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松木玖生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松木 玖生
FC東京での松木(2022年)
名前
愛称 クリュウ
カタカナ マツキ クリュウ
ラテン文字 MATSUKI Kuryu
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2003-04-30) 2003年4月30日(23歳)
出身地 北海道室蘭市
身長 180cm
体重 80kg
選手情報
在籍チーム イングランドの旗 サウサンプトンFC
ポジション MF(AM、WB、CH)[1]
利き足 左足
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2022-2024 日本の旗 FC東京 71 (5)
2024- イングランドの旗 サウサンプトン 20 (4)
2024-2025 →トルコの旗 ギョズテペ(loan) 28 (2)
代表歴2
2023  日本 U-20 3 (1)
2021-  日本 U-23
2026- 日本の旗 日本 1 (1)
1. 国内リーグ戦に限る。2026年5月17日現在。
2. 2026年9月24日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

松木 玖生(まつき くりゅう、2003年4月30日 - )は、北海道室蘭市出身のプロサッカー選手[2]。EFLチャンピオンシップ・サウサンプトンFC所属。ポジションはミッドフィールダー(攻撃的ミッドフィールダー、センターハーフ)[1]。日本代表。

経歴

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プロ入り前

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2003年、室蘭市に生まれる。サッカーをする兄がおり、兄が所属する地元の室蘭大沢FCの練習を母と見学していた6歳の時に同クラブの監督から「サッカーやってみない?」と誘われて入団。大沢FCでの練習は走りのメニューが多く、最後まで諦めない心を磨いた[3]。小学2年で初めて試合に出場した。当時のポジションは2個上の先輩に憧れたという理由でゴールキーパーだった。小学3年からフィールドプレイヤーとしてプレーし始めた[3]。

中学生になると青森山田中学校に進学[4]。青森山田中では2年次に全国中学校サッカー大会で優勝[5]。3年次には高校生の練習に交じり、高校年代の大会に出場するようになった[6]。

2019年、青森山田高等学校に進学し、1年次から全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、全国に名を広める[7]。また、2021年初めにはフランスのオリンピック・リヨンの練習に参加し、海外からも注目される存在になる[8]。

2021年10月、もともとは欧州志向の強い選手だったが、国内のビッグクラブで自分のベースを作り、Jリーグ優勝に貢献したいという気持ちもあり、J1リーグのFC東京に加入することが決まった。FC東京入り決断の動機として同クラブ所属で海外の強豪クラブを渡り歩いた長友佑都の影響があった[9]。 第100回全国高等学校サッカー選手権大会では、準決勝、決勝で2試合連続ゴールを決めるなど、合計4点[10]を決めて、優勝に貢献した[11]。

FC東京

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2022年シーズンよりFC東京に正式加入。2月18日の川崎フロンターレ戦で、高体連出身選手としてはクラブ史上初となる開幕戦先発デビューを飾った[12]。5月3日、第11節のアビスパ福岡戦でプロ入り初ゴールを決めた[13]。

2024年シーズンには、年長の森重真人・小泉慶との3人体制ながらチームキャプテンに就任した[14]。7月13日 、海外移籍の手続きのためにチームを離脱した。

ギョズテペ

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2024年7月30日、サウサンプトンFCに完全移籍が発表された。初年度はトルコのギョズテペSKに期限付き移籍[15]。11月30日、コンヤスポル戦で移籍後初ゴールを決め[16]、主力に定着しつつあるという評価を得る[17]。

サウサンプトン

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2025年夏にレンタルからサウサンプトンに復帰[18]。しかし、ウィル・スティルが監督だったシーズン前半はサブメンバー入りも無く、ベンチ外が続く厳しい時期を過ごす。自身でも「プレミアにいたクラブだけあって、周囲の選手のレベルがそれまでより一気に上がりました。同僚になった由勢くん(菅原由勢)にも、ちょっとレベル高いですねって言ったことは覚えてます。言葉にするのが難しいくらい厳しい状況だったんですが、周りの選手からの信頼は感じられていたし、監督がトンダ・エッカートに代わったら彼がオマエはいいプレーしてると直接言ってくれて、それは心強かったです[19]。自分ができないことに対して、もっとうまくなれる機会だと思って取り組んだ時期でした。」と述べている[20]。2026年に入り、エッカート監督が松木を中央から右ウイングにポジションを変更して起用[21]、ゴールへ関与するプレーを見せたことで出場機会を掴む。以後、リーグ戦で4得点を記録するなど結果を残し、先発メンバー入りをする[22]。FAカップの準決勝では、負傷者が出たため急遽左サイドバックでの途中起用も経験した[23]。

チームはリーグ戦を4位で終えて昇格プレーオフでは決勝まで進出したが、クラブスタッフによる対戦相手(ミドルズブラFC)の練習場盗撮問題によりサウサンプトンはプレーオフからの追放と勝点没収のペナルティを受けたため、このシーズンのプレミア昇格を逃した[24]。

