ナナマル サンバツ
ナナマル サンバツ | |
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ジャンル | 競技クイズ、学園 |
漫画 | |
作者 | 杉基イクラ |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | ヤングエース |
レーベル | 角川コミックス・エース |
発表号 | 2010年12月号 - 連載中 |
発表期間 | 2010年11月4日[1][2] - 連載中 |
巻数 | 既刊14巻(2017年7月現在) |
その他 | 監修:セブンワンダーズ |
アニメ | |
原作 | 杉基イクラ |
監督 | 大宙往基 |
シリーズ構成 | 柿原優子 |
キャラクターデザイン | 高鉾誠 |
音楽 | 百石元 |
アニメーション制作 | TMS/だぶるいーぐる |
製作 | 7○3×クイズ研究会 |
放送局 | 日本テレビほか |
放送期間 | 2017年7月 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
Template:漫画 は 廃止されました |
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『ナナマル サンバツ』は、杉基イクラによる日本の漫画。『ヤングエース』(KADOKAWA)において、2010年12月号より連載中。
概要
「競技クイズ」を題材とした漫画。タイトルは早押しクイズの形式の1つ「7○3×[注釈 1]」に由来する。
『全国高等学校クイズ選手権』(通称・高校生クイズ)などのテレビ番組をはじめとして、普段何気なく触れているクイズを入り口に[2]、クイズ初心者の視点から競技クイズが描かれている。そのため、本作ではクイズ番組を意識した描写が随所で見られる[注釈 2]。また、リアルなクイズ業界を描くために[2]、長戸勇人などが在籍するクイズ制作会社セブンワンダーズが監修として協力している[4]。
2011年4月29日から5月8日まで、クイズゲーム『Answer×Answer Live!』とのコラボイベントが開催された[5]。後に『ヤングエース』2011年7月号にて、このイベントの体験レポート漫画が掲載された[6]。
小説版が2013年10月に児童書の角川つばさ文庫レーベルにて刊行された。ノベライズは伊豆平成が担当し、挿絵は原作者の杉基イクラが担当する[7]。
舞台となっているさいたま市には高校生クイズで初の連覇を果たした浦和高校があり、モデルとする説もある(文蔵高校は市内の地名に由来)。ただし、市内には他にも大宮高校や栄東高校など複数の高校にクイズ研究会があるため、明確なモデルは不明である。
ヤングエース2016年9月号以降に「メディア化企画進行中」と発表され、同年12月にテレビアニメとして放映される事が発表された。2017年7月より日本テレビほかにて放送開始予定。
あらすじ
主人公・越山識は、ひょんなことから新入生歓迎会で「クイズ研究会」による早押しクイズ大会に参加することになる。クラスメイトの競技クイズ経験者・深見真理の早押しに圧倒され、最初は戸惑うばかりだった識だが、彼女の押しを見ているうちに、「早押しクイズの問いには答えを確定できるポイントがある」ことを理解する。そして知識と推理でコツをつかんだことで難問に正解し、それまで経験したことのない感動を得る。
その後、真理に知識量を見込まれ、新入生向けのクイズ大会に誘われた識は、そこで0.1秒を争う「競技クイズ」の世界を目の当たりにする。大会で出会った御来屋千智の実力に圧倒されながらも、識は競技クイズにのめり込んでいく。
登場人物
文蔵高校
- 越山 識(こしやま しき)
- 声 - 堀江瞬[8]
- 本作の主人公。文蔵高校1年生。クイズ研究会所属。
- 髪は明るめの茶髪で、眼鏡を掛けている。体躯は小柄で、衣服はジュニアサイズ[9]。性格は内向的で、引っ込み思案。
- 母子家庭で、母親はさいたま市立北文蔵図書館の司書。その関係で小学校のときから図書館に入り浸る「本の虫」で、深見、御来屋も一目置くほどの底知れない知識量を有する。
