北翔大学短期大学部
北翔大学短期大学部 | |
---|---|
北翔大学・北翔大学短期大学部 | |
大学設置 | 1963年 |
創立 | 1939年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人浅井学園 |
本部所在地 | 北海道江別市文京台23 |
学部 |
ライフデザイン学科 こども学科 |
研究科 | 服飾美術専攻 |
ウェブサイト | http://www.hokusho-u.ac.jp/ |
北翔大学短期大学部(ほくしょうだいがくたんきだいがくぶ、英語: Hokusho University Junior College)は、北海道江別市文京台23に本部を置く日本の私立大学。1939年創立、1963年大学設置。本稿では、旧来の北海道女子短期大学・北海道女子大学短期大学部などを含めて記述する。
概観
大学全体
- 北翔大学短期大学部は、北海道江別市内にある日本の私立短期大学。学校法人浅井学園により1963年に北海道女子短期大学として設置された。かつては、最多で 5 学科を擁し 1 学年定員が950人と大規模だった時期もあったが、大学開学後は小規模化され現在 2 学科体制となっている。近年、共学となった。
教育および研究
- 北翔大学短期大学部にあるライフデザイン学科は、旧来の服飾美術学科・保健体育学科・経営情報学科を統合・再編して創られた学科である故に、「服飾美術」・「スポーツ科学」・「ビジネス」などの系統科目群が用意されている。その中から学生自らが任意に科目を選択していくシステムとなっている。
学風および特色
- 北翔大学短期大学部は、浅井淑子により設立された北海道ドレスメーカー女学院が発端となっており、開学より服飾教育が執り行われている。そのため、旧来の服飾美術学科以来からのファッションショーが行われている。
- 幼少年体育振興協会による「幼児体育指導者資格」認定校となっており、これは道内で初めてのことである。
沿革
- 1939年 浅井淑子により北海ドレスメーカー女学園が創設される。
- 1963年 北海道女子短期大学として開学。被服科を置く[1]。校地を北海道ドレスメーカー女学院隣接地とする。
- 1965年 被服科を服飾美術科に改称。
- 1966年 学科の新設が行なわれる。現在地に校地移転。
- 1967年 専攻科服飾美術専攻を設置。
- 1968年 専攻科に工芸美術専攻を設置。服飾美術科を服飾美術コースと家庭科コースに分ける。
- 1969年 初等教育学科を増設。専攻科に体育専攻を設置。
- 1970年 体育科を保健体育科に改称。さらに、体育コースと養護教諭コースに分ける。
- 1980年 専攻科に初等教育専攻を設置。
- 専攻科の体育専攻を保健体育専攻に改称。
- 1987年 経営情報学科を新設[4]。
- 1995年 経営情報学科を経営情報コースと国際情報コースに分ける。
- 1997年 北海道女子大学短期大学部と改称。学科名を改める。
- 服飾美術科→服飾美術学科
- 保健体育科→保健体育学科
- 工芸美術科→工芸美術学科:1999年度まで学生募集を行う
- 2000年 北海道浅井学園大学短期大学部と改称。
- 2003年 服飾美術学科・保健体育学科・経営情報学科を統合・改編して、人間総合学科とする。初等教育学科を子ども学科に改組。
- 2005年 浅井学園大学短期大学部と改称。
- 2007年 北翔大学短期大学部と改称。
- 2012年 人間総合学科をライフデザイン学科に名称変更
基礎データ
所在地
- 北海道江別市文京台23
交通アクセス
教育および研究
組織
学科
- ライフデザイン学科
- こども学科
過去の学科体制
専攻科
- 服飾美術専攻
- 保健体育専攻
- 初等教育専攻
別科
- なし
取得資格について
- 小学校教諭二種免許状・幼稚園教諭二種免許状・保育士資格がこども学科にて取得できる(コースにより異なる。複数の資格・免許状を希望する場合は、各コースのカリキュラムを組み合わせることが必要)
- 中学校教諭二種免許状
- 養護教諭二種免許状:人間総合学科養護保健系(旧・保健体育科養護コース)にて取得できた。
