特牛駅

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特牛駅
駅舎(2008年7月)
こっとい
Kottoi
阿川 (3.7 km)
(4.0 km) 滝部
山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫264-2
北緯34度18分21.16秒 東経130度55分8.3秒 / 北緯34.3058778度 東経130.918972度 / 34.3058778; 130.918972 (特牛駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 山陰本線
キロ程 631.1 km(京都起点)
電報略号 コツ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
34人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1928年昭和3年)9月9日
備考 簡易委託駅(駅舎外発券)
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旧下り線路面(待合室付近にホームに上がる階段が見える)
ロケで使用された「伊上畑駅」

特牛駅(こっといえき)は、山口県下関市豊北町大字神田字大場ヶ迫にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線

駅構造

古くからの木造駅舎を有し、単式ホーム1面1線(ホームは小串方面に向かって右側に配置)をもつ地上駅停留所)。長門鉄道部管理の無人駅であるが駅前の商店で切符(常備券のみ)を委託販売する簡易委託駅となっている。なお、棒線構造のため、小串方面行きと長門市方面行きの双方が同一ホームより発車する。かつては、交換可能駅であったが、1970年ごろに棒線化された。駅舎とホームの間には高低差があり、ホームまでは、階段で数m上り、さらに旧下り線路敷を越えることになる。ホーム上に、待合室(戸はない)がある。

駅周辺

斜面上の集落のかなり高いところにある。

  • 特牛漁港
  • 角島 - 角島大橋架橋以前は角島への町営渡船乗り場であった肥中港・島戸港への連絡バスが接続していた。現在は角島へ直接バスが乗り入れている。
  • 国道435号

路線バス

利用状況

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 105人(1999年度)
  • 91人(2000年度)
  • 63人(2001年度)
  • 64人(2002年度)
  • 67人(2003年度)
  • 58人(2004年度)
  • 53人(2005年度)
  • 41人(2006年度)
  • 32人(2007年度)
  • 36人(2008年度)
  • 31人(2009年度)
  • 34人(2010年度)

歴史

駅名の由来

地名「コトイ」に由来し、難読駅名としてさまざまなメディアで取り上げられる。地名の由来は、牝牛の意味を示す方言の「コトイ」から取ったという説と、日本海に面した小さな入り江を示す「琴江」から取ったという説がある[1]。「重荷を負う強健な牛」の意から来たともいわれる。

隣の駅

西日本旅客鉄道
山陰本線
快速
通過
普通
阿川駅 - 特牛駅 - 滝部駅

その他

映画「四日間の奇蹟」では、前夫・則幸と離婚した真理子(石田ゆり子)が失意のうちにホームから飛び込もうとした際、倉野順次(西田敏行)・和枝(松坂慶子)夫妻に声をかけられ正気に戻るシーンで、「伊上畑駅」(いがみはたえき)として登場する。

脚注

関連項目

外部リンク