- 得意分野は文学・歴史、苦手分野は芸能や漫画・アニメ・ゲームなど。
- 深見 真理(ふかみ まり)
- 声 - 川島海荷[8]
- 本作のヒロイン。文蔵高校1年生。クイズ研究会所属。
- 茶髪ストレートの少女で、ヘアバンドを身につけている。識のクラスメイトで、クラスでは図書委員を務める。
- 中学時代からクイズを嗜んでいたためベタ問[注釈 3]の早押しを得意としており、特に語源問題に明るい。
- クイズの話になると、我を忘れて突飛な行動に出てしまうことが多く(作者いわく「クイズばか[10]の残念ヒロイン[11]」)、早押し以外は不器用。
- 井上 大将(いのうえ だいすけ)
- 声 - 畠中祐
- 文蔵高校1年生。クイズ研究会所属。
- 黒髪短髪で小太りな少年。識や真理のクラスメイトで、クラスでは図書委員を務める。真理の気を引くためにクイズ研究会に参加する。
- 芸能や漫画・アニメ・ゲームなどオタク系の問題に強く、また珠算二段の特技を持つため暗算も得意。
- 笹島 学人(ささじま がくと)
- 声 - 佐藤拓也[8]
- 文蔵高校2年生。クイズ研究会会長。
- 眼鏡を掛けた長身の男子。1年生のときに開城学園高校から転入し、文蔵高校クイズ研究会を立ち上げた。
- ポケットの中に早押しボタンの端子を忍ばせて日々ボタンの感触を確かめているなどエキセントリックな行動と物言いが目立つが、基本的に性格は真面目でしっかりしている。
- クイズにも真摯に取り組んでいて実力も高く、他校のクイズ部員からも一目置かれている。
- 京都出身だが、開城入学を機に父親の単身赴任先である埼玉に転居。以来問い読みでつっこまれたくないからと標準語でしゃべるが、ときどきイントネーションに違和感がある。
- 笹島 迅子(ささじま じんこ)
- 声 - 松田颯水
- 文蔵高校1年生。クイズ研究会技術顧問だが、正式な会員かどうかは不明。
- 学人の妹。関西弁を話す。
- 電子工作を得意とする「弱電女子」。祖父の京都の工場で学んだ。物作りが趣味なので、クイズは非生産的だと思っている。会で使う早押し機の製作を担当した。巨乳。
- 黒田 良勝(くろだ よしかつ)
- 声 - 岩瀬周平
- 文蔵高校1年生。識のクラスメイト。
宮浦高校
- 御来屋 千智(みくりや ちさと)
- 声 - 石川界人[8]
- 宮浦高校1年生。クイズ研究部所属。黒髪でツリ目の男子。
- 早押しのスピードやパラレル問題[注釈 4]の分岐の判断など、新入生らしからぬ実力を持ったクイズプレーヤー。新入生向けのクイズ大会で識に興味を持ち、ライバル視するようになる。
- クイズ欲の塊で、私生活でもクイズゲーム『クイズ帝国』シリーズ[注釈 5]のランカー。
- 理系なので、文系問題にはまだ穴がある。
- 芦屋 洋介(あしや ようすけ)
- 声 - 羽多野渉
- 宮浦高校3年生。クイズ研究部部長。赤河田高校の新名と親しい。
- 得意ジャンルはサッカー。御来屋の実力を認め、単なる後輩ではなくライバルとして扱っている。
- 丸山 亘(まるやま わたる)
- 声 - 八代拓
- 宮浦高校1年生。クイズ研究部所属。小太りでメガネを掛けた男子。
- 中間試験2日前にもかかわらず、女子校だからという理由だけで麻ヶ丘例会に参加。
- 向井 亮太(むかい りょうた)
- 声 - 白井悠介
- 宮浦高校1年生。クイズ研究部所属。黒髪でタレ目の男子。
- 丸山につられて麻ヶ丘例会に参加。
麻ヶ丘女子高校
- 上月 由貴(こうづき ゆき)
- 声 - M・A・O
- 麻ヶ丘女子高校1年生。クイズ研究部所属。
- 茶髪ショートの少女。真理の中学時代からの友人で、真理とは「真理りん」「由貴っち」と呼び合う間柄。早押し機を欲する真理にアルバイトを勧め、後に真理とともにメイドカフェでアルバイトを始める。
- 苑原 千明(そのはら ちあき)
- 声 - 佐倉綾音
- 麻ヶ丘女子高校3年生。クイズ研究部部長。黒髪ストレートで眼鏡を掛けた女子。女帝の二つ名で呼ばれる。
- 近隣の高校クイズ研究会会員を集めて行われた6月例会では大会委員長を務め、凝った演出や外連味のある問題形式を用意した。
- 剣持 文伽(けんもち ふみか)
- 声 - 東城日沙子
- 麻ヶ丘女子高校1年生。クイズ研究部所属。
