石廊埼灯台
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石廊埼灯台 | |
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航路標識番号 [国際標識番号] | 2448 [M6270] |
位置 | 北緯34度36分10秒 東経138度50分43秒 / 北緯34.60278度 東経138.84528度座標: 北緯34度36分10秒 東経138度50分43秒 / 北緯34.60278度 東経138.84528度 |
所在地 | 静岡県賀茂郡南伊豆町石廊 |
塗色・構造 | 白色 塔形 コンクリート造 |
レンズ | LB-H40型灯器 |
灯質 |
単閃白赤互光 毎16秒に白1閃光、赤1閃光 |
実効光度 |
白光:60,000 cd 赤光:67,000 cd |
光達距離 |
白光:18.0海里(約33km) 赤光:18.5海里(約34km) |
明弧 | 241度 - 98度 |
塔高 | 11.38 m (地上 - 塔頂) |
灯火標高 | 59.54 m (平均海面 - 灯火) |
初点灯 |
1871年10月5日 (旧暦明治4年8月21日) |
管轄 |
海上保安庁 第三管区海上保安本部 |
石廊埼灯台(いろうざきとうだい)は、静岡県の南伊豆町、伊豆半島の最南端、石廊崎に立つ、白亜の塔形をした中型灯台で、「日本の灯台50選」にも選ばれている。周辺は、富士箱根伊豆国立公園に指定されていて、壮大な太平洋のパノラマが展開している。7月と11月のうち1日間程度、灯台の一般公開が実施される他、2023年4月より、石廊崎オーシャンパークのガイドツアーで、灯台上部踊り場まで入ることができる。なお、灯台の名称は「石廊埼灯台」だが、所在している岬の名称は「石廊崎」である。
歴史
[編集]昔より石廊崎は航海の難所で、この沖の岩礁で座礁、難破する船も多くあったため、灯台の設置が求められていた。
- 1871年10月5日(旧暦では明治4年8月21日):設置・初点灯した。かの「灯台の父」と呼ばれるリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計による八角形の木造灯台として建設され、日本では10番目に古い洋式灯台だった。
- 1932年(昭和7年)11月14日:暴風で大破。
- 1933年(昭和8年)3月31日:現在のコンクリート造に建て替えられた。
- 1951年(昭和26年)5月15日:船舶気象通報放送開始、偶数時の23分から25分まで[1]
- 1993年(平成5年)2月:灯質を変更し、灯塔を白タイル張りへ。
- 2016年(平成28年)9月30日:併設の船舶気象通報(灯台放送)を廃止[2]
併設施設
[編集]- 船舶気象通報
交通
[編集]伊豆急行伊豆急下田駅から東海バス石廊崎港口行きで42分、石廊崎港口下車後徒歩25分
周辺情報
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “海上保安庁告示(航)第20号. 官報. 1951年05月19日”. dl.ndl.go.jp. 国立国会図書館. 2021年11月19日閲覧。
- ^ 海上保安庁が実施する情報提供業務の一部終了について(PDF) - 海上保安庁交通部 (2016年5月) ※茨城県水産試験場漁業無線局ホームページでの掲載(2016年7月12日閲覧)
外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、石廊埼灯台に関するカテゴリがあります。
- 下田海上保安部(灯台の一般公開の日程など)
- 第三管区海上保安本部 灯台