ロシアグランプリ
ソチ・オリンピックパーク・サーキット | |
レース情報 | |
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周回 | 53 |
コース長 | 5.848 km (3.634 mi) |
レース長 | 309.944 km (192.602 mi) |
開催回数 | 4 |
初回 | 1913年 |
最多勝利 (ドライバー) | ルイス・ハミルトン (2) |
最多勝利 (コンストラクター) | メルセデス (4) |
最新開催(2015年): | |
ポールポジション |
ニコ・ロズベルグ メルセデス 1:37.113 |
決勝順位 |
1. ルイス・ハミルトン メルセデス 1:37:11.024 2. セバスチャン・ベッテル フェラーリ +5.953s 3. セルジオ・ペレス フォース・インディア - メルセデス +28.918s |
ファステストラップ |
セバスチャン・ベッテル フェラーリ 1:40.071 |
ロシアグランプリ(ロシア語: Гран при РоссииまたはГран-при России、ラテン語表記Gran-Pri Rossii)は、2014年よりロシアにて開催されているF1世界選手権レースの1戦。また、かつて1913年から1914年に開催されていたグランプリの一つ。
概要
ロシアでは第一次世界大戦以前の1913年・1914年にサンクトペテルブルクでロシアグランプリが行われていた為、F1発足以前のグランプリ時代から換算してちょうど100年ぶりに同レースが復活することになった。旧ソビエト連邦崩壊後、経済成長を続けるロシアでは、1990年代よりF1開催が噂されており、2000年代以降はロシア国籍チーム(ミッドランドやマルシャ)の発足、国際サーキット(モスクワ・レースウェイ[1])の建設、ロシア人F1ドライバー(ヴィタリー・ペトロフやセルゲイ・シロトキン)のデビューといったプロセスを経て、ロシアグランプリの復活実現に至った。
2010年10月に、ロシアのウラジーミル・プーチン首相と、F1の興行を統括するFormula One Management(FOM)のバーニー・エクレストン会長の間で開催契約が交わされた。契約期間は6年[2]とも7年[3]とも言われており定かではない。
コース
ロシアGPは黒海沿いの保養地ソチに新設されるソチ・オリンピックパーク・サーキットで開催される。同地で2014年2月に開催されるソチオリンピックの会場周辺を利用した、1周5.848kmのサーキットとなる。五輪用に建設した各種インフラ設備を転用することで、低コストでのF1開催を実現できるとしている[2]。
ロシア政府は2011年に建設費用として1億9,540万ドル(発表時点でのレートで約148億5,000万円。ユーロで1億2千500万ユーロ)の予算を割り当てたと発表した[4][5]。2012年にはサーキット建設がスタートし、サーキット設計はヘルマン・ティルケが担当している[6]。なおF1で使用されるコースは常設コース部分と市街地コース部分の複合になっている[7]。
過去の結果と開催サーキット
年 | 決勝日 | ラウンド | サーキット | 勝者 | 所属チーム | 結果 |
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2014 | 10月12日 | 16 | ソチ | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 詳細 |
2015 | 10月11日 | 15 | ソチ | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 詳細 |
脚注
- ^ このサーキットはF1テスト走行基準であり、F1のレースは行えない。
- ^ a b ロシアGP、開催契約を締結 - ESPN F1・2010年10月15日
- ^ F1ロシアGP、2014年からのF1開催契約を締結 - F1-Gate.com・2010年10月15日
- ^ “F1ロシアGP、サーキット建設に152億円を投入”. F1 Gate.com. (2011年10月27日) 2011年10月27日閲覧。
- ^ “Russia announces £125m to build F1 circuit”. Euro Sport.com. (2011年10月27日) 2011年10月27日閲覧。
- ^ ロシアGP新サーキット、建設計画は順調 - オートスポーツ・2012年12月27日
- ^ ソチでF1 - ロシアNOW・2012年8月14日