松が谷 (台東区)

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松が谷
—  町丁  —
菊屋橋交差点にある巨大コックのオブジェ。かっぱ橋道具街の入り口として認知されている。
松が谷の位置(東京23区内)
松が谷
松が谷
松が谷の位置
座標: 北緯35度42分51.28秒 東経139度47分14.45秒 / 北緯35.7142444度 東経139.7873472度 / 35.7142444; 139.7873472
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Tokyo Prefecture.svg 東京都
特別区 Flag of Taito, Tokyo.svg 台東区
人口 (2017年(平成29年)12月1日現在)[1]
 - 計 8,308人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 111-0036[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 足立

松が谷(まつがや)は、東京都台東区の地名。現行行政地名は松が谷一丁目から松が谷四丁目。郵便番号は111-0036[2]

地理[編集]

台東区の中央部に位置する。東部はかっぱ橋道具街通りに接し、これを境に西浅草に接する。南部は浅草通りに接し、これを境に元浅草に接する。西部は左衛門橋通りに接しこれを境に東上野に接する。北部は、言問通りに接しこれを境に入谷に接する(地名はいずれも台東区)。

町内は主に商店とオフィスビル寺院住居が混在した地域となっている。東端のかっぱ橋道具街通り沿いは、食器店や業務用の調理道具などを扱う店が軒を連ね、東隣の西浅草の同通り沿いを含めて、かっぱ橋道具街として知られ多くの人が訪れる。南東端の菊屋橋交差点にある食器店の大型のコックのオブジェはかっぱ橋の入り口のランドマークとして知られる。

歴史[編集]

以前は松葉町と呼ばれていた。寛永年間に弓作り名人の備後という弓師が天海と知り合い、弓道の向上という名目で、家光から敷地を拝領のうえ、大名の寄進を得て、寛永19年に新堀川(かっぱ橋道具街の真ん中を流れていた川)のほとりに、京都の三十三間堂を真似て、三十三間堂と弓の練習場を造った。次第にその門前に人家が建ち並び、それが松葉町の発祥となった。1698年の大火事で三十三間堂が焼失、その跡地に吉原火事で焼け出された遊廓遊女たちが仮店舗を開いた。吉原再建で遊女たちが戻ったあとも、私娼の町として賑わった。また乞胸(大道芸人)の集まる町でもあった。[4]。明治2年6月に、浅草坂本町、浅留町、各門前町が合併して浅草松葉町となった[5]。その後も浅草六区の芸人たちが多く住んだ。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
松が谷一丁目 703世帯 1,166人
松が谷二丁目 1,203世帯 2,227人
松が谷三丁目 1,389世帯 2,424人
松が谷四丁目 1,528世帯 2,491人
4,823世帯 8,308人

小・中学校の学区[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

丁目 番地 小学校 中学校
松が谷一丁目 全域 台東区立松葉小学校 台東区立駒形中学校
松が谷二丁目 全域
松が谷三丁目 1〜9番
17番1〜15号
17番13号
その他 台東区立大正小学校
松が谷四丁目 全域

交通[編集]

町域内に鉄道駅はないが、北西方向に地下鉄日比谷線入谷駅が、南西方向には地下鉄銀座線稲荷町駅がまた南東方向には地下鉄銀座線・田原町駅が、東方向にはつくばエクスプレス線浅草駅がありそれぞれ利用可能である。

施設[編集]

  • 曹源寺 -「かっぱ寺」として知られる。
  • 本覚寺
  • 池の妙音寺
  • 海禅寺
  • 矢先稲荷
  • 台東区立松葉小学校
  • 台東区立入谷南公園
  • 台東区立松葉公園
  • かっぱ橋道具街
  • 松が谷児童館
  • 梶原工業、カジワラキッチンサプライ
  • 有限会社ニイミ洋食器店

脚注[編集]

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  1. ^ a b 町丁名別世帯・人口数”. 台東区 (2017年12月5日). 2017年12月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月29日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月29日閲覧。
  4. ^ 『小僧の花かんざし』僧多聞、Mizushobo, 1989
  5. ^ 『江戸・町づくし稿 下』岸井良衞、青蛙房, 2003
  6. ^ 区立小学校・中学校の通学区域”. 台東区 (2016年9月5日). 2017年12月29日閲覧。

参考文献[編集]

  • 犯罪事件研究倶楽部『日本凶悪犯罪大全』文庫ぎんが堂、2011年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]