ターボジェットエンジン

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(軸流式)ターボジェットエンジンの構造

ターボジェットエンジン(Turbojet engine)はジェットエンジンの一種。ターボファンエンジンターボプロップエンジンに対し、レトロニムとしてピュアジェットエンジンとも言われる。

概要[編集]

吸入空気をコンプレッサーで圧縮し、燃焼室に導き燃料と混合して点火、その爆発によって生じた排気流をそのまま推進力として用い、その推進力の一部をコンプレッサーの駆動へと還元する。最も基本的なジェットエンジンの形式である。パルスジェットモータージェットとともに、最初期に開発されたジェットエンジンのひとつである。パルスジェットはコンプレッサーを用いない自然圧縮のため出力が低く、モータージェットはコンプレッサーを外部動力で駆動するため効率が悪く、ターボジェットが最初期のジェットエンジンとしては最も能力に優れ、その後も発展していった。

しかしながらターボジェットには、排気流の速度が高過ぎるという欠点があった。ジェットエンジンの排気流は、機体速度よりも若干速い程度においてもっとも効率が高いため、機体速度が音速以下ではターボジェットの効率は非常に悪くなる。そのため亜音速機においてはターボファンエンジンターボプロップエンジンが主流となった。

歴史[編集]

1930年代から開発が進められ、1939年にはハインケル HeS 3エンジンがHe178に搭載がなされている。ターボファンエンジンが開発されていない1950年代までは、旅客機戦闘機などに広く用いられた。

1950年代よりターボプロップエンジンが開発されるが、低速機はターボプロップ、高速機はターボジェットという棲み分けがなされた。

1960年代にターボファンエンジンが開発されると、亜音速機より順次ターボファンへと移行していった。しかしながら超音速飛行にはターボファンよりターボジェットが向いていることもあり、超音速機においては70年代までターボジェットとターボファンが平行して使用された。例えば超音速旅客機のコンコルドにはターボジェットエンジン(アフターバーナー付のロールス・ロイス オリンパスエンジン)が採用された。ソ連では技術開発の遅れにより、ターボファンエンジンの実用化が1970年代以降までずれ込み、西側よりもターボジェットエンジンの使用期間が長かった。

主なターボジェットエンジン[編集]

ドイツ
日本
アメリカ
イギリス
ソ連

外部リンク[編集]