- ツインテールの少女で、腐女子の気がある。
- 古河 珠美(こがわ たまみ)
- 声 - もものはるな
- 麻ヶ丘女子高校2年生。クイズ研究部所属で、2年からクイズ研究部に入部した。
- 眼鏡を掛けた小太りな女子。井上に興味を持つ。剣持同様、腐女子の気がある(他の部員も多かれ少なかれ腐女子の気があり、その気が全くないのは由貴のみ)。
赤河田高校・中学校
- 新名 匠(にいな たくみ)
- 声 - 鈴木達央
- 赤河田高校3年生。クイズ研究部部長。
- 新入生向けのクイズ大会で司会進行を担当した。世話好きで面倒見がよいが、どこか抜けている。普段は糸目だが、たまに開眼する。
- 例会のペーパーテストにてトップクラスの正解数を出し(解答欄がずれていたため、無効となったが)、精度には欠けるものの早押しにも長けるなど、部長の名に恥じぬ高い実力を誇る。
- 中澤 藤一郎(なかざわ とういちろう)
- 声 - 室元気
- 赤河田高校3年生。クイズ研究部所属。
- 新入生向けのクイズ大会で問い読みを担当した。
- 佐々木 一(ささき はじめ)
- 声 - 山谷祥生
- 赤河田中学校1年生。クイズ研究部所属。ベタ問早押しが得意。
- 新入生向けのクイズ大会で決勝に進出するが、御来屋に敗れる。長戸勇人『クイズは創造力』の愛読者。
- 苑原 明良(そのはら あきら)
- 声 - 永塚拓馬
- 赤河田中学校3年生。苑原千明の弟。
- 女装が趣味だが、秋葉原のゲームセンターで不良を追い払うほどの気の強さを見せる。その際出会った識に興味を持ち、その後、クイズ研に入部する。
- 挑発するのもされるのも大好き。不真面目でエキセントリックな言動が目立ち、麻ヶ丘女子高校主催の例会ではルール違反ギリギリの行為を繰り返す。
開城学園高校・中学校
- 大蔵 邦光(おおくら くにみつ)
- 声 - 前野智昭
- 開城学園高校2年生。クイズ研究部部長。高校生には見えない貫禄がある。学人と誠司が部を去ったことを惜しんでいる。
- 全国模試文系1位。早押しはやや遅いが、筆記クイズが得意。
- 深見 誠司(ふかみ せいじ)
- 声 - 緑川光
- 真理の兄。開城学園高校2年生。
- 作中随一の美形であり、プライドが高く高潔な性格。ある事情からクイズから遠ざかっていたが、復帰。
- 近衛 春臣(このえ はるおみ)
- 声 - 増田俊樹
- 開城学園高校2年生。クイズ研究部所属。チャラいルックスだが実力者。
- 早押しはガツガツ押すタイプ。得意ジャンルは古典芸能。
- 柴田 勝(しばた まさる)
- 声 - 榎木淳弥
- 開城学園高校2年生。クイズ研究部所属。実力上位者。
- 得意ジャンルは社会・経済。
- 細川(ほそかわ)
- 開城学園高校1年生。
- 熊田(くまだ)
- 開城学園高校1年生。
- 小原(おはら)
- 開城学園中学校1年生。クイズ研究部所属。
- 赤河田中学の佐々木を上回る早押しの速さと知識量を持つ。麻ヶ丘女子高校主催の例会では、明良に振り回される形で自滅した。
レオニール高校
- 戸塚 光太郎(とづか こうたろう)
- 声 - 古川慎
- レオニール高校3年生。クイズ研究部部長。真面目で潔癖症の気がある。
- 小泉(こいずみ)
- レオニール高校2年生。麻ヶ丘女子高校主催の例会では、明良に「目つきアヤシイ」ことを理由に攻撃対象にされ[注釈 6]、失格となってしまう。
- 川端(かわばた)
- レオニール高校1年生。
神南大付属高校
- 花房 ミノル(はなぶさ みのる)
- 声 - 岸尾だいすけ
- 神南大付属高校3年生。クイズ研究部部長。おちゃらけて見えるがかなりの実力者で、「早押しスピードスター」の異名を持つ。
- 明良の素人ならではの大胆さや、ルールの穴を衝いた戦法を面白がっている。
- 渋谷(しぶや)
- 神南大付属高校3年生。クイズ研究部所属。花房と似て非常におおらかな感じの男。麻ヶ丘例会ペーパークイズでは花房より上位に付けた。
- 矢木(やぎ)
- 神南大付属高校1年生。クイズ研究部所属。唯一の女子部員。
- 麻ヶ丘例会で真理とペアを組む。
関西勢
- 林田 耕助(はやしだ こうすけ)
- 東楊高校2年生。落語家の見習いをしている。京都の社会人クイズサークル「近畿クイズ愛好会」所属。会った相手にいきなりなぞなぞを出す。
