「麻布台ヒルズ森JPタワー」の版間の差分
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[[ファイル:Azabu Post Office.JPG|thumb|建設地に以前存在していた日本郵政グループ飯倉ビル(旧逓信本省庁舎)]] |
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この地にはかつて[[1930年]]([[昭和]]5年)に建てられた[[麻布郵便局#旧局舎(飯倉ビル)|日本郵政グループ飯倉ビル]](旧逓信本省庁舎)が存在したが、同再開発に伴い2018年に閉館、翌年解体され、その跡地にこのビルが建設された<ref>[https://toshoken.com/news/14153 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業、2019年3月着工-旧・郵政省本庁舎跡に「日本一高いビル」建設へ] - 都市商業研究所(2018年12月11日)</ref>。 |
この地にはかつて[[1930年]]([[昭和]]5年)に建てられた[[麻布台ヒルズ郵便局#旧局舎(飯倉ビル)|日本郵政グループ飯倉ビル]](旧逓信本省庁舎)が存在したが、同再開発に伴い2018年に閉館、翌年解体され、その跡地にこのビルが建設された<ref>[https://toshoken.com/news/14153 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業、2019年3月着工-旧・郵政省本庁舎跡に「日本一高いビル」建設へ] - 都市商業研究所(2018年12月11日)</ref>。 |
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この街区には商業施設、医療施設、[[インターナショナル・スクール]]「[[ブリティッシュ・スクール・イン・東京]]」(地下1階〜7階)、[[オフィス]](7階〜52階)、ヒルズハウス(33階〜34階)、さらに上層部(53階〜64階)には[[アマンリゾーツ|アマン]]による[[集合住宅]]「アマンレジデンス 東京」(全90戸)がそれぞれ入ることになっており<ref name="factbook">{{Cite press release|和書|url=https://www.mori.co.jp/img/article/230808_2.pdf|format=PDF|title=麻布台ヒルズ ファクトブック2023|publisher=森ビル|accessdate=2023-09-06}}</ref>、地下には[[コジェネレーション|コージェネレーション]]システムの導入も予定されている<ref name="mori"/>。 |
この街区には商業施設、医療施設、[[インターナショナル・スクール]]「[[ブリティッシュ・スクール・イン・東京]]」(地下1階〜7階)、[[オフィス]](7階〜52階)、ヒルズハウス(33階〜34階)、さらに上層部(53階〜64階)には[[アマンリゾーツ|アマン]]による[[集合住宅]]「アマンレジデンス 東京」(全90戸)がそれぞれ入ることになっており<ref name="factbook">{{Cite press release|和書|url=https://www.mori.co.jp/img/article/230808_2.pdf|format=PDF|title=麻布台ヒルズ ファクトブック2023|publisher=森ビル|accessdate=2023-09-06}}</ref>、地下には[[コジェネレーション|コージェネレーション]]システムの導入も予定されている<ref name="mori"/>。 |
2023年11月26日 (日) 23:35時点における版
麻布台ヒルズ森JPタワー[1] Azabudai Hills Mori JP Tower | |
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森JPタワー | |
施設情報 | |
所在地 | 東京都港区麻布台一丁目 |
座標 | 北緯35度39分39.0774秒 東経139度44分26.1816秒 / 北緯35.660854833度 東経139.740606000度座標: 北緯35度39分39.0774秒 東経139度44分26.1816秒 / 北緯35.660854833度 東経139.740606000度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2019年8月 |
竣工 | 2023年6月30日 |
開業 | 2023年11月24日 |
用途 | 事務所・店舗・共同住宅・学校 |
地上高 | |
屋上 | なし |
高さ | 325m[2][注釈 1] |
各種諸元 | |
階数 | 地上64階、地下5階、塔屋2階[2] |
敷地面積 | 24,104 m² [2] |
建築面積 | 15,247 m² [2] |
