武蔵五日市駅
武蔵五日市駅* | |
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南口(2010年5月6日) | |
むさしいつかいち Musashi-Itsukaichi | |
◄武蔵増戸 (2.6km) | |
所在地 | 東京都あきる野市舘谷台16 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■五日市線 |
キロ程 | 11.1 km(拝島起点) |
電報略号 | ムイ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,602人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)4月21日 |
備考 |
みどりの窓口 有 * 開業1ヶ月後に五日市駅から改称 |
武蔵五日市駅(むさしいつかいちえき)は、東京都あきる野市舘谷台にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅。同線の終着駅でもある。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する、五日市線で唯一の高架駅である。直営駅で、駅舎内にはみどりの窓口(営業時間7:00 - 20:00)や自動改札機・自動券売機・自動精算機、およびNEWDAYSがある。北口と南口があり、南口から北口へ通路を伸ばした形になっているが、メインは南口である。
のりば
1・2 | ■五日市線 | 秋川・拝島・立川・新宿・東京方面 |
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土曜・休日ダイヤの日中の列車はほとんどが2番線から発車する。これは、日中1番線にホリデー快速「あきがわ」になる列車(17:21発)が留置されていることによる。通常の線内列車は6両〈一部4両〉で、ホリデー快速「あきがわ」は拝島駅まで4両。
利用状況
2010年度の1日平均乗車人員は4,602人である。近年の推移は下記の通り。
年度 | JR東日本 |
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1992年 | 5,414[1] |
1993年 | 5,296[2] |
1994年 | 5,241[3] |
1995年 | 5,156[4] |
1996年 | 5,216[5] |
1997年 | 5,091[6] |
1998年 | 5,000[7] |
1999年 | 4,975[8] |
2000年 | 4,767[1] |
2001年 | 4,755[2] |
2002年 | 4,810[3] |
2003年 | 4,836[4] |
2004年 | 4,809[5] |
2005年 | 4,810[6] |
2006年 | 4,763[7] |
2007年 | 4,848[8] |
2008年 | 4,761[9] |
2009年 | 4,698[10] |
2010年 | 4,602[11] |
駅周辺
あきる野市の旧五日市町の中心部にあり、商店なども多い。
- 五日市街道
- 秋川街道
- 檜原街道
- 警視庁 五日市警察署五日市駅前交番
- 警視庁 五日市警察署
- 東京都立五日市高等学校
- あきる野市役所五日市出張所
- あきる野市五日市図書館
- あきる野商工会 五日市支所
- あきる野市立五日市小学校
- あきる野市立五日市中学校
- 西東京バス五日市営業所
- 西東京バス五日市営業所下町車庫
- 阿伎留神社
- 秋川渓谷
- ひので三ツ沢つるつる温泉(路線バス「青春号」で約20分)
店舗
- いなげや 五日市店
- パークショッピングセンター 館谷店
金融機関
バス路線
駅前にロータリーがあり、西東京バスによる路線およびあきる野市コミュニティバスが乗り入れている。
なお、五30系統は福生駅始発武蔵五日市駅行の深夜バスが25:07まで運行されており、五日市線の終電後も同駅へのアクセスが可能となった。また、2010年(平成22年)4月1日からは同線の始発前に武蔵五日市駅始発拝島駅行の早朝バスが運行を開始した(4:30発)
駐車場
駅敷地内にはパーク24のコインパーキングが併設されており、パークアンドライドに対応している。Suicaも利用可能であり、JRとの同時利用には割引サービスもある。
歴史
- 1925年(大正14年)
- 1940年(昭和15年)10月3日 - 五日市鉄道の南武鉄道への合併により、同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により国鉄五日市線の駅となる。
- 1961年(昭和36年)4月15日 - 貨物の取り扱いを廃止。
- 1971年(昭和46年)2月1日 - 当駅 - 大久野間の旅客営業が廃止。同時に大久野 - 武蔵岩井間が廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日 - 当駅 - 大久野間廃止(貨物営業終了)。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1996年(平成8年)7月6日 - 駅舎高架化。発車メロディ導入。
- 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
かつては、手前300m程東に「三内信号扱所」(当駅の構内扱い、現在の高架区間の始まり)があり、北方向に分岐する「岩井支線」があった。貨物列車は当駅を通らずに拝島方面から武蔵岩井方面へ直行し、旅客列車は当駅からここでスイッチバックして武蔵岩井へと向かっていった。この路線はセメントの原料になる石灰岩を輸送するために敷設されたものである。しかし、輸送がトラックに移行されたため、1971年(昭和46年)に旅客輸送を廃止して貨物専用になった後、1982年(昭和57年)に廃線になった。
当駅の高架化の際に、旧岩井支線の路盤が活用された。現在、三内信号扱所跡から南方には高架化前の当駅に向かう本線跡が廃線敷として残っている。
五日市線の終着駅ではあるが、高架化は頭端駅構造ではなく中間駅構造で行われた。そのため下り先端部は延伸できる構造になっているが、そのような延伸の構想や計画があるかは不明である。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道
- ■五日市線
- ■青梅特快・■快速・■各駅停車(いずれも五日市線内は各駅に停車)
- 武蔵増戸駅 - 武蔵五日市駅
- ■青梅特快・■快速・■各駅停車(いずれも五日市線内は各駅に停車)
廃止区間
- 日本国有鉄道
- 五日市線
- 武蔵五日市駅 - 大久野駅