- 大槻 凛子(おおつき りんこ)
- 東楊高校1年生。あだ名は「りんご」。自宅は旅館で、近畿クイズ愛好会の会場になっている。
- 八尾 神楽(はちお かぐら)
- 東楊高校3年生。迅子に「姐さん」と呼ばれている。遠慮なく思ったことを言ってしまう。
- 天満 竜壱(てんま りゅういち)、天満 虎壱(てんま とらいち)
- 竜壱は大阪帝山高校2年生、虎壱は大阪帝山高校1年生。ともに東楊高校から引き抜かれた。やる気はないが圧倒的なクイズの実力がある。
- 徳間(とくま)
- 近畿クイズ愛好会の会長。本職は僧侶で、寺で学習塾を開き、学人が通っていた。かつて『ウルトラ』でアメリカを横断したことがある。
SQUARE関係者
- 三咲(みさき)
- 『SQUARE』ではプロデューサーを務める。41歳。
- 「ロスジェネ世代」(視聴者参加型クイズ番組の激減に直面した世代)。学生時代からオープン大会を企画するのが趣味であり、それが講じて企画業兼クイズ作家になった。(株)セブンス企画所属。
- 吉 ジョヲジ(きち じょをじ)
- お笑いコンビ「オレンジライン」のインテリ芸人枠[12]。『SQUARE』では司会を務める。35歳。
- ラジオDJやコメンテーターとしても活躍中。大学クイズ研出身。芸能人IQグランプリ3連覇中。
- ぷらねっと
- 現役女子中高生アイドルグループ。リーダーのはるか(16・高1)を始め、ひかる(14・中2)・きらり(15・中3)・みらい(17・高2)の4人からなる。
- 2年半前にメジャーデビューし、シングルをこれまでに7枚リリースしている。
- 『SQUARE』では一般参加者に混ざり参戦。準決勝では文蔵高校と対決する。
- 鳳 正彦(おおとり まさひこ)
- 『SQUARE』を中継する動画サイトを運営する企業の社長。また、同大会の大会長を務める。
- 東大クイズ研OBという経歴を持ち、かつては「東の鳳、西の徳間」と称された。
- 大野(おおの)
- 『SQUARE』でレポーターおよびサブ司会を務める女性。
用語
- 例会(れいかい)
- 部活動の対外試合みたいなもので各校持ち回りで主催となってクイズ大会をすること。本来はクイズサークルが行う普段の活動そのもので、定例会と呼ぶべきもの。
- SQUARE(スクエア)
- 全日本U-18のクイズ大会。年1回8月頃行われる。4人1組のチーム戦。SQと略されることがある。
- 文蔵高校(ぶぞうこうこう)
- 埼玉県の公立高校。共学校。識や真理が通っている。
- 宮浦高校(みやうらこうこう)
- 埼玉県の公立高校。男子校。文蔵高校の隣町にある。
- 麻ヶ丘女子高校(あさがおかじょしこうこう)
- 私立の女子校。ミッションスクール。
- 赤河田高校・中学校(せきがわたこうこう・ちゅうがっこう)
- 東京都の私立の中高一貫校。男子校。
- 開城学園高校・中学校(かいじょうがくえんこうこう・ちゅうがっこう)
- 東京都の私立の中高一貫校。男子校。偏差値77で、某国立有名大学への進学率ナンバー1の超エリート校。
- レオニール高校(れおにーるこうこう)
- 千葉県の私立高校。共学校だが男子が多く、クイズ研究会員は男子のみ。神南大付属高校とはライバル関係。
- 神南大付属高校(かんなみだいふぞくこうこう)
- 神奈川県の私立高校。共学校。制服のない私服校。レオニール高校とはライバル関係。
- クイズ用語については、以下の項目を参照。
書誌情報
- 杉基イクラ『ナナマル サンバツ』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊14巻(2017年7月4日現在)
- 2011年4月27日発売[角 1]、ISBN 978-4-04-715689-0
- 2011年8月2日発売[角 2]、ISBN 978-4-04-715749-1
- 2012年3月1日発売[角 3]、ISBN 978-4-04-120125-1
- 2012年8月31日発売[角 4]、ISBN 978-4-04-120329-3
- 2013年4月2日発売[角 5]、ISBN 978-4-04-120626-3
- 2013年8月31日発売[角 6]、ISBN 978-4-04-120826-7
