Microsoft Visual Studio Express
| 開発元 | マイクロソフト |
|---|---|
| 初版 | 2005 / 2005年12月15日 |
| 最新版 | 2012 / 2012年09月12日 |
| 対応OS | Microsoft Windows |
| 種別 | 統合開発環境 |
| ライセンス | Microsoft EULA |
| 公式サイト | Visual Studio Express 2012 製品 |
Visual Studio Express(ビジュアルスタジオ エクスプレス)は統合開発環境であるVisual Studioのうち、無償で提供されているエディションである。
目次 |
特徴 [編集]
Visual Studio Express はプログラミング初心者・ホビー ユーザー・学生を対象に、評価・学習・ホビーを目的とした各プログラミング言語を単体で提供するエディションである。30日以上利用する場合はマイクロソフトに製品の登録が必要である。
有償エディションに比べて、以下のような機能等がサポートされない
- Visual Studio コントロール アドオン
- Windows CE/Mobile アプリケーション開発
- クラス デザイナー
- ソース コード管理
- リファクタリング
- リモート デバッガ
- リモートへのデータ アクセス
- リモートのデータベース デザイン
- 各種類ごとの特定の制限
- 拡張機能
それ以外の、IntelliSense のような Visual Studio で注目される機能は提供される。サポート ライフサイクルは有償版の Visual Studio と同じ期間に設定されている。
関連製品として SQL Server Express と、Windows Phone 7 の無償の開発プラットフォームの Visual Studio Express シェルと端末エミュレーターを含めた Microsoft Visual Studio 2010 Express for Windows Phone がある。
またダウンロードするファイルにはインストーラーのみ[1]のものとisoイメージファイルとの2種類がある。
バージョン [編集]
- Visual Studio 2005 Express Edition
- 2005年12月15日に公開され[2]、2009年3月31日に公開が終了した。
- 発表当初は1年間のみのダウンロード提供期間で、その後は書籍付きのパッケージ版の 4800 円でパッケージ販売のみという発表であった[3]。その後方針転換され、販売を中止してダウンロードが継続されることになった[4]。
- Visual Studio 2008 Express Edition
- 2007年12月18日に公開された[5]。2005と異なりこのバージョン以降ではISOイメージは各言語毎に別れた物ではなく全ての言語で一纏めになった。そのためファイルサイズが800MB弱のため、DVDへ書込む必要がある。
- Visual Studio 2010 Express
- 2010年4月28日に公開された[6]。
- Visual Studio Express 2012
- 2012年9月12日に公開された(for Windows Phoneのみ2012年10月30日公開)。今回より開発言語ごとに分かれた製品ではなく、ターゲットごとの製品となる。(インストールする言語を選ぶことはできない)
-
- Visual Studio Express 2012 for Windows 8
- Windows 8およびWindows RTで利用可能なWindowsストアアプリの開発に用いる。
- Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop
- デスクトップアプリケーションの開発に用いる。
- Visual Studio Express 2012 for Web
- Webサイトの開発に用いる。Visual Web Developer Express の後継に当たる。
- Visual Studio Express 2012 for Windows Phone
- Windows Phone 7.5、7.8[7]、8.0向けアプリの開発に用いる。Express Edition以外のVisual Studio 2012がインストールされている場合はそれらのアドオンとして機能する。
種類 [編集]
Visual Basic Express [編集]
Visual Basic Express は Visual Basic (.NET) のためのエディションである。
Windows Forms や Windows Presentation Foundation 対応のアプリケーション、WPF ブラウザー アプリケーションとコンソール アプリケーションとクラス ライブラリの開発ができる。
Windows Forms と Windows Presentation Foundation のコントロール ライブラリの開発はできない。
Visual C# Express [編集]
Visual C# Express は C# 言語 のためのエディションである。
Windows Forms や Windows Presentation Foundation 対応のアプリケーション、WPF ブラウザー アプリケーションとコンソール アプリケーションとクラス ライブラリの開発ができる。Windows Forms と Windows Presentation Foundationのコントロール ライブラリの開発はできない。
追加の XNA のインストールによって Windows と Xbox 360 向けのゲーム開発が可能である。
Visual C++ Express [編集]
Visual C++ Express は C 言語と C++ 言語 のためのエディションである。また、C++ の .NET Framework 対応言語としてマネージ拡張や C++/CLI も対応している。
開発ソリューションは Windows フォーム アプリケーション・クラス ライブラリ・コンソール アプリケーション・メイクファイルのみ提供される。なお、ATL、MFC、リソースエディターは付属しない。
Windows SDK は Visual C++ 2005 Express では同梱されていなかったが、Visual C++ 2008 Express から同梱されている。
2010 までの Visual C++ Express Edition では 64 ビット アプリケーションの開発には同梱されているものとは別の Windows SDK をインストールする必要があったが、2012 では追加のインストールを必要とせず 64 ビット アプリケーションの開発を行える。
Visual Web Developer Express [編集]
Visual Web Developer Express は Visual Basic (.NET) または C# のどちらかのプログラミング言語と ASP.NET で開発する。 ウェブ開発のため Express Edition はリモートへのデータ アクセスが可能である。
Silverlight SDK のインストールにってアプリケーション開発がに対応している。また、Visual Web Developer 2010 Express から Windows Azure のクラウド アプリケーションの開発に対応している。
Visual J# Express [編集]
Visual J# Express は J# 言語のためのエディションである。Express Edition では日本語版は提供されず、Visual J# 2005 Express を最後に提供が終了した。
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ このインストーラーではインストール中に必要なファイルは、インストール中にインターネットを通じて自動でダウンロードされる。
- ^ “Microsoft(R) SQL Server(TM) 2005およびMicrosoft Visual Studio(R) 2005日本語版、2月1日(水)に発売” (プレスリリース), マイクロソフト, (2005年12月15日) 2011年4月2日閲覧。
- ^ “パッケージ版Visual Studio 2005の価格が決定”. ITPro (2005年9月16日). 2011年4月2日閲覧。
- ^ “「Visual Studio 2005 Express Edition」の無償提供期間が1年から無期限へ変更”. Impress Watch (2006年4月20日). 2011年4月2日閲覧。
- ^ “MS、「Visual Studio 2008 Express Edition」の日本語正式版を無償公開”. Impress Watch (2007年12月18日). 2011年4月2日閲覧。
- ^ “マイクロソフト、無償の開発環境“Visual Studio 2010 Express”シリーズを公開”. Impress Watch (2010年4月28日). 2011年4月2日閲覧。
- ^ 「Windows Phone 7.8 向け Windows Phone SDK 更新プログラム」が必要。
外部リンク [編集]
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