韓国グランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索

韓国グランプリ(英語:Korean Grand Prix)は、大韓民国全羅南道霊岩郡に建設された韓国インターナショナルサーキットで開催されるFIA主催のフォーミュラ1シリーズの一戦。

目次

[編集] 概要

運営は韓国オート・バレー・オペレーション(Korea Auto Valley Operation、KAVO)でMブリッジ・ホールディングス、全羅南道政府、全羅南道開発、SK建設、新韓銀行、農協、光州銀行の7者による合弁企業である[1]

2006年の一部報道では2010年から7年間は開催が約束され、オプションで次の5年の開催の是非が決まるとなっていた[2]。その後、2009年8月に発表された2010年の暫定カレンダーには当該レースの記載がなかった[3]が、翌月には韓国グランプリの記載が追加され、2010年10月17日開催予定と発表された[4]。しかし、その後のスケジュール調整で日本グランプリとともに日程が1週間延期され、10月24日開催が確定した[5]

長雨の影響や干拓地特有の地盤強度の問題など様々な諸事情が重なり工期が大幅に遅れたが、10月12日にFIAより開催可能なサーキットであると正式に承認された[6]。但し、承認は受けてはいるものの承認を受けたのは「レースが開催できる」という意味であり、サーキット舗装が完了した事によって承認が降りたものであった。又、2010年の初回韓国GP開催までに、主催者側も未建設施設が残っている事を認めた[7]

韓国GP開催後、KAVO自身がまだ至らない部分が多々あった事を教訓として、今後はサーキット、駐車場等のインフラ整備から警備員・マーシャル等の教育まで徹底し、今後の開催に向けて準備を進めるよう宣言した[8]

[編集] 初グランプリ実施へのバックアップ

第1回の韓国グランプリである2010年韓国グランプリ成功へのバックアップの一環として、周辺の娯楽施設は協力的な姿勢をとっており、一部のゴルフ場では2010年韓国グランプリの入場券を無料で配布するなどの配慮を行っている。法人など入場回数の多い会員やホールインワンをしたプレイヤー、あるいは平日の1部の時間帯で4回以上ラウンドすることが配布の条件となっている。

なお、建設工事の大幅な遅れから2010年韓国グランプリの開催承認も当然ながら大きくずれ込んでしまった為、チケットの拡販に対するプロモーション活動に十分な時間を与える事が出来なかった事から起因するチケット販売の業績が低迷した[9]。この対処として「当日券」という形で値引き販売、あるいは実質の無料譲渡を行うなどの措置を行い、観客動員数の向上を図った。尚、第1回大会の「当日券サービス」は同じく初回大会のチケット販売が低迷したトルコグランプリなどでも行われている。

大韓民国文化体育観光部の韓国観光広報大使としても活動する韓国人俳優リュ・シウォンが2010年韓国グランプリのサポートレースである「ヒュンダイ・シリーズ」に参戦する事が発表され、リュのファン層などによる観客動員数の向上を図った[10]

その結果、KAVOは第1回韓国グランプリの決勝日に述べ8万人もの観客動員数を記録したと発表された[11]

[編集] レースの歴史

決勝日 ラウンド サーキット 勝者 所属チーム 結果
2010 10月24日 17 霊岩 スペインの旗 フェルナンド・アロンソ フェラーリ 詳細
2011 10月16日 16 霊岩 ドイツの旗 セバスチャン・ベッテル レッドブル 詳細

[編集] 脚注

  1. ^ “About KAVO ( Korea Auto Valley Operation )”. KAVO. http://www.koreangp.kr/KAVO_ENG/Circuit/aboutKAVO.asp 2010年10月13日閲覧。 
  2. ^ “Korean Grand Prix set for 2010”. Manipe F1. (2006年10月2日). http://www.manipef1.com/news/2006/index.php?id=1628 2010年10月13日閲覧。 
  3. ^ “2010年 F1カレンダー 暫定発表”. F1 Gate.com. (2009年8月30日). http://f1-gate.com/other/f1_4657.html 2010年10月13日閲覧。 
  4. ^ “FIA 2010年F1カレンダーを発表”. F1 Gate.com. (2009年9月21日). http://f1-gate.com/other/f1_4907.html 2010年10月13日閲覧。 
  5. ^ “F1 2010年カレンダー 正式決定”. F1 Gate.com. (2009年12月12日). http://f1-gate.com/fia/f1_5826.html 2010年10月13日閲覧。 
  6. ^ “韓国インターナショナルサーキットをFIAが承認”. ESPN F1. (2010年10月12日). http://ja.espnf1.com/korea/motorsport/story/30985.html 2010年10月12日閲覧。 
  7. ^ “F1韓国GP側、会場が未完成であることを認める”. F1 Gate.com. (2010年10月13日). http://f1-gate.com/korea_gp/f1_9538.html 2010年10月13日閲覧。 
  8. ^ “F1韓国GP 「2011年にはさらに良いショーを」”. F1 Gate.com. (2010年10月25日). http://f1-gate.com/korea_gp/f1_9702.html 2010年10月26日閲覧。 
  9. ^ “韓国GP、開催決定もチケット販売は超・低調”. FMotorsports F1. (2010年10月21日). http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f107/2010/10/gp-5120.html 2010年10月24日閲覧。 
  10. ^ “リュ・シウォン、F1韓国GPのサポートレースに出場”. F1 Gate.com. (2010年10月20日). http://f1-gate.com/korea_gp/f1_9607.html 2010年10月21日閲覧。 
  11. ^ “F1韓国GP、決勝日は8万人を越える観客が来場”. F1 Gate.com. (2010年10月25日). http://f1-gate.com/korea_gp/f1_9701.html 2010年10月26日閲覧。 
個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語