鬼頭理三

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きとう みちぞう

鬼頭 理三
生誕 (1963-11-18) 1963年11月18日(60歳)
日本の旗 日本愛知県名古屋市昭和区
出身校 横浜国立大学経済学部経済学科卒業
職業 テレビドラマ演出家
映画監督
活動期間 1986年 - 現在
雇用者 フリー
影響を受けたもの 堤幸彦細山智明
公式サイト 鬼頭理三 (michizo.kito) - Facebook
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鬼頭 理三(きとう みちぞう、1963年11月8日 - )は、日本テレビドラマ演出家映画監督。フリー。愛知県名古屋市昭和区出身。横浜国立大学経済学部経済学科卒業。

経歴[編集]

愛知県名古屋市昭和区生まれ。名古屋市立八事小学校名古屋大学教育学部附属中学校名古屋大学教育学部附属高等学校横浜国立大学経済学部経済学科を卒業。

大学卒業後、阪本順治松岡錠司北野武滝田洋二郎堤幸彦、細山智明等の助監督として現場経験を積む。

1998年平成10年)『少年サスペンス』で監督デビュー。2006年(平成18年)『霧薔薇』(SN プロデュース)で舞台を初演出。2008年(平成20年)3月ユニット『ソ・ノ・ラ・マ』を立ち上げ、旗揚げ公演を成功させた。また、2009年(平成21年)にはユニット『FRAMEPLOTS』を立ち上げ、タイニイアリスで公演した。

現在は映画、ドラマのみならず、メイキング、携帯用ムービー、舞台収録等幅広く演出する。時間のあるときは自主制作でショートフィルム製作も行っている。

人物[編集]

名前の由来は両親が『東大の理三に入学できるような子になるように』という願いを込めて名づけられた(実際は横浜国大経済学部卒)。『トリック』に出てくるエリート刑事・菊池愛介(演 - 姜暢雄)が東京大学卒業(学部は理科三類)という設定は鬼頭から来ていると言われている[1]

制作エピソード[編集]

人気ドラマ『トリック』の第3シリーズ(2003年)に登場する森本レオ演じる部下役の名前が“鬼頭理三”(演 - 矢島健一)だった[1]

『トリック2』エピソード4『御告者』の演出を手がけた『オフィスクレッシェンド』とよく仕事をしている演出家・鬼頭理三の名前を頂いた物で、矢島氏が演じる鬼頭理三というキャラクターは鬼頭が演出を手がけた『堤幸彦・演出研究序説』という作品にも登場しており、番組公式HPには”同一人物説”を匂わす記述があった[1]

監督・演出[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

テレビバラエティー[編集]

舞台[編集]

  • SN プロデュース『霧薔薇』(シアターグリーン BOXinBOX)
  • +izm vol.2『EDGE SUMMER』(目黒食堂)
  • 劇団たいしゅう小説家『人生最良みたいな~!日?』(池袋芸術劇場)
  • 劇団コラソン『旗揚げ公演』(新宿 FACE)
  • ユニット<ソ・ノ・ラ・マ>『クーロンの法則』(中目黒ウッディシアター)
  • ユニット<FRAMEPLOTS>『4の話』(タイニイアリス)

自主制作[編集]

  • 『THE END』
  • 『ENDLESS』
  • 『The Last Instant』
  • 『TERMINATE』
  • 『MARIKO』
  • 『Accidental Reunion』
  • 『Live Until Die』

その他[編集]

  • 『マジカル名古屋ツアー』(名古屋市観光ビデオ)
  • 『秋元康のラブ・ストーリーズ』(携帯用ムービー)
  • 『美味学院』(舞台収録)

助監督[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

脚本[編集]

プロデュース[編集]

  • 『伴走者』(BS-TBS麻生学監督) - アシスタントプロデューサー
  • 『truth~姦しき弔いの果て』(堤幸彦監督) - プロデューサー[2]

脚注[編集]

注釈[編集]

  • 映画・プロデュサーは「鬼頭理三 : 関連作品(映画)」情報サイトから参照
  • テレビは「テレビドラマ人名録「鬼頭 理三」」情報サイトから参照

出典[編集]

関連[編集]

外部リンク[編集]