吉住晴斗

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吉住 晴斗
福岡ソフトバンクホークス #139
2019.04.13吉住晴斗.jpg
2019年4月13日 川之江野球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 山形県鶴岡市
生年月日 (2000-03-12) 2000年3月12日(20歳)
身長
体重
185 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2017年 ドラフト1位
年俸 790万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

吉住 晴斗(よしずみ はると、2000年3月12日 - )は、山形県鶴岡市出身[2]プロ野球選手投手育成選手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

小学校3年時から「大宝寺スターファイブ」で軟式野球を始めると、鶴岡市立鶴岡第二中学校では、校内の軟式野球部に所属した[2]

中学校の卒業を機に野球を終えようとしていたところを、硬式野球部のある鶴岡東高校の関係者から入学を誘われたため、同校への進学後も硬式野球部でプレーを継続。1年時の秋からベンチ入りを果たすと、2年時の夏に第98回全国高等学校野球選手権大会へ出場した。甲子園球場の全国大会へ登場したのはこの大会だけで、1回戦で1イニングを投げて初戦敗退を喫したものの、NPB球団のスカウトからは注目されていた[3]

2017年のNPBドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから1巡目で指名された。山形県内の高校生への1巡目指名はNPBドラフト会議史上初めてで、実際には清宮幸太郎安田尚憲馬場皐輔への独占交渉権を指名重複による抽選で逃した末の単独指名であった[4]が、契約金8,000万円、年俸800万円(金額は推定)という条件で入団に至った[5]。入団当時の背番号26

プロ入り後[編集]

2018年には、三軍の非公式戦(三軍戦)でチーム最多の25試合に登板。3勝9敗、防御率6.69という成績を残した[6]。一軍どころか二軍の公式戦(ウエスタン・リーグ)でも登板の機会はなかったが[7]、シーズン終了後には推定年俸800万円(現状維持)という条件で契約を更改した[8]

2019年には、二軍公式戦12試合の登板で、防御率5.31をマーク[9]。三軍戦では、24試合の登板(通算投球イニング46回2/3)で3勝1敗1セーブ、防御率3.47を記録した[10]

2020年には、三軍戦22試合の登板(通算投球イニング38回2/3)で3勝2敗、防御率4.89という成績を残した[11]ものの、一・二軍公式戦での登板機会はなかった[12]。11月18日には、球団から支配下選手契約の解除を通告される[13]とともに、育成選手としての再契約を打診。打診の当初は現役を引退する可能性を示唆していた(詳細後述[14]が、自由契約選手としてのNPB公示(12月2日付)[15]を経て、同月9日に育成選手としての再契約に至った。再契約後の背番号は139[16]

プレースタイル[編集]

最速151km/hのストレートに、スライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップといった変化球が武器[17]。ソフトバンクへの入団3年目(2020年)まではオーバースローで投げていたが、育成選手に転じた2021年からサイドスローに取り組んでいる[18]

人物[編集]

20歳(ソフトバンクへの入団3年目)にして球団から支配下選手契約の解除を通告された直後には、「今は野球に対する気持ちが切れかかっている部分もある」と発言するなど、現役引退を視野に入れていた。このような状況を憂慮した先輩投手の石川柊太(育成選手出身)が、かねてから親交のあるダルビッシュ有に連絡。その際に吉住の連絡先も教えたところ、ダルビッシュが電話を通じて、「(NPB入りからわずか3年で引退するのは)もったいないんじゃないの?」と吉住に問い掛けた。吉住自身はダルビッシュと面識がないものの、この突然の問い掛けがきっかけで引退を翻意。結局、育成選手から支配下登録選手への復帰を目標に、ソフトバンクで現役生活を続けることを決めた[19][20]。ダルビッシュは、吉住の再契約を本人からLINEで伝えられた直後に、「この短期間での切り替えや、すぐに前を向けるところに(吉住の)センスをさらに感じた」というツイートを自身のTwitter公式アカウントから発信[21]。吉住本人も、ダルビッシュからスライダーの投げ方を改めて教わるなど交流を重ねている[18]

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 26(2018年 - 2020年)
  • 139(2021年 - )

登場曲[編集]

[22]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2021年1月31日閲覧。
  2. ^ a b ソフトバンク1位吉住がでっかい夢「全タイトルを」”. 日刊スポーツ (2017年12月18日). 2019年4月6日閲覧。
  3. ^ “プロ注目の吉住晴斗擁する鶴岡東が3回戦敗退/山形”. 日刊スポーツ. (2017年7月19日). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/1858447.html 2018年9月29日閲覧。 
  4. ^ “ソフトバンクは鶴岡東・吉住 外れ外れ外れ1位”. 日刊スポーツ. (2017年10月26日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201710260000613.html 2018年9月29日閲覧。  “【ソフトバンク】鶴岡東・吉住晴斗は山形県の高校生初の1位指名…中学まで軟式野球”. スポーツ報知. (2017年10月27日). https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171027-OHT1T50021.html 2018年9月29日閲覧。 
  5. ^ “ソフトバンク1位吉住が合意、清宮と安田に対抗心”. 日刊スポーツ. (2017年11月26日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/201711260000456.html 2018年9月29日閲覧。 
  6. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2018/11/7(水)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2019年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
  7. ^ 2018年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2019年4月6日閲覧。
  8. ^ ソフトバンク吉住「早く一軍で」現状維持800万円”. 日刊スポーツ (2018年11月19日). 2018年4月6日閲覧。
  9. ^ 2019年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年12月8日閲覧。
  10. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2019/10/31(木)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
  11. ^ 3軍選手成績 非公式戦個人成績 投手成績 2020/10/20(火)現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2020年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月8日閲覧。
  12. ^ 2020年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2020年12月8日閲覧。
  13. ^ 2020/11/18(水)プレスリリース 来季契約について”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト (2020年11月18日). 2020年12月8日閲覧。
  14. ^ 鷹3年目ドラ1吉住が戦力外、球団は育成再契約方針も「野球に対する気持ち切れかかっている」”. 西日本スポーツ (2020年11月18日). 2020年11月18日閲覧。
  15. ^ 2020年度自由契約選手NPB日本野球機構
  16. ^ 吉住、育成で再契約 プロ野球・ソフトバンク”. 時事通信社 (2020年12月9日). 2020年12月9日閲覧。
  17. ^ “【ソフトバンク】ドラフト1位・吉住、千賀&武田から学ぶ「自分を磨いていけたら」”. スポーツ報知. (2017年10月28日). https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20171028-OHT1T50029.html 2018年9月29日閲覧。 
  18. ^ a b “ソフトバンク1位の吉住が育成で再出発 横手投げに”. 日刊スポーツ. (2021年1月13日). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202101130000400.html 2021年1月13日閲覧。 
  19. ^ “面識ないダルビッシュから突然の電話で翻意 鷹ドラ1高卒3年目で戦力外の吉住、育成で現役続行”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年12月8日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/671575/ 2020年12月8日閲覧。 
  20. ^ “鷹17年ドラ1吉住晴斗が育成再契約 面識ないダルビッシュからの突然の連絡で翻意”. FullCount. (2020年12月8日). https://full-count.jp/2020/12/08/post995859/ 2020年12月8日閲覧。 
  21. ^ “ソフトバンク吉住の現役続行にダルビッシュ「さらにセンス感じました」”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年12月8日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/671877/ 2020年12月9日閲覧。 
  22. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2020年12月9日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]