絶体絶命 (アルバム)
『絶体絶命』 | ||||
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RADWIMPS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2009年 - 2011年 日本 | |||
ジャンル | オルタナティヴ・ロック、フォークロック | |||
時間 | ||||
レーベル | EMIミュージック・ジャパン | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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RADWIMPS アルバム 年表 | ||||
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『絶体絶命』収録のシングル | ||||
『絶体絶命』(ぜったいぜつめい)は、RADWIMPSのメジャー4枚目、通算6枚目のスタジオ・アルバム。2011年3月9日にEMIミュージック・ジャパンから発売された。
概要
前作『アルトコロニーの定理』からは約2年ぶりのリリース。 前作以降に発売されたシングルのうち、11thシングル「マニフェスト」は未収録となっている。
本作を携えたライブツアー「RADWIMPS 絶体延命ツアー」が27都市37公演で行われ、後にツアー映像を納めたライブビデオ「絶体延命」が発売された。
批評
『ロッキング・オン』の古河晋は、「これは、あなたの期待に最大限に応えてくれる大傑作だと保証する。」と言い切り、このアルバムのテーマについては「自分が生きている意味。そんなものはない。という当たり前の答えの先にある無数のグチャグチャの答えを、1枚のアルバムの中でシンプルに具体的にストレートに正直に音楽にすること。今までのラッドの音楽においても心臓部にあったもの。この『絶体絶命』というアルバムでは、その心臓がそのまま真空パックされて届けられる。」とコメントした[1]。
収録曲
- DADA(dadadada Ver.) [3:50]
- 12thシングルのアルバムバージョン。スネアドラムメインのイントロが追加されている。
- 透明人間18号 [4:25]
- 君と羊と青 [2:42]
- だいだらぼっち [6:03]
- 学芸会 [4:36]
- 狭心症 [6:50]
- 13thシングル。
- グラウンドゼロ [4:28]
- 野田曰く「この曲はもっと書きたかった」とのこと。
- π [3:22]
- 野田は数学が好きなため、πという題名になった。πの意味は、「はっきりしない」という意味。はっきりしない毎日をπと表現した。
- G行為 [4:02]
- 野田曰く、一曲だけ自由に作らせて欲しいと申し出て書いた曲。
- このアルバムで唯一英語の歌詞がある。
- DUGOUT [4:22]
- この曲のレコーディングの前日にドラムのシンバルが割れ、急遽山口は母親に電話しシンバルを買ってきてもらった。
- ものもらい [5:18]
- 携帯電話(Cat Ver.) [4:25]
- 億万笑者 [4:36]
- この曲のレコーディングの際、激しい曲は体を動かしたくなるが「ヘッドフォンが邪魔」ということから、ヘッドフォンを頭にガムテープで固定する「ヘッドホンと一体化の術」をあみだす。
- 救世主 [6:21]
- 2009年のライブツアー「RADWIMPS "イルトコロニー TOUR 09" 」の途中から、37458の前に演奏されていた曲。野田曰く37458を歌う前に歌いたい歌。
- 野田曰く「無敵感を与えてくれた曲」。
- ツクツク法師 [9:09]
- シークレットトラック。音楽が始まるのは8分21秒からで、それまでは無音である。
脚注
- ^ 古河晋 (2011年3月7日). “ラッドのアルバムを待ち続けていた人へ” (日本語). RO69. ロッキング・オン. 2011年3月9日閲覧。
- ^ RADWIMPS新曲「君と羊と青」がNHKサッカーテーマに ナタリー
- ^ a b 2011年3月12日初回放送、スペースシャワーTV V.I.P. ─RADWIMPS 絶体絶命 解体新書─より。