佐々木渉

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佐々木 渉
名前
愛称 ワタル
カタカナ ササキ ワタル
ラテン文字 SASAKI Wataru
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1996-07-28) 1996年7月28日(27歳)
出身地 東京都三鷹市[1]
身長 174cm
体重 66kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FCマルヤス岡崎
ポジション MF[1]
背番号 16
利き足 右足
ユース

2009-2011
2012-2014
富士見丘少年蹴球団
FC東京U-15むさし
FC東京U-18
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2014-2017 FC東京 1 (0)
2016-2017 FC東京U-23 22 (0)
2018-2022 カマタマーレ讃岐 75 (3)
2023- FCマルヤス岡崎
代表歴
2011-2013  日本 U-15/16/17
1. 国内リーグ戦に限る。2023年1月5日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

佐々木 渉(ささき わたる、1996年7月28日 - )は、東京都三鷹市出身のサッカー選手JFLFCマルヤス岡崎所属。ポジションは主にミッドフィールダー(MF)。

来歴[編集]

2009年よりFC東京の下部組織に所属。チャンスメイクを得意とする攻撃的MFとして鳴らしたが[1]、2011年に編成された吉武博文率いるU-17日本代表ではサイドバックとしてプレー。2012年のAFC U-16選手権では果敢に前線へ飛び出す[2]攻撃参加で得点に絡み[3]翌年開催のU-17 FIFAワールドカップ出場権獲得に貢献した。U-17ワールドカップメンバーにも選出されていたが[4][1]、本大会直前の負傷によって離脱[5]。帰国を余儀なくされた[6]

2014年はFC東京U-18の背番号10を背負い[7]、攻撃的MFやFWでプレー。同年のクラブユース選手権ではチームの攻撃の中心となり準優勝を果たした。同年9月、2種登録選手としてトップチームに登録された[8][9]。同月のJ1第25節徳島戦でJリーグ初出場。クラブにとって2種登録選手のJリーグ出場は2003年の梶山陽平以来だった[10]

2015年、FC東京トップチームへ昇格[1]。同年は負傷離脱が続き[11]公式戦出場は無し。2016年からはU-23チームで守備の向上に取り組んだ[11]。2017年12月5日、FC東京との契約が満了したことが発表された[12]。同年12月に行われたJリーグ合同トライアウトに出場した[13]

2018年よりカマタマーレ讃岐に完全移籍で加入[14]。 2019年10月13日、藤枝MYFC戦で右膝前十字じん帯を断裂して手術。全治8カ月の診断を受ける[15]

2022年11月10日、カマタマーレ讃岐は契約期間の満了と来季に向けた契約更新を行わないことを発表[16]。 同年11月29日、カンセキスタジアムとちぎで行われたJリーグ合同トライアウトに出場した[17]

2023年1月5日、FCマルヤス岡崎に移籍[18]

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2014 FC東京 41[19] J1 1 0 - - 1 0
2015 24 0 0 0 0 0 0 0 0
2016 0 0 0 0 0 0 0 0
2017 0 0 0 0 0 0 0 0
2018 讃岐 14 J2 30 0 - 1 0 31 0
2019 J3 26 1 - 2 0 28 1
2020 3 1 - - 3 1
2021 9 0 - 1 0 10 0
2022 7 1 - - 7 1
2023 マルヤス 16 JFL -
通算 日本 J1 1 0 0 0 0 0 1 0
日本 J2 30 0 - 1 0 31 0
日本 J3 45 3 - 3 0 48 3
日本 JFL -
総通算 76 3 0 0 4 0 80 3
  • 2014年は2種登録。
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2016 F東23 24 J3 17 0 17 0
2017 5 0 5 0
通算 日本 J3 22 0 22 0
総通算 22 0 22 0
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2016 FC東京 24 0 0
通算 AFC 0 0
出場歴

