北海道道1号小樽定山渓線

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主要地方道
Japanese Route Sign Number 1.svg
北海道道1号標識
北海道道1号小樽定山渓線
定山渓レークライン
ゆらぎ街道
路線延長 35.4 km
制定年 1954年
起点 北海道小樽市新光2丁目
終点 北海道札幌市南区定山渓温泉東2丁目
接続する
主な道路
記法
E5A 札樽自動車道 朝里IC
Japanese National Route Sign 0005.svg国道5号
Japanese National Route Sign 0230.svg国道230号
Japanese Route Sign Number 9.svgJapanese Route Sign Number 5.svg
北海道道95号標識
北海道道95号京極定山渓線
テンプレート(ノート 使い方) ウィキプロジェクト 道路
北海道道1号小樽定山渓線起点

北海道道1号 小樽定山渓線(ほっかいどうどう1ごう おたるじょうざんけいせん)は、北海道小樽市北海道札幌市南区を結ぶ主要地方道である。札幌市域は札幌市管理路線である。「定山渓レークライン」「ゆらぎ街道」の愛称がある。

概要[編集]

朝里峠を越えて朝里川温泉定山渓温泉を結んでいる。小樽と札幌を結ぶ道路としてよりも、むしろ観光路線としての性格が強い。小樽市側は朝里川に、札幌市側は小樽内川に沿う。朝里川の途中には朝里ダムと人造湖のオタルナイ湖があり、小樽内川の途中には定山渓ダムと人造湖のさっぽろ湖がある。また、朝里峠付近には札幌国際スキー場がある。

路線データ[編集]

歴史[編集]

1930年(昭和5年)に地崎晴次が創立した小樽定山渓自動車道株式会社が定山渓に向かう観光用有料道路として計画し、1932年(昭和7年)10月に朝里から定山渓までを開通。北海道内の自動車専用道としては2番目のもので、翌1933年(昭和8年)5月20日より小樽から定山渓までのバスを自社で運行した[1]

建設にあたったのは晴次の父、地崎宇三郎が経営する地崎組(後の地崎工業)だったが、息子側から代金が支払われなかったため、小樽定山渓自動車道の全株を取得して傘下に入れた。宇三郎の死後、晴次が宇三郎の名と会社を継いで道路経営をも継承した。定山渓にある岩戸観音堂は、この工事の死者の霊を弔うために1936年(昭和11年)に造られたものである。

経営は順調だったが、戦時中の1941年(昭和16年)に運行を停止し、荒廃が進んだ。

戦後は運行不能になっていたが、1949年(昭和24年)に沿線の小樽市と豊平町北海道における旅客自動車運輸事業統合要綱(いわゆる戦時統合)を経てバス路線免許を保有する北海道中央バスは所有者の地崎組と折衝し、3者が地崎組に100万円ずつを支払うことで小樽市道および豊平町道として一般道に開放することとした[2]。修理の後、1954年(昭和29年)に全線が開通して3月1日に北海道に移管された[3]。移管当初は道道3号で、道道1号になったのは、1994年(平成6年)10月1日のことである[4]1964年(昭和39年)に主要道道に初めて指定された[5]

1974年(昭和49年)に建設が始まった定山渓ダムにより水没する道のかわりに、新しい道が4つのトンネルと3つの橋を伴って湖畔に建設された。定山渓レークラインとはこれにちなんで付けられた愛称である。このとき、ダムの位置から小樽内川沿いに下る道へは高度差が著しくなったため市道に移し、代わって白井トンネル経由で西に迂回する道を建設して道道にした。また、朝里ダム建設の際には、ダムの下に朝里大橋というループ橋が建設された。

1999年(平成11年)4月21日、朝里峠トンネルをはじめとする新ルートが開通し、冬季通行が可能になった(ただし夜間通行不可)。このときゆらぎ街道の通称も付けられた。

2007年(平成19年)5月2日、「魚留の滝」付近(定山渓側)の路面が土砂崩れにより崩落し通行止めとなった。山側に仮設の道路を建設し同年6月29日片側交互通行で開通した。同年11月9日片側交互通行の規制が解除され全面開通した。

2009年(平成21年)7月29日、四ッ峰トンネルで大規模なひび割れが見つかり、通行止めとなった。同年の12月中旬に片側交互通行で開通した。2011年(平成23年)11月1日片側交互通行の規制が解除され全面開通した。

路線状況[編集]

重複区間[編集]

道路施設[編集]

橋梁[編集]

交通規制[編集]

冬季間(11月 - 4月)は、朝里ダム - 朝日橋ゲート間が19時 - 翌朝7時の間、通行止めとなる。

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

小樽市
札幌市南区

脚注[編集]

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  1. ^ 『北海道中央バス二十五年史』 北海道中央バス、1970年、43 - 44頁。
  2. ^ 『北海道中央バス二十五年史』 北海道中央バス、1970年、44頁。
  3. ^ 昭和29年北海道告示第449号。
  4. ^ 平成6年北海道告示第1468号。
  5. ^ 昭和39年12月28日建設省告示第3620号。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]