ユージュアル・サスペクツ

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ユージュアル・サスペクツ
The Usual Suspects
監督 ブライアン・シンガー
脚本 クリストファー・マッカリー
製作総指揮 ハンス・ブロックマン 他
出演者 ガブリエル・バーン
ケヴィン・スペイシー
音楽 ジョン・オットマン
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル
編集 ジョン・オットマン
配給 日本の旗 アスミック・エース
公開 アメリカ合衆国の旗 1995年8月16日
日本の旗 1996年4月13日
上映時間 106分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $6,000,000[1]
興行収入 $23,272,300[1] アメリカ合衆国の旗
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ユージュアル・サスペクツ』(The Usual Suspects)は、1995年アメリカで製作されたサスペンス映画

クリストファー・マッカリーは本作でアカデミー脚本賞を受賞した。また、ケヴィン・スペイシーは本作でアカデミー助演男優賞を受賞している。

あらすじ[編集]

冒頭で、左手に拳銃を持つ謎の男が船上で複数の人物を殺し、船は爆発・炎上して、銃殺体を含む多数の遺体が見つかる。この船はカリフォルニア州のサンペドロ港に停泊していたマフィア麻薬密輸船であり、爆発と多数の死者は、マフィアと対立組織の抗争によるものと思われた。関税局捜査官のクイヤンは、その事件で一人だけ無傷で生き残った、詐欺師で左側の手足に麻痺があるヴァーバル・キントを尋問する。キントは、サンペドロ港での密輸船爆発事件が起こるまでの一連の過程をクイヤンに語る。それは次のような話である。

密輸船爆発事件の6週間前、ニューヨークの警察署に、ある銃器強奪事件の「面通し」(容疑者の顔を事件関係者に見させて、容疑者が真犯人であるか否かを見分けさせること)のために、5人の「ユージュアル・サスペクツ」(容疑者としていつも名前が挙がる人物)が集められた。5人は、元汚職刑事のキートン、マクマナスとフェンスターの強盗コンビ、爆弾製造を請け負うホックニー、そしてキントだった。5人はこの件では立件されず釈放される。

警官の汚職が絡んだ宝石強奪をマクマナスがキートンらに持ちかけ、5人はこれを実行して成功させる。そしてカリフォルニアで取引相手の故買屋レッドフットから新たな宝石強奪をもちかけられ、再び5人で実行するが、強奪したケースに入っていたのは宝石ではなく少量の麻薬だった。

ケースの中身が違っていたことについてレッドフットに詰め寄ると、大元の依頼主である「弁護士」に会うように指示される。コバヤシと名乗るその弁護士は、5人に麻薬密輸船の襲撃を命令する。コバヤシによれば、その命令は、実在しないとも言われる伝説的ギャング「カイザー・ソゼ」からの命令であるという。5人はそれぞれ過去にカイザー・ソゼが関わる品を盗むなどしており、コバヤシはその詳細な記録も所持していた。コバヤシによれば、5人がニューヨークの警察署で顔を合わせ、その後で手を組むことになったのも、カイザー・ソゼが仕組んだことであるという。

翌日、カイザー・ソゼの名を聞いたフェンスターは逃亡するが、死体となって発見される。キートンは、カイザー・ソゼなど実在せず、コバヤシこそがカイザー・ソゼだと主張しコバヤシを殺そうとするが、恋人のイーディを人質にとられており、残る3人もそれぞれ身内を盾に脅される。

フェンスターを除く4人は結局、命令通りに船を襲うことになる。キートンは、なにかあったらお前だけは逃げてイーディに助けを求めろとキントに言い、船に乗り込むが、船内に麻薬はなかった。ホックニーとマクマナスは現場で何者かに殺され、キートンも銃撃され甲板の隅に追い詰められる。岸壁で隠れて船の様子を見ていたキントは、甲板でキートンがカイザー・ソゼ(と思われる何者か)に射殺されるのを目撃する。そして、カイザー・ソゼは船に火を放ち去っていった。

キントの語りが終わる。キートンはカイザー・ソゼに撃たれて死んだと述べるキントに、捜査官クイヤンは、キートンこそがカイザー・ソゼであり、死んだように見せかけたのだと持論を述べる。船が運んでいたのは麻薬ではなく「カイザー・ソゼの顔を知る男」であり、その男を消すことがカイザー・ソゼの目的だった、との推理がなされる。クイヤンは、身柄を保護する代わりに検察側の証人になるようキントに迫るが、キントは拒絶する。

キントの身柄拘束はその後まもなく解かれ、警察署を去っていく。歩いていくキントの左手足に麻痺がみられなくなり、キントを迎えに来た車の運転席には"コバヤシ"が座っている。一方、クイヤンは、キントの証言に出てくる重要な固有名詞の全てが、キントの尋問を行っていた部屋の壁に掲示されている書類などに書かれていたことに気がつく。例えば"コバヤシ"はクイヤンの持っていたマグカップの裏底に印刷されている製造会社の名前であり、その他の固有名詞は、壁の書類に見つけることができた。クイヤンは、警察署を出て行ったキントを慌てて追うが、もう見つからなかった[注釈 1]

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 テレビ東京版
ディーン・キートン ガブリエル・バーン 津嘉山正種 大塚明夫
ヴァーバル・キント ケヴィン・スペイシー 黒沢良 田中秀幸
マイケル・マクマナス スティーヴン・ボールドウィン 江原正士 大塚芳忠
トッド・ホックニー ケヴィン・ポラック 小杉十郎太 荒川太郎
フレッド・フェンスター ベニチオ・デル・トロ 宮本充 天田益男
デヴィット・クイヤン捜査官 チャズ・パルミンテリ 金尾哲夫 小川真司
コバヤシ ピート・ポスルスウェイト 大木民夫 池田勝
イーディ・フィネラン(キートンの恋人) スージー・エイミス 沢海陽子 田中敦子
ジャック・ベア(FBI捜査官) ジャンカルロ・エスポジート 山形ユキオ 石塚運昇
ジェフ・ラビン巡査部長 ダン・ヘダヤ 麦人
レッドフット ピーター・グリーン 堀之紀
ハンガリー語の通訳 ケン・ダリー 梅津秀行
カイザー・ソゼ  スコット・B・モーガン
その他:小山武宏塚田正昭水野龍司宝亀克寿仲野裕伊藤和晃星野充昭湯屋敦子大黒和広みうらうらら
演出:清水勝則、翻訳:日笠千晶、調整:佃安夫、配給:日本ヘラルド映画、製作:テレビ東京 ザックプロモーション

スタッフ[編集]

備考[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ キントの証言を映像化したものによれば、カイザー・ソゼは左利きであり、左手で銃を扱う男である[2]

出典[編集]

  1. ^ a b The Usual Suspects (1995)”. Box Office Mojo. 2009年10月17日閲覧。
  2. ^ 映画の60分前後

外部リンク[編集]