舎熊駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
舎熊駅
舎熊駅(2016年10月)
舎熊駅(2016年10月)
しゃぐま
Shaguma
信砂 (0.8km)
(1.7km) 朱文別
所在地 北海道増毛郡増毛町舎熊
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 留萌本線
キロ程 61.0km(深川起点)
電報略号 クマ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
14人/日(降車客含まず)
-1992年度-
開業年月日 1921年大正10年)11月5日
廃止年月日 2016年平成28年)12月5日
備考 無人駅
路線廃止に伴う廃駅
テンプレートを表示

舎熊駅(しゃぐまえき)は、北海道留萌振興局増毛郡増毛町舎熊(しゃくま)にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)留萌本線廃駅)である。電報略号クマ

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式ホーム1面1線の地上駅で、ホームは線路の北西側(増毛方面に向かって右手側)に存在していた[2]。廃止時点では転轍機を持たない棒線駅だが[2]、かつては相対式ホーム2面2線を有する交換駅で、さらに駅裏側に複数の貨物側線を有していた。これらは貨物取扱い廃止後に撤去され、ホーム前後の線路は転轍機の名残りで湾曲していた(交換設備の廃止時期は不明)。

無人駅となっており、駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接していた[2]有人駅時代の古い板張りの駅舎[3]は改築され、ヨ3500形車掌車[4]を改造した貨車駅舎となっていた[2]宗谷本線の貨車駅舎と全く同一の外観で[4]、旧駅舎の基礎の上に設置されており、この基礎のコンクリートは劣化のため廃墟のようになっていた[5]。トイレは無かった[5]

2016年、駅名板が2枚盗難にあったが、「いたちごっこになる」という理由で、新たに取り付けられる事は無かった[6]

駅名の由来[編集]

当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語で「イ・サッケ・クマ」(魚を干す竿)の転訛した「サックマ」に由来する[7]。地名は「しゃくま」と清音で発音する[8]

利用状況[編集]

  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は28人[2]

駅周辺[編集]

周辺に農家が点在しており、貨物側線跡は小さなパークゴルフ場となっている。

駅跡[編集]

2017年10月現在、廃駅舎・ホームともに撤去され、砂利が敷かれた更地となっているが、かつてホーム上に設置されていた電灯設備が残存しているほか、駅前の広場跡は、冬季は雪捨て場として活用されている。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
留萌本線
信砂駅 - 舎熊駅 - 朱文別駅

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c 日本鉄道旅行地図帳 1号 北海道 -全線・全駅・全廃線』 今尾恵介新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2008年5月、44頁。ISBN 978-4107900197
  2. ^ a b c d e 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』 宮脇俊三原田勝正小学館1983年7月、157頁。ISBN 978-4093951012
  3. ^ 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』 宮脇俊三、原田勝正、小学館、1983年7月、198頁。ISBN 978-4093951012
  4. ^ a b 笹田昌宏 『ダルマ駅へ行こう!』 小学館〈小学館文庫〉、2007年5月、p.68,73。ISBN 978-4094116519
  5. ^ a b 本久公洋 『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社2008年8月、175頁。ISBN 978-4894534643
  6. ^ 駅名板・運賃表…廃線決まった留萌線、次々盗まれる理由朝日新聞デジタル(2016年6月9日)2016年12月3日閲覧
  7. ^ 太田幸夫 『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』 富士コンテム、2004年2月、107頁。ISBN 978-4893915498
  8. ^ シャクマ[増毛郡増毛町舎熊](北海道) - 千年村プロジェクト

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 舎熊駅(旭川支社管内駅紹介) - 北海道旅客鉄道