成井豊

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なるいゆたか
成井豊
プロフィール
別名 成井純彦(なるい すみひこ)
誕生日 (1961-10-08) 1961年10月8日(62歳)
出身地 埼玉県
血液型 B型
主な作品
テレビドラマ雨と夢のあとに
てるてるあした
舞台銀河旋律
サンタクロースが歌ってくれた
その他
BS11『宮崎美子のすずらん本屋堂』コメンテーター
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成井 豊(なるい ゆたか、1961年10月8日 - )は、日本の演出家劇作家埼玉県出身。演劇集団キャラメルボックス代表[1]東京学芸大学教育学部附属高等学校早稲田大学第一文学部卒業[2]

略歴[編集]

早稲田大学時代に学生演劇サークルてあとろ50'に在籍[2]。高校教師を経て[2]、同窓で、学生時代に下記『不思議なクリスマスのつくりかた』の原案作品である『キャラメルばらーど』を見てその才能を見込んだ加藤昌史に口説き落とされ、1985年に演劇集団キャラメルボックスを結成[3]。全公演の演出を手掛ける。作風はエンターテインメントファンタジーが基調。現在[いつ?]は同劇団で脚本・演出を担当するかたわら、ENBUゼミナールで演劇の授業を行っている。

耳をすませば』に、声優としてクレジットされている。

作品一覧[編集]

テレビドラマ[編集]

ラジオドラマ[編集]

小説[編集]

舞台[編集]

演劇集団キャラメルボックス[編集]

  • 『柿本サーガシリーズ』(1989年 - )
  • 『立川迅助シリーズ』(1996年 - )
  • 『スケッチブックボイジャー』(1988年 - )
  • 『不思議なクリスマスのつくりかた』(1988年 - )
  • 『サンタクロースが歌ってくれた』(1989年 - )
  • 『広くてすてきな宇宙じゃないか』(1990年 - )
  • ハックルベリーにさよならを』(1991年 - )
  • 『ナツヤスミ語辞典』(1991年 - )
  • 『ブリザード・ミュージック』(1991年 - )
  • 『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』(1992年 - )
  • 『また逢おうと竜馬は言った』(1992年 - )
  • 嵐になるまで待って』(1993年 - ) - 自身の同名小説が原作
  • 『俺たちは志士じゃない』(1994年 - )
  • 『ヒトミ』(1995年 -)
  • 『さよならノーチラス号』(1996年 - )
  • 『ブラック・フラッグ・ブルース』(1997年 - )
  • 『TRUTH』(1999年 - )
  • 『ケンジ先生』(1996年 - )
  • 『君の心臓の鼓動が聞こえる場所』(2008年)
  • 『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』(2009年) - 自身の小説『天使の耳の物語』が原作
  • 『水平線の歩き方』(2011年 -)
  • 『ヒア・カムズ・ザ・サン』(2011年 -) - この作品をキッカケに有川浩が『ヒア・カムズ・ザ・サン』を執筆した[4]
  • キャロリング』 - 有川浩と原案を共作[5]
  • 『ずっと二人であるいてきた―もうひとつの雨のものがたり―』(2013年) - 原案は柳美里『雨と夢のあとに』だが成井豊がオリジナルで5年後を執筆した[6]
  • 『ティアーズライン』(2017年)
  • 『リトル・ドラマー・ボーイ』(2018年)
以下の作品は脚本・演出・構成のみ

外部[編集]

脚本[編集]
演出[編集]
  • 『進め!ニホンゴ警備隊』(2004年、福澤一座)
  • 『Dr.TV〜汐留テレビ緊急救命室〜』(2005年、福澤一座)

出演作品[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

  • 宮崎美子のすずらん本屋堂

舞台[編集]

  • 『地図屋と銀ライオン』(1986年、地図屋)
  • 『左腕のガリバー』(1986年、チップス先生)
  • 『百万年ピクニック』(1987年、博士)
  • 『北風のうしろの国』(1987年、レンタロウ)
  • 『子の刻キッド』(1987年、パパ)
  • 『スケッチブック・ボイジャー』(1988年、館長)
  • 『グッドナイト将軍』(1988年、オオシマ)
  • 銀河旋律』(1989年、館長)
  • 『サンタクロースが歌ってくれた』(1989年、監督)

脚注[編集]

  1. ^ キャラメルボックス12月から公演再開「自分の劇団しか作れぬ芝居ある」”. 日刊スポーツ (2021年6月3日). 2021年6月3日閲覧。
  2. ^ a b c 成井豊”. 演劇集団キャラメルボックス. 2014年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月5日閲覧。
  3. ^ 加藤昌史(インタビュアー:Yoshiaki Yokogawa)「【加藤昌史インタビュー(1)】キャラメルボックスと駆け抜けた28年間。」『ゲキ部!-Official Site-』、2013年10月17日http://gekibu.com/archives/15842020年2月14日閲覧 
  4. ^ 有川浩、朝井リョウ、伊瀬勝良、海猫沢めろん、神永学、佐藤友哉、田辺青蛙、元長征木、吉野匠、滝本竜彦『カドカワキャラクターズ ノベルアクト2』角川書店、2012年7月15日再版、208~220頁より引用
  5. ^ 文藝春秋『別冊文藝春秋 2011年11月発行第302号』文藝春秋、2012年11月1日発行、99~103頁より引用
  6. ^ 『ずっと二人であるいてきた―もうひとつの雨のものがたり―』”. 演劇集団キャラメルボックス. 2013年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月5日閲覧。
  7. ^ サンシャイン劇場35周年記念公演キャラメルボックス2013スプリングツアー『ナミヤ雑貨店の奇蹟』”. 演劇集団キャラメルボックス. 2013年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月5日閲覧。
  8. ^ CSC限定販売 年間観劇チケット「トライアスロンパス」”. 演劇集団キャラメルボックス. 2013年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月9日閲覧。
  9. ^ “東野圭吾「仮面山荘殺人事件」成井豊の演出で舞台化、出演に平野綾ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年6月10日). https://natalie.mu/stage/news/334922 2019年10月3日閲覧。 

外部リンク[編集]