矢追純一

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矢追 純一(やおい じゅんいち、1935年7月17日)は、満州国生まれのテレビ番組プロデューサージャーナリストである。

生い立ち[編集]

父親(満州建設局役人)の関係で、満州の新京で生まれる。10歳で終戦を経験するまでは、地下1階、地上2階建ての白亜の豪邸に住み、家事や料理、ボイラー専属の使用人を雇う裕福な家庭で育った。父親は終戦の前年に亡くなったが、この生活も戦争の敗北で激変することになる。

1945年8月15日、日本が第2次世界大戦に敗北し、玉音放送が流れた翌日、使用人たち(中国人)から、家を出て行くことを迫られ、身の回りのものだけを持ち家を追われ出た。2年間の追われる生活を経て、日本へ最後の引き上げ船で帰国することになる。

帰国、UFOとの出会い[編集]

帰国後、病弱だった母の代わりに朝から深夜まで働き、学校へほとんど行く暇もないほど働いた。それでも矢追の兄妹はいつも笑っていたという。 学校にはほとんど行かなかったが、成績はいつも良かった。模擬試験集1冊だけを繰り返し勉強し大学受験に臨んだ。私立で一番授業料の安かった中央大学法学部に合格する。

中央大学法学部法律学科を卒業後、1960年、日本テレビ放送網株式会社へ入社。入社後、いくつもの生番組ADを経験後、ドラマや音楽番組のディレクターとして活躍。

しかし、ドラマや音楽番組制作に活路(型通りの番組制作が好きではなかった・・と本人談)を見いだせずにいた1965年、あるプロデューサーが、伝説となった番組「11PM」のコーナー制作ディレクターを探していることを知り、自らプロデューサーに直談判し「11PM」のディレクターのひとりとなった。

プロデューサーから「コーナーは好きに作ってよし」と言われ、矢追純一は内容に困ったという。

ある日、家から満員の通勤電車と、街行くサラリーマンやOLがわき目もふらず会社へ向かう姿をみて、大変だなと思ったという。世の中は目先のことが全てではないので、せめて限りなく広い大空を見せてあげたいとテーマを思いついた。そのとき、たまたま本屋で目にした本が「空飛ぶ円盤同乗記(J・アダムスキー)だった。宇宙人が地球にきているなら面白そう!と思い、コーナーの内容をUFO捜索に決めた。それまで、矢追純一本人もUFOの存在すら知らず、日本では空飛ぶ円盤という言葉が出始めたころだった。そこで矢追は、番組の冒頭に「UFOとは空飛ぶ円盤のことである」というナレーションを入れた。矢追純一はUFOという言葉を最初に使用した人物でもある[要検証 ]。後に作詞家の阿久悠がこの言葉に影響を受け、ピンクレディーの「UFO」の作詞を手掛けることになった。担当した「11PM」、その後の「木曜スペシャル」などの番組で、UFOやUMA、超常現象といった、いわゆるオカルト」というジャンルをテレビで初めて仕掛けた人物[要検証 ]

1974年にはスプーン曲げなどで知られる超能力者ユリ・ゲラーを紹介して、超能力ブームの火付け役にもなった[要検証 ]

1970年代以降は、未確認飛行物体(UFO)や宇宙人などを多く取り上げたことから、UFOディレクターとして一般にも知られるようになる。

実は日テレ時代から仕事が嫌いで、呼ばれないように会社に行かず隠れていたという。 「矢追、給料もらっているのだから仕事しろ!」と言われ「何しましょうか?」と答えると、「またあれ(UFO特番)やってくれよ」と言われ制作したのが「木曜スペシャル」だった。ただし、出来上がった番組は、矢追純一のジャーナリスト魂そのもので、目の前で起こった事実をそのまま放送した。

1986年、日本テレビ放送網株式会社を退職。その後フリーのディレクターとしての他、TV・ラジオ出演、地球環境問題、UFO本の関係の著述、講演、レクチャーといった活動を続け、2009年、石川県羽咋市のコスモアイル羽咋の名誉館長就任。

1995年からは、人間をやっていくために必要最低限なこと、というテーマで毎週都内各所で、目に見えない世界を知り、コントロールすることで心豊かな生活を送るための究極講座『宇宙塾』を開講している。「宇宙塾」を受講すると、矢追純一の興味対象がUFOや宇宙人ではないことがよくわかる。[注釈 1]

現在[いつ?]64期[何の?]がスタートしている。

人物[編集]

趣味は、音楽なら上質なジャズボサノバ。日常では温泉に浸かるため山奥までいくこともある。

矢追曰く、「この世の中は、目に見えている世界と見えない世界の両輪で成り立っているんだよ。見えているものだけが全てだと思っているうちは、何もわかっちゃない。両輪の存在を理解して初めてスタートラインに立ったようなもの。そこからなんだよ。」という。

現在[いつ?]も世界中からUFOや未確認生物など、矢追が築いたネットワークから日々膨大な情報が入ってくる。[注釈 2]

著作[編集]

最近[いつ?]の著作は、

  • 『矢追純一は宇宙人だった!?』(学習研究社)
  • 『「矢追純一」に集まる未報道UFO事件の真相まとめ』(明窓出版)
  • 『ヤオイズム』(三五館)など

ほかにも著書多数。

出演[編集]

  • 「写っちゃったGP」

など出演多数

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 詳しくは、『ヤオイズム』(三五館)。
  2. ^ 詳しくは、『「矢追純一」に集まる未報道UFO事件の真相まとめ』(明窓出版)。

出典[編集]

外部リンク[編集]