HM7B

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
SNECMA HM7B rocket engine.jpg
SNECMA HM7B ロケットエンジン
概要
用途: アリアン2
アリアン3
アリアン4
アリアン5の上段
種類: ガス発生器サイクル
推進剤: 液体水素/液体酸素
開発年: 2002年
大きさ
全高 1,8 m
直径 1 m
乾燥重量 165 kg
推力重量比
性能
海面高度での比推力
真空中での比推力 444.2秒
海面高度での推力
真空中での推力 62.7 kN
燃焼室圧力 3.5 MPa
設計者
製造会社: スネクマ
設計チーム: スネクマ


HM7BESAアリアンVロケットの上段であるアリアン 5 ECAESC-Aに搭載されている欧州宇宙機関初の液体水素液体酸素推進剤とするガス発生器サイクルロケットエンジンである。

歴史[編集]

HM7エンジンは1979年アリアン1の3段目に搭載されたHM4を元に開発された。比推力を高めたHM7Bはアリアン2アリアン3アリアン4の3段目に搭載された。2002年、最初のECA版がアリアン5で初めて使用されたが1段目から分離する前に打ち上げは失敗した。2005年、HM7Bは初めてアリアン5の上段として作動した。低温エンジンへの切り替えは応答性が良く、アリアン5 ECAは従来のアリアン5Gより積載量が増えた。HM7、HM7Bエンジンファミリーはアリアン1~4での使用で5回失敗している。現時点ではフライトV70はHM7Bの最後の失敗である。[1]

概要[編集]

HM7Bはガス発生器サイクルの液体水素と液体酸素を推進剤とするロケットエンジンである。再着火機能を持たない。アリアン5では連続950秒作動する。(アリアン4では780秒である。)推力は62.7kNで比推力は444.2秒である。燃焼圧力は3.5MPaである。

参考[編集]

類似のエンジン[編集]

出典[編集]

  1. ^ Die Oberstufen H-8, H-10 und ESC-A” (German). Bernd Leitenbergers Web Site. 2007年2月17日閲覧。

リンク[編集]