INSEAD

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INSEAD

校訓 "The Business School for the World"
創立 1957年
学校種別 私立
学長 Dipak C. Jain
所在地 フランスフォンテンブロー
シンガポールシンガポール
キャンパス
学部
ウェブ
サイト
INSEAD

INSEAD(インシアード、インシアッド、インシアド)は、フランスフォンテンブローおよびシンガポールにキャンパスを持つ世界トップクラスのビジネススクール大学院である。MBA、EMBA (Executive MBA)、Ph.D.のプログラムがある。両キャンパスを合わせ、2010年時点でMBAへ80か国余りから約900名、Ph.D.へ30余国から60名強の学生が在籍する[1]

INSEADのビジネススクールとしての特色としては、1年制MBAプログラムであること、言語国籍多様性があること、キャンパスがヨーロッパアジアという二箇所に別れていること、などがあげられる。また、そのバリュー・ステートメントの中でも言及されているが[2]政府大学企業から独立した機関であることも特徴である。

INSEADのMBAプログラムは、ビジネスウィーク および QS Global 200 Business Schools Reportによって、世界第1位にランクされている。また、フィナンシャル・タイムズは、INSEADを、スタンフォードと並び世界第4位にランクしている。

なお、INSEADは、企業求人データベースに関して、ハーバードケロッグスタンフォードと提携を結んでおり、これら4校の在学生・卒業生はお互いの求人データベースにアクセスができる。[3]

目次

[編集] 校名

INSEADとは、もともと「Institut Européen d'Administration des Affaires (European Institute of Business Administration)」、すなわち「欧州経営大学院」の意であった。しかしながら、アジアへの展開を始めとするグローバル化志向から、「欧州」という特定の地名を含んだ旧称は避けられるようになり、現在では「INSEAD」のみを正式名称として認めるに至っている[4]

[編集] MBA

[編集] プログラム概要

各学期2ヶ月、5学期制の正味10ヶ月プログラムである。入学時期が1月と8月にあり、修了時期はそれぞれ12月と7月である。 INSEADのMBAプログラムでは、1、2、および3学期の一部で必修科目として、経営学の一般科目である会計学金融財務経営戦略論マーケティング論統計学経済学オペレーション組織論IT国際関係論の基礎科目が提供され、3、4、5学期に選択科目としてそれら各分野の発展・応用講座が開かれる。 また入学時において英語ともう1ヶ国語(英語以外の母語でも可)の二言語に精通していること、卒業時までにさらにもう1ヶ国語が基礎レベルに達することが要求される[5]。 授業は全て英語で行われる。

[編集] 入学者選考

INSEADの選考過程は厳しく、入学選考委員会が、出願者の過去の学業成績、言語数学基礎能力(GMAT)、職務・職業履歴、国際経験、リーダーとしての素質等を考慮して出願者の合否を判断する。 出願者は、学士レベル以上の学歴が必要とされ、エッセイ、推薦状、GMAT得点、英語(TOEFL)ともう1ヶ国語の語学能力証明書、過去に在籍した大学大学院の成績表をアプリケーションとして、入学選考委員会に提出する。2010年卒業予定の学生の平均GMAT得点は704点であった。[6]

入学選考委員会によるアプリケーションの一時審査を通過すると、世界中に散らばる卒業生による個人面接が2回行われ、その結果および一時審査の評価を総合し、委員会が合否を決定する。入学者選考の際にキャンパスを訪れる必要はない。

[編集] 国際性

INSEADの特色の1つがその国際性である。学校側が公式にも、「我々はフランスの学校でも、シンガポールの学校でもない。グローバル・スクールである」[7]と述べており、学生の出身国は70カ国以上におよぶ。ただし全学生が多言語話者であり多数が国境文化を越えたバックグラウンドを持つため、単一出身国が定義しづらく、出身国の特定自体にあまり意味がない場合も多い。教授陣は30カ国あまりから140名強がフルタイムとして在籍している。また学校の特徴が現れている文化現象であるが、学内においては、民族的なマジョリティマイノリティ、国内学生・留学生といった概念がない。全員がマイノリティおよび留学生であるともいえる。2007年卒業予定のMBAプログラム学生の第一言語は、英語17%、フランス語13%、ヒンディー語8%、スペイン語6%、中国語(普通話)5%、ポルトガル語5%、ドイツ語5%、その他41%である。[8]

[編集] キャンパス

INSEADのキャンパスはフランスフォンテンブローおよびシンガポールにある。公式には、国名を避け「ヨーロッパ・キャンパス」、「アジア・キャンパス」と呼ばれる。本校・分校の区別はなく、両者がメインキャンパスである。またそれら2つ合わせて1つのスクールであり、入学審査もキャンパスとは無関係に行われるため、難易度は全く同じである。学生は、入学時に最初の2学期を過ごす校舎をどちらか希望選択し、3学期から5学期まではまたそれぞれ学期ごとに希望するキャンパスに移ることができる。2006年は7割以上の学生が1年の間に両キャンパスに在籍した[9]。また多くの教授陣も1年を通して両校舎を行き来する。キャンパス間で必修科目に差はないが、選択科目において多少の差があるため、学生は、授業・教授陣も考慮に入れて3-5学期の希望キャンパスを決める。 またペンシルベニア大学 ウォートン・スクールおよび、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院と提携しており、各校間での交換学生も在籍する[10]。学生によっては1年の間に3つのキャンパスを移動する者もいる。

[編集] 卒業後

2010年卒業生(885名)の主な進路は、マッキンゼー・アンド・カンパニー127名、ボストン・コンサルティング・グループ60名、ベイン・アンド・カンパニー48名、ブーズ・アレン・ハミルトン40名、ローランド・ベルガー15名、A.T. カーニー14名、グーグル13名、ジョンソン・エンド・ジョンソン10名、スタンダードチャータード銀行9名、アクセンチュア8名、LVMH8名、グルーポン8名、バークレイズ・グループ8名、イーライリリー7名、ロレアル7名、サムスン7名、ゴールドマンサックス6名、HSBC6名、UBS6名、モルガンスタンレー5名、クレディ・スイス5名であった。[11]

[編集] 主な日本人卒業生

       現金沢工業大学大学院知的創造システム専攻ビジネスアーキテクチャーコース教授

[編集] 著名な教授

[編集] 略史

INSEADの歴史は"INSEAD: From Intuition to Institution" Jean-Louis Barsoux著に詳しい

  • 1957年 - ローマ条約に基づき創設
  • 1961年 - 校友組織が発足
  • 1969年 - フォンテンブローキャンパスを開設
  • 1974年 - アジア・ビジネス・プログラムを開始
  • 1989年 - 博士課程を開設
  • 2000年 - シンガポールでMBAプログラムを開設、26ヶ国から53人が入学
  • 2001年 - ペンシルベニア大学ウォートン・スクールとの提携成立
  • 2003年 - EMBAプログラムを開始

INSEADの歴代学長

(出展: INSEAD From Intuition to Institution JL Barsoux 2000)

[編集] 関係者

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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