狩野亜由美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オリンピック
ソフトボール
2008 女子

狩野 亜由美(かりの あゆみ、1984年11月6日 - )は、兵庫県尼崎市出身のソフトボール選手。ポジションは外野手。右投左打。豊田自動織機所属。なおデンソーのソフトボール部に所属する狩野香寿美は妹であり、同じチームに所属する江本奈穂は西山高校在籍時の1年後輩にあたる。

来歴[編集]

尼崎市立大庄北中学校卒業。西山高等学校(現・京都西山高等学校)卒業。

小学3年より野球を始め、中学からソフトボールに転向する。その後進学した西山高校のソフトボール部で2000年インターハイ準優勝、2002年には全国高校選抜大会ベスト8の成績を残す。2003年より豊田自動織機に入社し、その年の日本ジュニア代表として世界女子ジュニア選手権大会で優勝する。2006年には世界選手権大会で準優勝し、同年のアジア大会では優勝を果たした。この年、高山樹里などと共に愛知県スポーツ功労賞を受賞している[1]

2008年には北京オリンピックソフトボール日本代表に選出されチームの金メダル獲得に貢献、同年秋に紫綬褒章を受章した[2]

2015年シーズンをもって現役引退。

出典[編集]

  1. ^ 愛知県スポーツ顕彰(平成19年度以前)”. 愛知県 (2009年12月11日). 2018年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月7日閲覧。
  2. ^ 紫綬褒章の受章者”. 47NEWS (2008年11月2日). 2015年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月7日閲覧。

外部リンク[編集]