遊水池

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渡良瀬遊水地航空写真

遊水池(ゆうすいち)とは、洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させる土地のことである。遊水地と表記する場合もあるが、治水機能を表す場合は池を、土地そのものの場所や土地利用を表す場合は地を用いる傾向にある(決まったものではない)。下流の水害を軽減する目的で河川に設置される。土地開発などを通じて設置される小型の調整池とは別物である。設置にあたっては平野部に大面積の土地を確保する必要があることから、土地利用が進んだ日本国内では設置が困難な場合も多い。

遊水池設置に向けた動き[編集]

1990年代以降、有識者により提唱された緑のダム構想をうけて、従来のコンクリートダムの代わるものとして森林整備と遊水池を組み合わせた治水計画が各地で模索された。しかし、用地買収に掛かる補償費用が莫大な額となること、住居移転を余儀なくされること、平坦な平野部に計画されることが多く面積の割りに有効な水深を大きく得られない(無動力で流出入させる方がポンプが不要な分メンテナンスが低減されるが、河川水位よりも高く貯めることはできず、しかし深くすると排水できなくなる)ことなどのため、地元関係者からの反対などから事業の停滞もしくは白紙撤回を余儀なくされることもある。

サンクチュアリ[編集]

氾濫原となるため高度な土地利用が難しく、放置されたままアシ雑木が繁る草原になる場合がほとんどである。人が近寄らない環境となることから、多数の貴重な動植物が住み着き、新たな自然環境が出現することもある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]