鉄道博物館駅
鉄道博物館駅* | |
---|---|
鉄道博物館(大成)駅(2007年10月14日) | |
てつどうはくぶつかん Tetsudō-Hakubutsukan - (大成駅) | |
◄大宮 (1.5 km) (1.7 km) 加茂宮► | |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区大成町3丁目 |
所属事業者 | 埼玉新都市交通 |
所属路線 | ■伊奈線(ニューシャトル) |
キロ程 | 1.5 km(大宮起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,823人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1983年(昭和58年)12月22日 |
備考 |
*2007年(平成19年)10月14日に 大成駅から改称 |
鉄道博物館駅(てつどうはくぶつかんえき)は、埼玉県さいたま市大宮区大成町大成町三丁目にある埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の駅である。
旧称は大成駅(おおなりえき)だったが、駅名が改称されても副称として括弧内に表記されている。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。東北・上越新幹線の高架軌道を挟んで位置する。改札口は内宿駅側にある。
2007年3月18日のSuica導入に併せてニューシャトルの中間駅では初めて自動改札機(3通路)が設置され、また液晶型の発車標も設置された。
駅の前後は勾配になっており、新幹線高架よりも数m低くなっている。これは、新幹線を新宿まで伸ばす際の分岐を考慮したためである。
のりば
1 | ■伊奈線(ニューシャトル) | 丸山・内宿方面 |
2 | ■伊奈線(ニューシャトル) | 大宮行 |
利用状況
- 2009年度の1日平均乗車人員は3,823人であり(埼玉県統計年鑑による)、ニューシャトルの中間駅では最も多い。
駅周辺
- 鉄道博物館 - 徒歩1分
西側
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)大宮総合車両センター
- 日本貨物鉄道(JR貨物)大宮車両所
- 大宮大成鉄道村
- 国道17号
- 埼玉県立大宮中央高等学校
- 埼玉県立職業能力開発センター
- さいたま市立大宮西部図書館
- さいたま市立日進中学校
- 大宮西郵便局
- 日本郵便大宮西支店
- ケーズデンキ大宮櫛引パワフル館
- イオン大宮店
- JR東日本研究開発センター
- 埼玉大学教育学部附属特別支援学校(旧・埼玉大学教育学部附属養護学校)
- 陸上自衛隊大宮駐屯地
- 農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター
東側(JR線反対側)
鉄道博物館について
JR東日本と東日本鉄道文化財団は、2007年10月14日に「鉄道博物館」を当駅の東側の隣接地に開館した。これによって当駅の乗降客数は開館前の5千人から1万人以上に増加すると見込まれている。
鉄道博物館の開業に併せ、JR東日本は出資している埼玉新都市交通に対し、当駅の名称を「鉄道博物館駅」など利用者に分かりやすく変更する様に打診した。これに対して、地元自治会からは駅名存続の要望が出されていたが、2006年12月末に埼玉新都市交通は「鉄道博物館駅」に改称し、「大成」は副名称として残すことが決定した。その一方で、さいたま市では同年度の予算で2年間に13億円をかけてバリアフリー対応工事と駅前整備工事を実施し、駅と博物館がほぼ一体化された。
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鉄道博物館南 | 北区役所線 | 北区役所・土呂駅西口・東宮原駅前 | 宮原駅東口 | さいたま市コミュニティバス | 平日運行 | |
北区役所線 | 日進駅 | 宮原駅西口 | さいたま市コミュニティバス | 平日運行 |
かつての大66系統(大宮駅西口 - 櫛引 - 土呂駅西口)のバス停留所を再利用したもので、「大成駅前」を改称して再設置した。
ICカードについて
- ニューシャトルで使用可能なICカード(Suica・PASMO・ICOCA・TOICA・Kitaca)の履歴表示・印字は、当駅では「鉄道博物」と表記される。ただし、Suica・PASMOが利用できるエリア(詳細はそれぞれの記事を参照)で行う場合に限る。
- 2008年1月13日現在、当駅自動券売機での履歴印字およびチャージ領収書の発行は中止されている。そのため、領収書が必要な場合は改札係員に申告し手書き領収書の発行を受けることになる。
歴史
なお、1906年から1941年まで(旧)西武鉄道(開業当時は川越電気鉄道)が西武大宮線の駅として(旧)大成駅を設置していた。これは、現在の大宮駅の西側約500m、現在のさいたま市大宮区桜木町四丁目にあたり、当駅からは1km以上離れている。