- 2013年12月28日発売[角 7]、ISBN 978-4-04-120941-7
- 2014年7月4日発売[角 8]、ISBN 978-4-04-101530-8
- 2014年12月29日発売[角 9]、ISBN 978-4-04-101531-5
- 2015年7月4日発売[角 10]、ISBN 978-4-04-102869-8
- 2015年12月4日発売[角 11]、ISBN 978-4-04-102870-4
- 2016年8月4日発売[角 12]、ISBN 978-4-04-104281-6
- 2016年12月31日発売[角 13]、ISBN 978-4-04-105038-5
- 2017年7月4日発売[角 14]、ISBN 978-4-04-105790-2
小説
児童書レーベルの角川つばさ文庫レーベルにて発売された。著者は伊豆平成、イラストは原作者の杉基イクラが担当している。2014年4月現在既刊2巻。
- 2013年10月10日発売、ISBN 978-4-04-631348-5
- 2014年4月11日発売、ISBN 978-4-04-631384-3
テレビアニメ
2017年7月より日本テレビほかにて放送中[13]。本放送においては同時期に日テレ系で放送する『第37回全国高等学校クイズ選手権 高校生クイズ2017』とコラボ。同番組で総合司会を担当する日テレアナウンサー・桝太一が自身をSDアニメキャラ化した「クイズマスター」役として、本編後に放送するミニアニメコーナーにおいて声の出演をする。
日テレ深夜アニメ枠は『うどんの国の金色毛鞠』放送終了(2016年12月)以来、半年間途絶えていたが、本作から再開する。また日テレ水曜未明(火曜深夜)枠のアニメとしては『HUNTER×HUNTER』放送終了(2014年9月)以来、約2年9ヶ月ぶりの再開となる。これを機に、新たに「AnichU」という枠名が付く[14]。
スタッフ
- 原作 - 杉基イクラ[13]
- 監督 - 大宙征基[13]
- 助監督 - 古賀一臣
- シリーズ構成 - 柿原優子[13]
- キャラクターデザイン - 高鉾誠[13]
- 美術監督 - 大西穣[13]
- 色彩設計 - 鈴木依里[13]
- 撮影監督 - 蒲原有子[13]
- 編集 - 坪根健太郎[13]
- 音響監督 - 渡辺淳[13]
- 音楽 - 百石元[13]
- 音楽制作 - 日本テレビ音楽、トムス・ミュージック
- プロデューサー - 佐々木まりな、山川剛史、小田元浩、正木大督
- アニメーション制作 - TMS/だぶるいーぐる[13]
- 製作 - 7○3×クイズ研究会(日本テレビ、トムス・エンタテインメント、東映ビデオ、KADOKAWA)
主題歌
- オープニングテーマ「On My MiND」[13]
- 作詞・作曲・編曲 - 大森元貴 / 歌 - Mrs. GREEN APPLE
- エンディングテーマ「○○○○○」[13]
- 作詞 - 永塚健登 / 作曲 - AKIRASTAR / 編曲 - JUNK FUNK PUNK / 歌 - ベイビーレイズJAPAN
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
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第1問 | キミもクイズ王にならないか? | 柿原優子 | 大宙征基 | 斉藤啓也 | 高鉾誠 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [15] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年7月5日 - | 水曜 1:59 - 2:29(火曜深夜) | 日本テレビ[16] | 関東広域圏 | 『AnichU』第1部 |
2017年7月15日 - | 土曜 1:27 - 1:57(金曜深夜) | 青森放送 | 青森県 | |
土曜 2:00 - 2:30(金曜深夜) | ミヤギテレビ | 宮城県 | ||
2017年8月6日 - | 日曜 23:20 - 23:50 | ファミリー劇場[17] | 日本全域 | CS放送 |