附属機関
- 生涯学習センター
教育
- 特色ある大学教育支援プログラム
- 「人間総合学科における新教育課程の実践」において2004年度に採択されている。
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
学園祭
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 北翔大学短期大学部には「淑萃会」と称した同窓会組織がある。これは、旧来の北海道女子短期大学以降の短大卒業生も含まれている。
大学関係者一覧
大学関係者
- 学長
- 田所哲太郎:初代学長(1963年~1975年)
- 梶浦善次:2代学長(1975年~1987年)
- 古瀬卓男:3代学長(1987年~1992年)
- 渡邊進:4代学長(1992年~1995年)
- 浅井幹夫:5代学長(1995年~2006年)
- 遠藤知恵子:6代学長(2007年~2010年)
- 齊藤徹:7代学長(2010年~2014年)
- 西村弘行:8代学長(2014年~ )
- 教職員
- 白佐俊憲:元副学長。現在、短期大学部名誉教授
- 白石淳:元教授。現在、北海道医療大学看護福祉学部教授
- 藤原等:元教授。現在、北翔大学名誉教授。旭川厚生看護専門学校専任講師
- 澤田悦子:准教授。音楽療法士。
- 橋本卓三:准教授。声楽家。
- 山川彩子:准教授。元同専任講師。画家
出身者
- 紙智子:日本共産党参議院議員、工芸美術学科卒(北海道女子短期大学)
- 石黒彩:タレント・元モーニング娘。メンバー。服飾美術学科中退(北海道女子短期大学)
- 山岸凉子:漫画家、美術科卒(北海道女子短期大学)
- 宮崎奈緒美:元ローカルタレント
- 大信田静子:生涯学習システム学部准教授、服飾美術科卒(北海道女子短期大学)
- 北村悦子:短期大学部人間総合学科教授、服飾美術学科卒(北海道女子短期大学)
- 辻美恵子:短期大学部人間総合学科教授、服飾美術学科卒(北海道女子短期大学)
- 松永亜鈴:人形作家、服飾美術学科卒(北海道女子短期大学)
- 水本香里:フリーアナウンサー(北海道女子短期大学)
- 山田いずみ:元女子スキージャンプ選手
- あべみほ:モデル、タレント、グラビアアイドル短期大学部人間総合学科、服飾美術系卒(北翔大学短期大学部)
- 田中温子:女子スキージャンプ選手[2]
施設
キャンパス
- 浅井記念館が1987年に設置され、今では体育施設の役目を果たしている。
- スポーツ施設が多く、ソフトボール場・サッカー場・スキーロッジなどがある。
- キャンパス内には、メタセコイヤが植えられている。
- 「カレッジホールPAL」には、ブックストアー・北洋銀行キャッシュサービスコーナー・ダイニングルームなどがある。
- 図書館:白亜の建物となっており、所蔵資料数はおよそ100,000冊となっている。
- 大学生協はなく、カレッジホールPAL内にコンビニエンスストア形式のヤマザキYショップや、学生食堂に代わるカフェテリアのhashi・Central CAFEが入居している。
- その他、マルチメディア施設や浅井学園資料室などがある。
対外関係
他大学との協定
日本
アメリカ
カナダ
中国
- 哈爾濱学院
- 魯迅美術学院
韓国
系列校
卒業後の進路について
就職について
- 服飾美術学科:サンエー・インターナショナル・イトキン・オンワード樫山・ファイブフォックスほか
- 保健体育学科:北海道銀行・空知信用金庫・トランス・コスモス・ジェイティービー・常口アトム・リコー北海道・日産プリンス札幌販売ほか
- 経営情報学科:
- 初等教育学科&こども学科:小学校教諭・幼稚園教諭・保育所および児童福祉施設保育士など児童に係る職に就く人が多い。
- 工芸美術学科:
編入学・進学実績
- 系列の北翔大学以外では、以下の実績がある。
脚注
参考文献
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『北海道浅井学園大学短期大学部』:入学案内小冊子
関連項目
公式サイト
この項目は、ウィキプロジェクト 大学のテンプレートを使用しています。