忍者じゃじゃ丸くん

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忍者じゃじゃ丸くん
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 ジャレコ
発売元 ジャレコ
人数 1〜2人
メディア 256キロビットロムカセット[1]
発売日 1985年11月15日
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
ESRB:E(Everyone)
売上本数 日本の旗100万本[2]
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忍者じゃじゃ丸くん』(にんじゃ じゃじゃまるくん)は、ジャレコより1985年11月15日に発売されたファミリーコンピュータアクションゲーム

なお、本項ではシリーズ作品や移植版についても併せて記載する。

概要[編集]

本作は、UPLから発売された『忍者くん 魔城の冒険』(以下、前作) のスピンオフ作品にあたり、忍者くんの弟・じゃじゃ丸くんが手裏剣などで敵を倒していくアクションゲームである。

基本的なゲームシステムを踏襲しつつ、新規アクション、アイテム取得によるパワーアップ、忍法で呼び出す巨大カエル・ガマパックンによる無敵攻撃など、新要素が追加されている。全21シーン(ステージ)で構成されている。

以後、独立したシリーズとなり様々な続編作品も発売された。また移植版も発売され、バーチャルコンソールとして2006年12月26日にはWii2012年10月31日にはニンテンドー3DS2013年6月19日にはWii Uからそれぞれ配信されている。

ゲームストーリー[編集]

裏切り者のなまず太夫にさくら姫がさらわれた!兄の忍者くんは修行の最中のため、弟のじゃじゃ丸が彼女を救出すべく一人立ちあがる。果たしてじゃじゃ丸は妖怪軍団を倒し、さくら姫を救うことができるだろうか…!?

ゲームシステム[編集]

ステージ内にいる8体の敵をすべて倒せばクリアとなる。前作同様、単発の手裏剣とジャンプによる体当たりで敵を気絶させる攻撃方法となっている。

ステージは横スクロール方式で、全長にわたって4階構造になっている。各階層の床には色違いの天井ブロックが配置されてあり、これはジャンプによる頭突きで破壊が可能で、その中に透明薬やトロッコなどの攻撃アイテム、スコアが獲得できる小判、触れるとミスとなる爆弾が隠されている。なお、前作と異なり、床はすり抜けることができず、階層の移動はブロックを破壊した穴からしか行うことができない。そのため本作では十字キーを入れずにジャンプすることで垂直ジャンプもできるようになっている。一定条件を満たせば最強の忍法・ガマパックンが登場。無敵状態となり、ガマパックンに乗ってステージ内の敵すべてを金縛りにして食べてしまうことができる。

また、さくら姫が落とす桜の花びらを3枚集めるとボーナスステージに行ける。ここでは、階層は無くステージ上にいるなまず太夫を制限時間内に手裏剣で倒すと、さくら姫を救出することができる。

アイテム[編集]

トロッコ
一定時間トロッコに乗り込み、敵を触れただけで倒せるようになる。
薬ビン
瓶に入っている薬。一定時間じゃじゃ丸くんが透明になり無敵状態となる。ただし体当たりで敵を気絶させることも出来なくなる。
手裏剣
赤い手裏剣。手裏剣の射程距離が伸び、画面の半分ほどの距離を飛ぶようになる。
赤玉
赤い玉。一定時間じゃじゃ丸くんの移動速度が速くなる。
小丸くん
小さな忍者の人形のようなアイテム。じゃじゃ丸くんが1UPする。
金コバン
金色の小判。取ると1000点の得点ボーナスが加算される。
銀コバン
銀色の小判。取ると500点の得点ボーナスが加算される。
爆弾
罠アイテム。取ると爆発してミスになる。
さくらの花びら
一定時間に達すると画面上部にいるさくら姫が落とす。取ると1000点の得点ボーナスが加算され、3枚集めるとステージクリア後にボーナスステージに突入する。
タマシイ
敵を倒すと出現する霊魂。取ると100から600点の得点ボーナスが加算され、ステージ終了後に取得したタマシイの数だけボーナスが加算される。

キャラクター[編集]

味方キャラクター[編集]

