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ロンドン・ルートン空港

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ロンドン・ルートン空港
London Luton Airport
ターミナルビル
ターミナルビル
IATA: LTN - ICAO: EGGW
概要
国・地域 イギリスの旗 イギリス
所在地 ベッドフォードシャー州ルートン
母都市 ロンドン
種類 公共
所有者 ルートンバラ・カウンシル英語版
運営者 ロンドン・ルートン空港運営株式会社
拠点航空会社
標高 160 m (526 ft)
座標 北緯51度52分29秒 西経000度22分06秒 / 北緯51.87472度 西経0.36833度 / 51.87472; -0.36833座標: 北緯51度52分29秒 西経000度22分06秒 / 北緯51.87472度 西経0.36833度 / 51.87472; -0.36833
公式サイト 公式サイト
地図
ロンドン・ルートン空港の位置
ロンドン・ルートン空港の位置
LTN/EGGW
ロンドン・ルートン空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
08/26 2,160×46 舗装
統計(2008年)
旅客数 10,180,734人
発着回数 117,859回
出典: UK AIP at NATS[1]
Statistics from the UK Civil Aviation Authority[2]
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空港の一覧
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ロンドン・ルートン空港(ロンドン・ルートンくうこう、英語London Luton Airport)は、イギリスベッドフォードシャー州ルートンにある空港である。ロンドンの北方50キロに位置する。

かつてはロンドン郊外の小規模空港だったが、現在では数多くの格安航空会社が就航している。同国の格安航空会社最大手イージージェットの本拠地。

就航航空会社と就航都市

国内線

航空会社就航地
イギリスの旗 イージージェット アバディーンインヴァネス英語版エディンバラグラスゴージブラルタルベルファスト
季節運航:ジャージー島マン島

国際線

航空会社就航地
イギリスの旗 TUIエアウェイズ 南欧:テネリフェ・スールパフォスランサローテ
季節運航
南欧:イビサイラクリオン(2019年5月2日就航予定)、グラン・カナリアコルフザキントス英語版スキアトス英語版テッサロニキ(2019年5月2日就航予定)、パルマ・デ・マヨルカファロフエルテベントゥラフンシャルマラガメノルカレウスロードス
北アフリカ:エンフィダ(2019年5月3日再開予定)、フルガダ(2019年11月7日就航予定)
中東:ダラマン
季節チャーター便
西欧:シャンベリ英語版
中欧:ザルツブルク
イギリスの旗 イージージェット 西欧:アムステルダムトゥールーズナントニースバーゼル/ミュールーズパリ/シャルル・ド・ゴールボルドーマルセイユリヨン
中欧:ウィーンクラクフジュネーヴチューリッヒドルトムントベルリン/シェーネフェルトミュンヘン
南欧:アリカンテアルゲーロヴェネツィアカターニアセビリア、テネリフェ・スール、ナポリ、パフォス、バルセロナ、パルマ・デ・マヨルカ、バレンシアピサファロポルトマドリード、マラガ、ミラノ/マルペンサ、ランサローテ、リスボンローマ/フィウミチーノ
北欧:ストックホルム/アーランダレイキャヴィーク/ケプラヴィーク
中東:テルアビブ/ベン・グリオン
季節運航
西欧:グルノーブル英語版ビアリッツモンペリエ
東欧:ザダルスプリト英語版ドブロブニク英語版
中欧:インスブルック、ザルツブルク
南欧:イビサ、イラクリオン、オルビア英語版、コルフ、ジェノヴァ、テッサロニキ、パレルモミコノス英語版、メノルカ、レウス、ロードス
北欧:タリン
中東:アンタルヤ、ダラマン、ボドルム
アイルランドの旗 ライアンエアー 西欧:クノックケリーコークダブリンニーム英語版ベジエ英語版
中欧:ジェシュフブィドゴシュチュ
南欧:アテネ、アリカンテ、テネリフェ・スール、バルセロナ、フエルテベントゥラ、ボローニャ、マラガ、マルタムルシア英語版、ランサローテ
北欧:ヴィリニュスカウナスコペンハーゲン
北アフリカ:マラケシュ
季節運航:グラン・カナリア、ジローナ、ファロ
ハンガリーの旗 ウィズエアー 東欧:ヴァルナキーウ/ジュリャーヌィキシナウ、クラクフ(2019年4月4日就航予定)、クラヨーヴァ英語版クルジュ=ナポカ英語版コンスタンツァ英語版サトゥ・マーレ英語版シビウ英語版スコピエスチャヴァ英語版ソフィアティミショアラティラナトゥルグ・ムレシュ英語版ハルキウ(2019年2月9日運航終了予定)、ブカレストプリシュティナブルガスベオグラードヤシ英語版リヴィウ
中欧:ヴロツワフ英語版オルシュティン英語版カトヴィツェグダニスクコシツェ英語版デブレツェン英語版ブダペストブラチスラヴァプラハポズナン英語版ポプラト英語版リュブリャナルブリン英語版ワルシャワ/ショパン
南欧:アテネ、カターニア(2019年9月17日就航予定)、テッサロニキ(2019年7月1日就航予定)、バーリ、ポルト(2019年7月2日就航予定)、ラルナカ、リスボン
北欧:ヴィリニュス、オスロ/ガーデモエン(2019年9月16日就航予定)、カウナス、タリン、トゥルク(2019年7月2日就航予定)、パランガベルゲン(2019年7月1日就航予定)、リガ、レイキャヴィーク/ケプラヴィーク
西アジア:クタイシ
中東:テルアビブ/ベン・グリオン
季節運航
西欧:グルノーブル
東欧:オフリド英語版、スプリト
南欧:ヴェローナ
北欧:トロムソ
中東:エイラート/オブダ
ルーマニアの旗 ブルーエア英語版 東欧:バカウ英語版、ブカレスト、ヤシ
南欧:ラルナカ
北欧:タリン
スペインの旗 ブエリング航空 アムステルダム
季節運航:フィレンツェ
イスラエルの旗 エル・アル航空 テルアビブ/ベン・グリオン
トルコの旗 サンエクスプレス 季節運航:アンカラ、アンタルヤ、イズミルガズィアンテプ、ボドルム

