
  20. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年8月15日). “みんな、ありがとう〜!!!”. 茅原実里blog. 2011-8-19 17:31閲覧。
  21. ^ 茅原実里『Planet patrol』”. Lantis web site (2011年6月22日). 2011年6月22日閲覧。
  22. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年7月6日). “みのりんポリス参上〜♪”. 茅原実里blog. 2011年7月13日閲覧。
  23. ^ This Week's TOP 100 Ranking Date : 2011/07/16”. COUNT DOWN TV (2011年7月16日). 2011年10月24日閲覧。[リンク切れ]
  24. ^ 週間 CDソフト TOP20 2011年7月4日〜2011年7月10日 調査分”. サウンドスキャン (2011年7月11日). 2011年10月24日閲覧。
  25. ^ 茅原実里 / Planet patrol”. CDジャーナル (2011年7月6日). 2011年8月23日閲覧。
  26. ^ a b アニカン』Vol.97(2011年7月号)、MG2、2011年6月22日、 40頁。
  27. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年5月28日). “ガブガブとは…???”. 茅原実里blog. 2011年6月16日18:27閲覧。
  28. ^ a b 『茅原実里のradio minorhythm』第214回より[出典無効]
  29. ^ Pick-up Voice』Vol.44(2011年8月号)、音楽専科社2011年6月25日、 73頁。
  30. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年5月26日). “レコーディング♪”. 茅原実里blog. 2011年6月16日18:27閲覧。
  31. ^ 『Pick-up Voice』Vol.44(2011年8月号)、音楽専科社、2011年6月25日、 74頁。
  32. ^ minorhythm(茅原実里) (2011年6月1日). “「purest note 〜あたたかい音」”. 茅原実里blog. 2011-6-16 18:27閲覧。
  33. ^ 『茅原実里のradio minorhythm』第215回より[出典無効]
  34. ^ 『Pick-up Voice』Vol.44(2011年8月号)、音楽専科社、2011年6月25日、 71頁。

外部リンク[編集]