プレナス

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株式会社プレナス
Plenus Co., Ltd.


本社


東京オフィス(東京都中央区日本橋茅場町)
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
812-8580
福岡県福岡市博多区上牟田1丁目19番21号
設立 1976年11月10日
(創業1960年3月)
業種 小売業
法人番号 2290001034974 ウィキデータを編集
事業内容 持ち帰り弁当事業(中食)、定食産業(外食
代表者 塩井辰男(代表取締役社長)
資本金 34億61百万円
(2015年2月末現在)
発行済株式総数 4439万2千株
(2015年2月末現在)
売上高 単体1,503億円
連結1,525億円
(2015年2月期)
純利益 単体40億円
連結42億円
(2015年2月期)
純資産 単体622億円
連結629億円
(2015年2月末現在)
総資産 単体874億円
連結871億円
(2015年2月末現在)
従業員数 単体1,429人(2015年2月末現在)
決算期 2月末
主要株主 塩井末幸(元会長) 18.91%
有限会社塩井興産 7.63%
(2015年2月末現在)
主要子会社 子会社等の項目を参照
外部リンク www.plenus.co.jp
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株式会社プレナス: Plenus Co., Ltd.)は、ほっともっとやよい軒などのフランチャイズを運営する会社である。食材・包装等資材の販売、衣料品の販売なども行っている。

概要

1976年株式会社太陽事務機として設立。1980年に、子会社として株式会社ほっかほっか亭九州地域本部を設立して、フランチャイジーとして九州での「ほっかほっか亭」の店舗展開を進める。1987年6月にほっかほっか亭九州地域本部を吸収合併1990年12月に、商号を現在の株式会社プレナスに変更。

2008年に、後述する総本部と対立した経緯から、展開していた「ほっかほっか亭」を「ほっともっと」に転換し、直営およびフランチャイズで同チェーンの店舗展開を開始した。2011年現在、日本の持ち帰り弁当業界で最大の店舗数を誇る[1]。また、2008年より日本女子サッカーリーグのトップパートナー(特別協賛)となっており「プレナス なでしこリーグ」(1部リーグ)、「プレナス チャレンジリーグ EAST/WEST」(2部リーグ)が開催されている。

展開する店舗

  • ほっともっと(持ち帰り弁当事業)
  • やよい軒(定食事業)
    • 旧めしや丼は、順次やよい軒に転換。
  • MKレストラン(タイ風しゃぶしゃぶ)
    • 子会社の株式会社プレナス・エムケイによる運営

過去の事業

駅弁販売

かつては、博多駅において仕出し部門[2]が担当するかしわめしなどの駅弁を販売していた[3]。2011年現在は撤退し、販売されていない。

沿革

  • 1976年11月 - 株式会社太陽事務機設立。
  • 1980年4月 - 子会社として株式会社ほっかほっか亭九州地域本部を設立。
  • 1985年4月 - 社名を「株式会社タイヨー」に変更。
  • 1987年6月 - 子会社・株式会社ほっかほっか亭九州地域本部を吸収合併。
  • 1989年12月 - めしや丼1号店を開店。
  • 1990年
    • 11月 - 本社事務所を福岡県福岡市博多区上牟田(現在地)に移転。登記上本店は長崎県佐世保市のまま。
    • 12月 - 社名を「株式会社プレナス」に変更。
  • 1993年
    • 7月 - 株式を店頭公開。
    • 12月 - 子会社の株式会社プレナス・エムケイを設立。
  • 1999年4月 - 株式会社ほっかほっか亭を子会社化。株式会社ほっかほっか亭総本部を関連会社化。
  • 2001年12月 - 神奈川地区担当の株式会社ライズを子会社化し、子会社の株式会社ほっかほっか亭に吸収合併。
  • 2002年12月 - 東京証券取引所1部上場。
  • 2004年
    • 3月 - 株式会社ほっかほっか亭を吸収合併。
    • 9月 - やよい軒1号店を開店。
  • 2006年7月 - めしや丼をやよい軒に転換。
  • 2008年
    • 1月15日 - 株式会社ほっかほっか亭総本部とのフランチャイズ契約解約を発表。
    • 2月6日 - 株式会社ほっかほっか亭総本部のフランチャイズ契約につき、5月14日をもって解約する旨の文書を送付、翌15日以降は独自ブランドで運営することを発表[4]
    • 2月12日 - 株式会社ほっかほっか亭総本部との契約解除後に運営する独自ブランドの名称を「Hotto Mottoほっともっと)」にすることを発表。
    • 3月28日 - 東京地方裁判所が、株式会社ほっかほっか亭総本部によるプレナスの営業差し止め仮処分申請をすべて却下(3月31日送達受領)[5][6]
    • 4月8日 - 2008年から2010年の3年間、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)公式スポンサーおよび日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)のトップパートナーとなることを発表。なでしこリーグについては「プレナスなでしこリーグ」という呼称となる[7]
    • 5月15日 - プレナス傘下の九州・山口・東日本地区(一部店舗除く)のほっかほっか亭2294店舗のうち2028店舗が新ブランド「Hotto Motto(ほっともっと)」に移行、同名での店舗運営展開開始[8]
    • 5月20日 - 兵庫県にHotto Motto磯上公園前店をオープンし、近畿地区に初出店。
  • 2009年5月 - 登記上本店を長崎県佐世保市から福岡県福岡市に移転。
  • 2011年2月 - 神戸市神戸総合運動公園野球場命名権を取得。同14日付で「ほっともっとフィールド神戸」に改称[9]