じゃじゃ丸くん
主人公。前作の主人公である忍者くんの弟。グラフィックでは確認できないが、忍者くんと違い顔にほくろがある。以後のシリーズから忍者くんの弟という設定は無くなる。
さくら姫
なまず太夫に捕らわれた姫。ゲーム中にボーナスステージに行くのに必要なアイテムを落とす、また、ファミコン版では7面でさくら姫の下でジャンプすると、25万7000点という大ボーナスがもらえる。

敵キャラクター[編集]

炎やなまず太夫を除くキャラクターを倒すと、倒した場所からタマシイが出現する。また、倒した後で落下する敵キャラクターを手裏剣で討つと、1000点の得点ボーナスが加算される。

おゆき
氷剣を撃ってくる雪女。最初に登場する敵。
クロベエ
型手裏剣を撃ってくるカラス天狗。武器の発射間隔がおゆきより短い。
カラカッサ
下駄を撃ってくる唐傘お化け。頻繁に跳ね回りじゃじゃ丸を気絶させようとする。
ヘドボン
を撃ってくる黒装束を着た骸骨。武器スピードが速い。
ピン坊
目玉を撃ってくる一つ目小僧。気絶させないと倒せない。
カクタン
壁を撃ってくる塗壁。ピン坊と同じく、気絶させないと倒せない。
皿女
皿を頭に被った女幽霊。武器は皿。AC版とWindowsPC版でおゆきの代わりに登場する。
百目
黄緑色をした妖怪。AC版とWindowsPCでピン坊の代わりに登場する。
同じ段に長時間いるかタイマーが0になると出現する。倒せないうえしつこく追いかけてくる。やり過ごしても何度でも出現する。
なまず太夫
妖怪軍団の親玉。通常ステージではさくら姫とともに画面上部にいる。タイマーが少なくなると爆弾を落として邪魔してくるが、倒すことはできない。ボーナスステージではじゃじゃ丸がいる地面に向かって火の玉を降らせてくるが、このときは手裏剣で倒すことができる。ステージを追う毎に最大4人まで人数が増える。

シリーズ & 移植作[編集]

※発売企業が記載されていない場合は全てジャレコ発売。

CD[編集]

  • ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.2
2004年3月24日、サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCDアルバム内の一作品として収録されている。
  • Rom Cassette Disc In JALECO Remix
2011年4月27日、クラリスディスクより発売されたCDアルバム内に収録。かつてジャレコが発売したファミコンタイトルのサウンドに、アレンジを施しオリジナルの歌詞をつけたヴォーカルなどリミックス版として製作。

その他[編集]

  • じゃじゃ丸ポップコーン
株式会社ココロの「カントリーおじさんのポンポンコーン」のバリエーションとして、全国のアミューズメント施設などへの設置されていたポップコーン自販機。じゃじゃ丸を模して型取った筐体だが、カラーは青でゲームとは異なるものだった。デモの音声で「じゃじゃ丸ポップコーンだよ!」と喋るのが特徴で、カントリーおじさんのポンポンコーンと同様の英語の音声と交互に流れていた。

ミュージカル[編集]

ミュージカル 忍者じゃじゃ丸くんは、レトロゲームシアターの制作で、2013年6月22日から30日まで、新宿シアターブラッツにて上演された。脚本・演出は吉谷光太郎。

キャスト

  • じゃじゃ丸くん - 服部翼
  • さくら姫 - 重本未紗(アイドルカレッジ
  • ヘドボン - 寿里
  • カラカッサ - 汐崎アイル
  • クロベエ - 渡部紘士
  • カクタン - 新田健太
  • ピン坊 - 風太
  • おゆき - 日野ありす
  • かげ丸 - 山本哲平
  • ちび丸 - 井田洋人
  • なまず太夫 - 藤重政孝
  • なまず太夫太夫 - 山科香絵
  • じじ丸 - 石坂勇
  • アンサンブル
    • 池田謙信
    • 十夢
    • 高島大輝
    • 石田大樹
    • 浦田のどか
    • 稲田佳純
    • 中野みほ
    • 下村彩

脚注[編集]

  1. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 54頁。
  2. ^ 『忍者じゃじゃ丸くんさくら姫と火竜のひみつ』がニンテンドー3DSで登場! 9年ぶりの『忍者じゃじゃ丸くん』完全新作 - ファミ通.com” (日本語). エンターブレイン (2013年2月1日). 2013年2月1日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]