代表

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2022年3月18日、大岩剛監督体制として初の国際試合となるドバイ杯U-23に臨むパリ五輪世代のU-21日本代表に飛び級で選出された[25]。2023年11月1日、カタールのドーハで行われたアジアサッカー連盟(AFC)のAFCアニュアルアウォーズ2022にてAFC年間最優秀ユース選手賞(男子)を初受賞[26]。

U-23代表の主力だったが、海外移籍直前の交渉期間だったことが影響し、パリ五輪のメンバーからは落選した。

2026年9月17日にJFAより発表された「キリンチャレンジカップ2026」での日本代表9月・10月シリーズにてA代表に初選出された[27]。9月24日、キリンチャレンジカップのウルグアイ戦で右ウイングとして先発。前半11分、逆サイドの中村敬斗からパスを受けるとカットインのミドルシュートを決めて初代表、初先発、初ゴールを決めた[28]。

プレースタイル

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  • プロ入りの際のクラブインタビューにて自身のプレーを分析し、「自分の特徴はボックス・トゥ・ボックス(自陣PAと相手PAまでを豊富な運動量で行き来するプレースタイル)だと思っているのでそこを見てほしい。強度を持ったディフェンスや、ボランチでも得点に関わり、うまく味方を使いながらオーバーラップしたり、そこは見てほしいところです。」と述べている[29]。
  • 青森山田高校時代は試合中に大声で指示を出していたため、試合後は喉が潰れて声が出ない状態がほとんどであった。
  • 攻撃的ミッドフィールダーのトップ下やインサイドハーフなどの位置に加えて守備的ミッドフィールダーも出来[30]、更にはフォワードや左サイドバックでの起用もあった[31]。
  • プレーの意外性や創造性ではなく、フィジカルの強さを武器にしている[32]。

人物

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2023年9月22日、一般女性と結婚した[33][34]。 チーム公式サイトで「 私事ではございますが、このたび入籍をいたしました。これまで以上に責任と自覚を持ち、チーム、ファン・サポーター、そして妻のためにプレーします。引き続き応援よろしくお願いします。」とコメントしている。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2022FC東京44J13120000312
202372213031282
20241821011203
トルコ リーグ戦 トルコ杯オープン杯 期間通算
2024-25ギョズテペ7スュペル・リグ28264-346
イングランド リーグ戦 FLカップFAカップ 期間通算
2025-26サウサンプトン27チャンピオンシップ2042141266
通算日本J1 7154042797
トルコスュペル・リグ 28264-346
イングランドチャンピオンシップ 2042141266
総通算 119111258313919

タイトル

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クラブ

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青森山田中学校
青森山田高校

代表

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U-21日本代表
  • ドバイカップU-23(2022年)
U-23日本代表

個人

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  • 全国高等学校サッカー選手権大会・優秀選手:3回(2019年、2020年、2021年)
  • 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会・優秀選手(2021年)
  • 全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会・得点王(2021年)
  • AFC年間最優秀ユース選手賞(2023年)

代表歴

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出場大会

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試合数

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  • 国際Aマッチ 1試合 1得点(2026年 - )
日本代表国際Aマッチ
年出場得点
202611
通算 11

出場

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#開催日開催地 スタジアム対戦国勝敗監督試合概要
1.2026年09月24日日本の旗宮城県キューアンドエースタジアムみやぎ ウルグアイ○3-1森保一キリンチャレンジカップ2026

ゴール

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#開催日開催地 スタジアム対戦国勝敗試合概要
1.2026年9月24日日本の旗宮城県 キューアンドエースタジアムみやぎウルグアイの旗 ウルグアイ○3-1キリンチャレンジカップ2026