ほっかほっか亭総本部との対立

対立の原因

1999年4月に、経営再建中だった株式会社ダイエーから株式会社ほっかほっか亭総本部(フランチャイザー)の株式44%と株式会社ほっかほっか亭(東部エリアの地域本部)の全株式を取得。株式会社ほっかほっか亭を子会社化したことにより、東日本に進出する。2004年3月には、プレナスは株式会社ほっかほっか亭を吸収合併する。

「ほっかほっか亭」の商標権は総本部ではなく株式会社ほっかほっか亭にあったため、同社を合併したプレナスが商標権を取得。2006年にプレナスが総本部に「ほっかほっか亭」の商標権使用料の支払を求めたが、総本部が無償の独占的使用権を主張して支払を拒否し両社は対立。6月には、大株主のプレナスに対抗するために創業者が総本部の残りの株式を西日本のフランチャイジーの株式会社ハークスレイに譲渡し、総本部がハークスレイの子会社となる。商標権をめぐる争いは話し合いでは決着がつかず、12月19日にプレナスが東京地方裁判所に9,519万円の支払を求める損害賠償請求訴訟を提起をする。

また、2007年にはプレナスが東京都の店舗でオフィスビル向けに専用のホットボックスを使用して行っていた出張ワゴン販売について総本部がほっかほっか亭の方針に反するとして販売中止を求め、プレナスが従わないことから10月2日に東京地裁に営業差止請求訴訟を提起する。

さらに総本部は、2007年5月29日に8月末で契約期間が満了する静岡県における地区本部の契約について、11月26日には2008年2月末で契約期間が満了する宮城県山形県福島県群馬県埼玉県における地区本部の契約を更新しない旨をプレナスに通知した。

「ほっともっと」の店舗展開開始

対立が激しくなったことからプレナスは、2008年1月15日に総本部とのエリア・フランチャイズ契約をすべて解約する取締役会決議をし、和解協議に進展が見られないことから2月6日5月14日をもって解約する旨を総本部に通知。

2008年2月12日に、プレナスは5月15日から新ブランドの「Hotto Motto(ほっともっと)」で店舗展開することを発表。これに対して総本部は同日、プレナスによる持ち帰り弁当事業、各店舗への新ブランドへの勧誘、契約が更新されていない地区での「ほっかほっか亭」の商標使用の3つを禁止する仮処分の申立てを東京地裁に対して行ったが、3月28日に申立てを却下する決定がなされた(6月9日に、東京高等裁判所が総本部の抗告を棄却する決定をして、申立棄却の原決定が確定[10])。さらに5月1日、総本部との契約を解約して、ほっともっとに加盟することにした茨城地区本部のサンコー株式会社に対して、総本部は契約の地位確認と類似営業の禁止を求めた仮処分を申し立てた。この申し立てに対し、5月21日に東京地裁は、10月31日までは、茨城県内においてほっかほっか亭以外の持ち帰り弁当事業をしてはならない、との申立て認容の決定をした[11]

商標権の使用料については、2008年4月25日に、東京地裁が、プレナスに商標権があるが総本部に無償での独占的な商標使用権があることを認め、プレナスの請求を棄却し、総本部の反訴請求を認容する判決をした(控訴せずに確定)[12][13]。これを踏まえて、プレナスはほっかほっか亭総本部に対し、5月15日付けで商標権の無償の独占的使用権に係る使用権設定の合意を3ヶ月後に解約する旨を通知した[14]。これに対し、総本部は、判決はチェーンが続く限りの独占的使用権であり、解約はできないと主張している[15]