延床面積 | 461,395 m² [2] |
構造形式 | 鉄筋コンクリート/鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
戸数 | 91 |
関連企業 | |
設計 | 森ビル、ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ・ジャパン(外装監修)[3] |
施工 | 清水建設 |
所有者 | 虎ノ門・麻布台地区市街地再開発組合(森ビル、日本郵便など) |
高さに関する記録 | |
2023年以降日本で最も高い建築物 | |
先代 | あべのハルカス |
次代 | Torch Tower |
麻布台ヒルズ森JPタワー(あざぶだいヒルズもりジェイピータワー)は、東京都港区麻布台一丁目にある超高層ビルである[4][1]。複合施設「麻布台ヒルズ」の中核を担うビルである。
高さは325m[2][注釈 1]で、日本一高い超高層ビルである[注釈 2]。日本で初めて高さ300mを超える超高層ビルであり、大阪市阿倍野区のあべのハルカス(高さ300.0m)についで日本で2番目のスーパートール[注釈 3]である。
デベロッパー・設計は森ビル、施工は清水建設。外観デザインをシーザー・ペリ率いるペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツが担当した。奇しくもペリは着工直前の2019年7月19日に死去、森JPタワーは彼の遺作となった。
概要
この地にはかつて1930年(昭和5年)に建てられた日本郵政グループ飯倉ビル(旧逓信本省庁舎)が存在したが、同再開発に伴い2018年に閉館、翌年解体され、その跡地にこのビルが建設された[5]。
この街区には商業施設、医療施設、インターナショナル・スクール「ブリティッシュ・スクール・イン・東京」(地下1階〜7階)、オフィス(7階〜52階)、ヒルズハウス(33階〜34階)、さらに上層部(53階〜64階)にはアマンによる集合住宅「アマンレジデンス 東京」(全90戸)がそれぞれ入ることになっており[6]、地下にはコージェネレーションシステムの導入も予定されている[4]。
なお、このビルには、これまで山王パークタワーに入居していたドイツ銀行の日本の事業拠点が2024年(令和6年)に移転することがすでに発表されている[7]。
建設地は本来なら東京国際空港の外側水平表面の規制の関係で300m級の建築物は建てられない地域になっていたが、建設地周辺に東京タワーが存在している中で航空機が問題なく運用出来ていることを根拠に、国土交通省に東京タワーの高さまで規制を特例で緩和させた[8]。
このビルは2023年6月30日に竣工し、7月3日に竣工式が行われ[9]、11月24日には麻布台ヒルズ全体が開業を迎えた[10]。
交通
周辺
脚注
注釈
- ^ a b 森ビルの公式サイトでは330mとなっている。
- ^ 塔を除く。なお、2028年に東京都千代田区大手町に高さ390.0mのTorch Tower(トーチタワー)の竣工が予定されている。
- ^ 高層ビル・都市居住協議会の基準による300m以上の超高層建築物。
出典
- ^ a b “麻布台ヒルズ Azabudai Hills”. 森ビル株式会社. 2023年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月28日閲覧。
- ^ a b c d e f About Project|Shimz Human & Tech Magazine ヒトワザ! - 清水建設
- ^ 麻布台ヒルズ:建築家・デザイナー - 森ビル株式会社
- ^ a b 麻布台ヒルズ|主要プロジェクト - 森ビル株式会社
- ^ 虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業、2019年3月着工-旧・郵政省本庁舎跡に「日本一高いビル」建設へ - 都市商業研究所(2018年12月11日)
- ^ 『麻布台ヒルズ ファクトブック2023』(PDF)(プレスリリース)森ビル 。2023年9月6日閲覧。
- ^ 谷口崇子「ドイツ銀行が日本拠点を虎ノ門・麻布台に移転へ-2024年の予定」『ブルームバーグ通信』、2022年5月10日。2022年5月11日閲覧。
- ^ 虎ノ門・麻布台プロジェクト始動。国土交通省の特例承認により高さ330mのビルを実現! | Re-urbanization -再都市化-
- ^ 『「麻布台ヒルズ A街区・C街区」が竣工』(PDF)(プレスリリース)森ビル、2023年7月3日 。2023年7月3日閲覧。
- ^ “日本一330mのタワー擁する「麻布台ヒルズ」開業”. Impress Watch. (2023年7月3日) 2023年11月25日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 麻布台ヒルズ|主要プロジェクト - 森ビル株式会社
- 麻布台ヒルズ
先代 あべのハルカス |
日本で最も高いビル 2023年 - 現在 |
次代 - |