BD / DVD
巻 | 発売日[18] | 収録話 | 規格品番 | |
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BD | DVD | |||
1 | 2017年9月13日予定 | 第1話 - 第2話 | BSZD-08181 | DSZD-08181 |
2 | 2017年10月4日予定 | 第3話 - 第4話 | BSZD-08182 | DSZD-08182 |
3 | 2017年11月8日予定 | 第5話 - 第6話 | BSZD-08183 | DSZD-08183 |
4 | 2017年12月6日予定 | 第7話 - 第8話 | BSZD-08184 | DSZD-08184 |
5 | 2018年1月10日予定 | 第9話 - 第10話 | BSZD-08185 | DSZD-08185 |
6 | 2018年2月7日予定 | 第11話 - 第12話 | BSZD-08186 | DSZD-08186 |
日本テレビ 水曜1:59 - 2:29(火曜深夜)枠「AnichU」 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
パーソン・オブ・インタレスト シーズン3
(2017年1月18日 - 6月21日)
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ナナマル サンバツ
(2017年7月5日 - )
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脚注
注釈
- ^ 「先に7問正解した方が勝者となり、おてつき3回で失格となる[3]」という形式。
- ^ 一例として、第1巻で笹島学人がアメリカ横断ウルトラクイズでの定番フレーズである「ニューヨークへ行きたいかぁぁぁ―――!」と発言している。
- ^ クイズプレイヤーにとって、手垢が付くほど出題される問題の意味。一般常識とは異なり、クイズならではの「ベタ問」も多々ある。早押しクイズ#パターン問題も参照。
- ^ 早押しクイズ#ポイント押しと読ませ押しを参照。
- ^ 『ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer』シリーズをモデルにした架空のゲーム。アンサーランクとして軍隊階級を使用している。作中での最新作は『3』。
- ^ 早押しボードクイズで、早押しでの正解者は、獲得ポイントを他の参加者の減点に使える変則ルールだった。またポイントがマイナスになると失格で、小泉は1ポイントの時点で明良に2ポイントを引かれ、失格となった。
出典
- ^ “ヤングエース12月号(11月4日発売)は、付録アスカ「オリジナルフォトスタンドクロック」&応募者全員サービス「エヴァ図書カード」&貞本義行最新メッセージと、貞本エヴァ3大特集号!!表紙は「貞本エヴァ」!”. News2u.net (2010年10月29日). 2012年3月3日閲覧。
- ^ a b c “【新連載】ナナマルサンバツ”. 杉基イクラ (2010年11月4日). 2012年3月3日閲覧。
- ^ “クイズ王最強決定戦〜THE OPEN〜”. フジテレビ. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “主な実績‐監修”. セブンワンダーズ. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “イベント情報”. ネットワーク対戦クイズ Answer×Answer Live!. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “ヤングエース7月号”. 杉基イクラ (2011年6月5日). 2012年3月3日閲覧。
- ^ ヤングエース2013年11月号,298頁,株式会社KADOKAWA発行、角川書店編集
- ^ a b c d “キャスト CAST”. アニメ『ナナマル サンバツ』公式サイト. 2017年3月18日閲覧。