出演

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テレビアニメ

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脚注

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出典

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  1. 1 2 “Kuryu Matsuki”. Playmakerstats. 2024年4月30日閲覧.
  2. ↑ “室蘭出身松木さんFC東京加入へ 青森山田高3年 将来に期待の声”. 北海道新聞. 2021年10月22日. 2021年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2023年11月17日閲覧.
  3. 1 2 【サッカー魂 冬の頂点へ④】「諦めない心」今の力に 室蘭旧大沢小出身・松木玖生選手 室蘭民報 2020年12月19日
  4. ↑ 東京内定の青森山田MF松木玖生「左足のキック精度を見て」一問一答 日刊スポーツ(2021年10月12日)2021年10月13日閲覧。
  5. ↑ 松木玖生や小野暉、三輪椋平…楽しみな2年生「来年は自分たちが引っ張って」(6枚)ゲキサカ(2017年8月24日)2021年10月15日閲覧。
  6. ↑ 青森山田の中学生MF松木&小野が高校生上回るようなプレーで準決勝進出の力に ゲキサカ(2019年9月16日)2021年10月14日閲覧。
  7. ↑ “逸材レフティー”青森山田MF松木玖生の進路がFC東京に決定!!ゲキサカ(2021年10月12日)2021年10月13日閲覧。
  8. ↑ 青森山田の10番・松木玖生、仏1部からオファーか 川島所属ストラスブールが冬の獲得目指すスポニチ(2021年6月18日)2021年10月13日閲覧。
  9. ↑ “急転””異例”のFC東京加入内定 松木玖生の決断にあった「肌感覚」と「長友佑都」サッカーキング(2021年10月12日)2021年10月13日閲覧。
  10. ↑ “第100回全国高校サッカー選手権 得点ランキング”. ゲキサカ. 2022年1月11日閲覧。
  11. ↑ 3年間で通算15試合10得点。“選手権の申し子”青森山田MF松木玖生は日本一でフィナーレを飾るゲキサカ(2022年1月10日)2022年1月10日閲覧。
  12. ↑ 東京松木玖生が開幕スタメンデビュー「フィジカルは負けていなかった」敗戦に悔しげな表情日刊スポーツ(2022年2月18日)2022年5月3日閲覧。
  13. ↑ FC東京ルーキー松木玖生がプロ初ゴール! 19歳逸材、10戦目先発でついにスポニチ(2022年5月3日)
  14. ↑ “2024シーズン キャプテン決定のお知らせ”. FC東京 (2024年2月20日). 2024年3月7日閲覧。
  15. ↑ 松木玖生、サウサンプトンに完全移籍! ビザの関係で今季はトルコ1部ギョズテペにレンタルサッカーキング(2024年7月30日)2024年11月15日閲覧。
  16. ↑ トルコ1部ギョズテペ松木玖生が移籍後初ゴール…昨季までFC東京で同僚のGKスウォビィクから右足弾スポーツ報知(2024年11月30日)2024年12月6日閲覧。
  17. ↑ “ギョズテペ松木玖生、プロ初の1試合2発 両足で決定力発揮、トルコ杯ベスト8進出”. 日刊スポーツ (2025年2月28日). 2025年2月28日閲覧。
  18. ↑ “英帰還の22歳日本人は「情熱に満ちていた」得点関与…実戦でのアピールを現地称賛「突破力を持っている」”. FOOTBALL ZONE (2025年7月15日). 2026年4月8日閲覧。
  19. ↑ 松木玖生「言葉にできないほど辛かった」どん底から這い上がった23歳が語る現在地【独占インタビュー】 サッカーキングYoutube(2026年8月22日)
  20. ↑ 「由勢君、ちょっとレベル高いっす…」から始まった挑戦 松木玖生が明かすサウサンプトンでのジェットコースターな1年 TBS NEWSDIG (2026年7月18日)
  21. ↑ サウサンプトン指揮官が2ゴールの松木玖生を称賛「とても謙虚。クオリティ抜群」 GOAL.com (2026年2月25日)
  22. ↑ ウイングへのコンバートで磨いた「ゴールへの意識」 TBS NEWSDIG (2026年7月18日)
  23. ↑ 左SBできるか? 松木玖生は即答「できます」。プレミア昇格を目ざすサウサンプトンで今や重要戦力に。日本代表入りも視野「したたかに狙いながらやっていきたい」【現地発】 サッカーダイジェスト(2026年4月27日)
  24. ↑ “サウサンプトンがプレミア昇格PO追放処分を受けて声明…処分軽減を求め控訴”. FOOTBALL ZONE (2026年5月20日). 2026年5月20日閲覧。
  25. ↑ 18歳松木玖生が飛び級U21日本代表メンバー入り、大岩監督「今活躍していて旬」日刊スポーツ(2022 年3月18日)2022年4月17日閲覧。
  26. ↑ “森保一監督がAFC年間最優秀コーチ賞を初受賞!松木玖生&浜野まいかが男女の年間最優秀ユース選手賞に輝く”. 超ワールドサッカー!. 2023年11月1日閲覧。
  27. ↑ 23歳MF松木玖生がA代表初招集 森保監督は「チームを鼓舞する強いメンタリティ」評価 ゲキサカ(2026年9月17日)
  28. ↑ “第三次森保ジャパンの初戦で日本が先制! 松木玖生がA代表デビュー弾! ウルグアイ相手に股抜きミドルを突き刺す”. サッカーダイジェスト. 2026年9月25日閲覧。
  29. ↑ 松木玖生選手インタビュー FC東京 (2021年12月14日)
  30. ↑ “Kuryu Matsuki”. FotMob. 2024年4月30日閲覧.
  31. ↑ “青森山田・松木玖生 東京で「与えられたポジションは全部」青赤の松木へ”. 日刊スポーツ (2022年1月13日). 2024年4月30日閲覧。
  32. ↑ “松木玖生、中野伸哉…U-20W杯の年に活躍が期待される次世代スター候補たち”. 2023年2月11日閲覧。
  33. ↑ “松木玖生選手 入籍のお知らせ”. FC東京 (2023年9月22日). 2023年9月22日閲覧。
  34. ↑ “J1・FC東京 松木玖生が結婚”. Web東奥 (2023年9月22日). 2023年9月25日閲覧。
  35. ↑ トムス・エンタテインメント【公式】 [@TMSent_JP]「2023年5月6日のツイート」2023年5月6日。X(旧Twitter)より2023年5月6日閲覧。
  36. ↑ “Jリーグと名探偵コナンのコラボアニメが5/13に放送! 松木玖生や橘田健人が本人役で声優挑戦”. サッカーキング. フロムワン (2023年5月6日). 2023年5月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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