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 佐々木渉選手(FC東京U-18)来シーズン新加入内定のお知らせ FC東京 (2014年9月14日)
  2. ^ アジアで準V サッカーU16代表は何を得たのか 日本経済新聞 (2013年10月13日)
  3. ^ 浸透した吉武サッカー、日本が見せた確かな成長 AFC U-16選手権 グループリーグ総括 スポーツナビ (2012年9月29日)
  4. ^ a b FIFA U-17ワールドカップUAE2013 U-17日本代表メンバー 日本サッカー協会 (2013年10月1日)
  5. ^ a b FIFA U-17ワールドカップ UAE 2013 U-17日本代表 選手変更のお知らせ 日本サッカー協会 (2013年10月14日)
  6. ^ U-17日本代表 FIFA U-17 ワールドカップUAE2013 直前トレーニングキャンプ 活動レポート (10/14) 日本サッカー協会 (2013年10月15日)
  7. ^ U-18選手”. 2014年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月15日閲覧。 FC東京
  8. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2014年9月12日)
  9. ^ FC東京U-18 大西拓真選手、佐々木渉選手、蓮川雄大選手 トップチーム登録(2種)のお知らせ FC東京 (2014年9月12日)
  10. ^ FC東京 ユース佐々木が堂々デビュー「A代表入り目指したい」 スポーツニッポン (2014年9月24日)
  11. ^ a b 【F東23 vs 鹿児島】ウォーミングアップコラム J's GOAL (2016年5月21日)
  12. ^ 佐々木渉選手 契約満了のお知らせ』(プレスリリース)FC東京、2017年12月5日https://www.fctokyo.co.jp/news/53252019年11月19日閲覧 
  13. ^ 【一覧リスト】2017「Jリーグトライアウト」に107人参加 FW21人、MF40人、DF34人、GK12人に”. football-zone (2017年). 2022年12月7日閲覧。
  14. ^ 佐々木渉選手 カマタマーレ讃岐へ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)FC東京、2017年12月19日https://www.fctokyo.co.jp/news/53312019年11月19日閲覧 
  15. ^ 讃岐MF佐々木渉が右ヒザ前十字じん帯断裂で8カ月の長期離脱”. ウルトラサッカー (2019年11月24日). 2022年12月8日閲覧。
  16. ^ 讃岐が3選手との契約満了を発表”. ゲキサカ (2022年11月10日). 2022年12月1日閲覧。
  17. ^ 【一覧】サッカー選手会がトライアウト 2日目実施 鳥栖・板橋、湯沢、清水・栗原ら参加”. 日刊スポーツ (2022年11月29日). 2022年11月30日閲覧。
  18. ^ 佐々木渉選手 カマタマーレ讃岐より完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)FCマルヤス岡崎、2022年1月5日http://fc-maruyasu.jp/topics_detail1/id=14142022年1月5日閲覧 
  19. ^ 登録選手追加・変更・抹消のお知らせ Jリーグ (2014年9月19日)
  20. ^ JFAエリートプログラムU-14【U-14日本選抜】〔AFC U-14フェスティバル (4/21-28)〕 日本サッカー協会 (2010年4月14日)
  21. ^ AFC U-16選手権予選グループF (9/12-23@ラオス) U-15日本代表 メンバー 日本サッカー協会 (2011年8月29日)
  22. ^ U-16日本代表 UAE遠征(UAE U-16 Junior Friendly Tournament)メンバー 日本サッカー協会 (2011年12月16日)
  23. ^ U-16日本代表フランス遠征〔モンテギュー国際大会(3/26-4/11)〕 日本サッカー協会 (2012年3月16日)
  24. ^ U-16日本代表 カタール/アゼルバイジャン遠征(第2回カスピアンカップ)メンバー 日本サッカー協会 (2012年5月15日)
  25. ^ U-16日本代表(AFC U-16選手権 イラン2012)メンバー 日本サッカー協会 (2012年9月3日)
  26. ^ U-17日本代表 チェコ遠征(8/16-8/26)メンバー 日本サッカー協会 (2013年8月9日)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]