高野口駅
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高野口駅* | |
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こうやぐち Kōyaguchi | |
◄紀伊山田 (2.6 km) (2.4 km) 中飯降► | |
所在地 | 和歌山県橋本市高野口町名倉826 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■和歌山線 |
キロ程 | 50.6 km(王寺起点) |
電報略号 | コク |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
859人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)3月29日 |
備考 |
業務委託駅 POS端末設置 * 1903年に名倉駅から改称。 |
高野口駅(こうやぐちえき)は、和歌山県橋本市高野口町名倉にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。
駅構造
相対式2面2線のホームを持つ行違い可能な地上駅。駅本屋側ホームが1番(下り)ホーム、跨線橋を渡った反対側ホームが2番(上り)ホームである。
JR西日本の子会社であるジェイアール西日本メンテックの契約社員が一人常駐しており、朝の一部時間帯(6:40-9:50)のみ営業の業務委託駅(管理は橋本駅)で、POS端末と新型押しボタン式券売機1台設置。キオスクや橋本市のギャラリーコーナーも併設されており、線内では比較的設備が整っている駅である。
自動体外式除細動器(AED)は設置されていない。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■和歌山線 | 下り | 粉河・和歌山方面 |
2 | ■和歌山線 | 上り | 橋本・五条方面 |
特記事項
- かつては高野山への参詣客で賑わっていた名残か、やや大きく古い木造駅舎が残る。
- 駅前にタクシー乗り場がある。
- 便所は最近新築され美しくなっている。
- クリスマス時期になると駅前広場がライトアップされる、小規模ながらなかなか美しい。
- 「高野口」という駅名だが、南海電鉄高野山方面乗り換えはここではなく橋本駅である。
- 駅スタンプは標準仕様のものと1990年にJR西日本和歌山支社が設置したものがある。
駅周辺
- 高野口公園
- せせらぎ公園
- パイル織物資料館
- 名古曽廃寺
- 葛城館
- 高野口郵便局
- 第一生命高野口支部
- 和歌山県立伊都高等学校
- 和歌山県立きのかわ支援学校
- 橋本市立高野口小学校
- 橋本市立高野口幼稚園
- 株式会社コマイ
- 高野口商工会
- 近畿日本ツーリスト高野口営業所
- 株式会社リコー橋本営業所
利用状況
和歌山県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
- 1,148人(1998年度)
- 1,085人(1999年度)
- 1,067人(2000年度)
- 1,059人(2001年度)
- 911人(2002年度)
- 902人(2003年度)
- 883人(2004年度)
- 873人(2005年度)
- 869人(2006年度)
- 861人(2007年度)
- 912人(2008年度)
- 859人(2009年度)
和歌山駅方面へ行くよりも、橋本駅まで行き、そこから南海高野線経由で難波駅方面へ出る利用客が多い。
歴史
- 1901年(明治34年)3月29日 - 紀和鉄道の橋本駅 - 妙寺駅間に名倉駅(なくらえき)として新設開業。
- 1903年(明治36年)1月1日 - 高野口駅に改称。
- 1904年(明治37年)8月27日 - 紀和鉄道の路線を関西鉄道が買収。同社の駅となる。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 鉄道国有法により関西鉄道国有化。国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。和歌山線の所属となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。