- ^ 杉基イクラ『ナナマル サンバツ 3』角川書店、2012年、89頁。ISBN 978-4-04-120125-1。
- ^ 杉基イクラ『ナナマル サンバツ 2』角川書店、2011年、17頁。ISBN 978-4-04-715749-1。
- ^ 杉基イクラ『ナナマル サンバツ 1』角川書店、2011年、192頁。ISBN 978-4-04-715689-0。
- ^ 相方は俳優枠。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n “夏アニメ『ナナマル サンバツ』と「高校生クイズ」がコラボ!”. アニメイトタイムズ (2017年6月2日). 2017年6月2日閲覧。
- ^ “日本テレビ:1時間の深夜アニメ枠「AnichU」を新設へ- まんたんウェブ(株式会社MANTAN)” (2017年3月17日). 2017年3月17日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “放送情報”. アニメ『ナナマル サンバツ』公式サイト. 2017年6月2日閲覧。
- ^ “『KNOCK OUT(ノックアウト)~競技クイズ日本一決定戦~』が第7回衛星放送協会オリジナル番組アワードのバラエティ番組部門において最優秀賞を受賞”. PR TIMES. 2017年6月13日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ 特集”. 東映ビデオ. 2017年6月26日閲覧。
web KADOKAWA
以下の出典は『web KADOKAWA』(角川書店)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
- ^ “ナナマル サンバツ(1)”. web KADOKAWA. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(2)”. web KADOKAWA. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(3)”. web KADOKAWA. 2012年3月3日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(4)”. web KADOKAWA. 2012年9月4日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(5)”. web KADOKAWA. 2013年4月4日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(6)”. web KADOKAWA. 2013年9月4日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(7)”. web KADOKAWA. 2014年1月2日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(8)”. web KADOKAWA. 2014年7月9日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(9)”. web KADOKAWA. 2015年1月2日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(10)”. web KADOKAWA. 2015年7月12日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(11)”. web KADOKAWA. 2015年12月4日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(12)”. web KADOKAWA. 2016年8月4日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(13)”. web KADOKAWA. 2016年12月31日閲覧。
- ^ “ナナマル サンバツ(14)”. web KADOKAWA. 2017年7月4日閲覧。