2008年5月15日、プレナスの直営及び傘下だった「ほっかほっか亭」2,294店のうち2,028店と、総本部傘下のサンコー運営の茨城県内店舗59店の合計2,087店が、新ブランド「ほっともっと」に転換して営業を開始。プレナス傘下であったがほっかほっか亭のままになった店舗の隣や正面に出店するケースも増えている。5月20日には、これまでプレナスが店舗展開していなかった近畿地区1号店を神戸市中央区に開店するなど[8]、独自ブランド化により全国展開を進め、3,000店まで店舗数を増やす計画である[16]

対立をめぐる訴訟

プレナスの新ブランドでの店舗展開に対しては、ほっかほっか亭関連企業から複数の訴訟が提起されている。

総本部からの訴訟提起
  • まず、ほっかほっか亭総本部から、フランチャイズ契約にあったチェーン離脱後の競業禁止条項に違反するという理由で、105億9630万7461円の損害賠償と遅延損害金の支払を求める訴えを、2008年12月16日に東京地方裁判所で起こされている[17]。この裁判は、2010年5月11日に請求棄却判決がなされ、第1審はプレナスの全面勝訴となっている[18]。総本部は賠償額を23億2698万円に減額した上で控訴、2012年10月17日の第2審判決では第1審判決が変更され、総本部側の賠償請求が一部(10億9008万円)認められた[19]。プレナスは同年10月25日に上告したが、2014年3月31日に最高裁判所から上告を棄却する決定がなされ、プレナス側の敗訴が確定した[20]
旧フランチャイズからの訴訟提起など
  • また、2009年2月12日、ほっかほっか亭に残留した群馬県・栃木県のフランチャイズ店舗の経営者9者から、「ほっともっと」での出店を断ったところ、近隣に「ほっともっと」の店舗を出店され、営業上の損害を被ったとして、営業の差し止めと5050万2653円の損害賠償の支払を求める訴えを前橋地方裁判所に提起されている[21]。2010年11月10日に賠償請求額を1億1216万8241円へと変更されたが、この裁判も2011年8月10日に請求棄却判決がなされ、第1審はプレナスの全面勝訴となっている[22]。この訴訟については控訴された旨のニュースリリースはない。ちなみに、原告のうちの1社である大洋食品工業(群馬県館林市)はこの訴訟中の2010年8月にほっかほっか亭群馬地区本部となっている[23]。なお、その他の原告の運営店舗はほとんどが閉店・廃業している。
  • さらに、2009年6月23日には、プレナスが「ほっかほっか亭」を運営していたころから、「ほっかほっか亭鹿児島地区本部」である株式会社鹿児島食品サービスより、同社の加盟店に対して「ほっともっと」への引き抜きを行ったことと、加盟店舗の近隣に「ほっともっと」を出店されたことにより、損害を被ったとして、4億2052万1537円の損害賠償の支払を求める訴えを鹿児島地方裁判所に提起されている[24]。この裁判も、2011年2月23日に請求棄却の判決[25]が、2011年11月16日に控訴棄却の判決[26]が、2012年5月18日に上告棄却の決定[27]がそれぞれなされ、プレナスの全面勝訴が確定した。
  • また、熊本県のプレナスの旧フランチャイジーであったマルコフーズが「ほっともっと」転換を拒否し、「ほっかほっか亭総本部」との契約で「ほっかほっか亭」に残留したが、対抗出店した「ほっともっと」との競争激化に伴い自己破産申請に至った。
総本部に対する訴訟提起
  • 逆に、プレナスは、総本部がフランチャイズ契約の更新を拒絶したため、独自チェーンの立ち上げを余儀なくされたことを理由に、ほっかほっか亭総本部に対して、約20億円の損害賠償を求めた訴訟を提起している。2012年1月30日に、東京地方裁判所が、ほっかほっか亭総本部にプレナスへ約5億円の支払いを命じる判決をしている[28]。しかし、2013年6月27日、東京高等裁判所で行われた控訴審において、「プレナス側に信頼関係を破壊する行為があり、契約更新の拒否には正当な理由があった」として一審判決が破棄され、プレナスの請求が棄却された[29]。プレナスは上告せず、プレナス側の敗訴が確定[30]

不祥事・事件

パワーハラスメントによる従業員の自殺

三重県内のほっともっとを2店舗担当する店長職の男性(30歳)が、2011年4月以降、上司から「ノルマを達成できなければ死刑」という内容の嫌がらせメールを複数回送りつけられ、同年自殺した。また、自殺した男性は月間時間外労働が最長で274時間に達していたという。三重県四日市労働基準監督署は2015年1月に労災を認定した。2016年3月29日に上司のパワーハラスメントと過重労働が原因として、遺族がプレナスに約9300万円の損害賠償を求めて長野地裁に提訴した[31]

子会社等

連結子会社

  • 株式会社プレナス・エムケイ - タイしゃぶしゃぶ。タイ・バンコクのエムケイレストラン社との共同出資。
  • 株式会社プレナスフーズ - 食肉加工業。
  • 北京好麦道餐飲管理有限公司 - 中国でほっともっとを展開