貨物便

航空会社就航地
イギリスの旗 DHLエアUK英語版 西欧:シャノンブリュッセルベルファストロンドン/ヒースロー
中欧:ケルン/ボンフランクフルトライプツィヒ/ハレ
トルコの旗 MNG航空 西欧:アムステルダム、パリ/シャルル・ド・ゴール
中東:イスタンブール/アタテュルク

就航都市

タラップによる乗り降り。この空港では搭乗橋を設置していない。

国内線

国際線

西ヨーロッパ

東ヨーロッパ

中央ヨーロッパ

南ヨーロッパ

北ヨーロッパ

北アフリカ

西アジア

交通

鉄道

ルートン・エアポート・パークウェイ駅に停車中のファースト・キャピタル・コネクト(テムズリンクの先代運行事業者)列車

当空港へのアクセスとして、ミッドランド本線ルートン・エアポート・パークウェイ駅1999年に開業した。同駅はルートン空港まで約1マイル (1.6 km)の距離にあり、シャトルバスが運行されている。同駅までの鉄道の切符にはシャトルバスの運賃が含まれているが、切符がない場合には別途料金を支払う必要がある。

ルートン・エアポート・パークウェイ駅には、テムズリンク(ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ)とイースト・ミッドランズ・レールウェイ英語版の2事業者の列車が停車する。前者はテムズリンク・ネットワークの列車を運行しており、北はベッドフォード英語版、南はセント・オールバンズ英語版、ロンドン(セント・パンクラス駅ブラックフライアーズ駅他)、ウィンブルドンサットン英語版ガトウィック空港およびブライトンなどに直通している。後者はミッドランド本線の長距離列車を運行しており、ロンドン・セント・パンクラス駅とは最短約22分程度で結ばれている。

駅からのアクセスを改善するため、各形態の鉄道連絡線とシャトルバスの置き換え計画が幾つかの方法で提案され、2007年分離式軌道化輸送機関システムとともにシャトルバスの置き換え計画が発表された[3]。ロンドン中心部から当空港までの移動時間を20分短縮し、利用者数を大幅に増加させることを目的として、 2015年にミッドランド本線から当空港までの新たな直通鉄道連絡線を建設する意欲的な計画が発表された[4]。当空港所有者であるLLAL(ルートンBC)による2016年の計画では、2億ポンドの経費でルートン・エアポート・パークウェイ駅から当空港までを延長1.4-マイル (2.3 km)のライトレール連絡線とするルートンDARTを建設することが発表された。計画申請は2016年秋に提出され、2017年6月に受理された。この連絡線は2020年末までに旅客サービスに入る予定である[5][6]

2016年に当空港事業者はルートン・エアポート・パークウェイ駅までの便利な鉄道連絡線向けのキャンペーンに対して、CBI、easyJet、中小企業連合 (FSB) 、ベッドフォードシャー商工会議所およびハートフォードシャー商工会議所の支援を受けた。彼らはロンドン中心部から毎時4本の高速列車を導入することを新しいイースト・ミッドランド・フランチャイズの所有者の要件とするよう政府に要請している[7]

脚注

外部リンク