裁きは終りぬ

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裁きは終りぬ
Justice est faite
監督 アンドレ・カイヤット
脚本 アンドレ・カイヤット
シャルル・スパーク英語版
製作 ロベール・ドルフマン英語版
音楽 レイモン・ルグラン
撮影 ジャン・ブールゴワン
編集 クリスチャン・ゴーダン
製作会社 フランスの旗 Silver-Films
配給 フランスの旗 Les Films Corona
日本の旗 東映社, 東和
公開
上映時間 106分
製作国 フランスの旗 フランス
言語 フランス語
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裁きは終りぬ』(さばきはおわりぬ、Justice est faite)は、アンドレ・カイヤット監督による1950年フランスドラマ映画である。恋人を安楽死させた女性の裁判に取り組む陪審員たちが描かれる。ヴェネツィア国際映画祭では金獅子賞を獲得した。

公開[編集]

1950年9月、ヴェネツィア国際映画祭で上映され、金獅子賞を受賞した。同年9月20日、フランスで公開された。

同年10月18日から28日にかけて第1回「フランス映画祭」がユニフランス・フィルムの主催により、東京都の第一生命ホールと新丸ビル・ホール、大阪市の大阪ガスホールと朝日会館、京都市の公楽会館で開催された。『夜ごとの美女』『浮気なカロリーヌ』『嘆きのテレーズ』『裁きは終りぬ』『恐怖の報酬』『失われた想い出』『陽気なドン・カミロ』『肉体の悪魔』『輪舞』の計9本の長編と、短編2本が上映された。本作品は10月21日に上映された。アンドレ・カイヤットジェラール・フィリップシモーヌ・シモンが映画祭に参加するため来日した[2]

1954年8月23日、日本で一般公開された[1]

キャスト[編集]

受賞とノミネート[編集]

映画祭・賞 部門 候補者 結果
ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞 アンドレ・カイヤット 受賞
ベルリン国際映画祭[3] 金熊(犯罪・アドベンチャー) アンドレ・カイヤット 受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞[4] 外国映画賞 『裁きは終りぬ』 受賞

参考文献[編集]

  1. ^ a b Justice est faite - IMDb(英語)
  2. ^ a b 『スタア』1954年1月号。
  3. ^ 1st Berlin International Film Festival: Prize Winners”. berlinale.de. 2009年12月20日閲覧。
  4. ^ 1953 Awards”. ニューヨーク映画批評家協会. 2013年8月22日閲覧。

外部リンク[編集]