関連会社

ほっともっと加盟会社

  • サンコー株式会社 - 茨城地区本部
  • 株式会社ブレンズ - 広島地区本部・沖縄地区本部

かつての関連会社

  • 株式会社プレナス・トレーディング - 食材・包装資材。2008年2月末でプレナスに統合し解散。
  • 株式会社ほっかほっか亭総本部 - ほっかほっか亭のフランチャイザー。
    • 離脱時は持株比率44.44%の株式を所有していたが、ほっかほっか亭総本部が2度に渡る第三者割当による新規株式発行を行った(総株式数が28,800株が53,000株に増えた)ため、保有比率が低下。2015年10月1日にハークスレイへ吸収合併された。

脚注・出典

  1. ^ ほっともっと、店舗数で業界首位に「ほか弁」離脱で始まった熾烈な陣取り合戦 moneyzine 2009年8月5日
  2. ^ 製造シールには「(株)プレナス ケータリングセンター」の表記があった。
  3. ^ 九州の駅弁福岡県・博多駅・かしわめしの駅弁 駅弁資料館 - 2011年6月25日閲覧。
  4. ^ 「フランチャイズ契約解約に関するお知らせ」プレナス 2008年2月6日
  5. ^ 株式会社プレナスに対する仮処分申し立てについて ほっかほっか亭総本部 2008年3月31日
  6. ^ 当社に対する仮処分命令の申立て却下に関するお知らせ プレナス 2008年3月31日
  7. ^ 「Jリーグ」「なでしこリーグ」スポンサーに関するお知らせ プレナス 2008年4月8日
  8. ^ a b 創設時における「ほっともっと」店舗数等について プレナス 2008年5月13日
  9. ^ 神戸総合運動公園野球場のネーミングライツ取得のお知らせプレナス 2011年2月7日
  10. ^ 株式会社プレナスに対する仮処分命令申立事件について ほっかほっか亭総本部 2008年6月10日
  11. ^ サンコー株式会社に対する仮処分申立の決定について ほっかほっか亭総本部 2008年5月21日
  12. ^ 訴訟の判決に関するお知らせ プレナス 2008年4月25日
  13. ^ 株式会社プレナスの損害賠償請求棄却判決について ほっかほっか亭総本部 2008年4月28日
  14. ^ ほっかほっか亭の商標権に関するお知らせ プレナス 2008年5月15日
  15. ^ 「ほっかほっか亭」商標権の独占的使用権について ほっかほっか亭総本部 2008年5月20日
  16. ^ 「『ほっともっと』本格始動」 西日本新聞 2008年5月15日
  17. ^ 訴訟の提起に関するお知らせ プレナス 2008年12月29日
  18. ^ 訴訟の判決(勝訴)に関するお知らせ プレナス 2010年5月11日
  19. ^ 訴訟の判決に関するお知らせ プレナス 2012年10月17日
  20. ^ 最高裁判所の決定に関するお知らせ プレナス 2014年4月1日
  21. ^ 訴訟の提起に関するお知らせ プレナス 2009年3月19日(訴訟を提起した経営者たち)
  22. ^ 訴訟の判決(勝訴)に関するお知らせ プレナス 2011年8月12日
  23. ^ 群馬地区本部開設について 株式会社ほっかほっか亭総本部 2010年8月1日
  24. ^ 訴訟の提起に関するお知らせ プレナス 2009年7月9日(株式会社鹿児島食品サービスからの訴訟提起について)
  25. ^ 訴訟の判決(勝訴)に関するお知らせ プレナス 2011年2月28日
  26. ^ 訴訟の判決(勝訴)に関するお知らせ プレナス 2011年11月21日
  27. ^ 最高裁判所における勝訴確定に関するお知らせ プレナス 2012年5月22日
  28. ^ ほっかほっか亭に5億円賠償命令、プレナス勝訴 YOMIURI ONLINE・2012年1月31日
  29. ^ プレナスが逆転敗訴 弁当チェーン契約、東京高裁判決 日本経済新聞 2013年6月27日
  30. ^ 控訴審判決に対する今後の対応に関するお知らせ プレナス 2013年7月4日
  31. ^ ほっともっと店長の遺族が損賠提訴…自殺は過労が原因 毎日新聞 2016年3月29日

関連項目

  • 株式会社ハークスレイ - 現在のほっかほっか亭のフランチャイザー。
スポーツ関連
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  • AKB48(主力メンバー数名が「ほっともっと」CMを担当)
※その他Jリーグ、なでしこリーグ選手を登場させたCMがあった。

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